
皆さんは
『ビーチアニマル』って芸術作品を知ってますか?
そのビーチアニマルを作ったテオ・ヤンセン氏の作品展が大分市美術館で開催されてました。
(これが今回の大分旅行の”目的2!”なんです)
どこにでもあるパイプ等で作られた
”骨組みだけ?”みたいな外観。
そして、風を受ける”帆”だけで構成されたシンプルな作品、それが『ビーチアニマル』です。
佇んでいるだけでは、なんか不思議なアートがあるなぁ・・・と思うだけの作品ですが
風が吹くと様相が一変します。
生物を思わせる動作で、ワシワシと歩き始めるビーチアニマル。
風の力を溜め込んで自走するビーチアニマル!
更に”障害物や水を感知して避ける”なんて動作もしちゃうビーチアニマル!!
文章だけでは動きが全く伝わりませんね(^^;)
・・・って事で、説明用に動画を撮りました(笑)
説明する人が前方にある”触覚”に触ったり、横にある水センサー(ゴム管)に水を付けたりすることで方向転換する様子が分かりますか?
この動作を
超アナログな仕組みだけで創り上げてるこの凄さ。
その挙動のひとつ・ひとつが圧巻です。
※その他動画は下記リンク先参照
ビーチアニマル 全景
帆の展開動作
帆の稼働
ポンプの動作
目的を果たす為に必要最低限の部品で組み上げられた物は時として一種の
”凄み”を感じたりしますが、ビーチアニマルには更に芸術性も加わっていて、
”圧倒的な存在感”を放ってました!
生物の進化になぞらえて、作品が進化する過程を”ジュラ期”とか”白亜紀”のノリで表現してたり、動かなくなったビーチアニマルは
”化石になった”なんて表現を使ってたり・・・
その辺の”設定”の与え方も含めて、芸術なんでしょうね。
僕は好きです、このノリ(^^)
テオ・ヤンセン展は大分市美術館で2011年9月末まで開催予定。
国内では東京に続いて2回目、かつ 今後九州で再び見れる機会は殆ど無いと言われてるこの展覧会。
チャンスがある方は是非 足を運んで見て下さい!
一見の価値はありますよ・・・。
ウチのフォレスターも、洗車&ワックスし続けて徹底的にピカピカすれば、一種の芸術作品にならないかな?(笑)
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Posted at
2011/09/12 21:24:07