ロードバイクのハンドルには、
バーテープを巻きます。
巻かずに剥き身で使ってたりする人もたまに居ますが
それはハンドルの位置を調整中の人か
玄人志向のコダワリ派の人か
人と違ったことが好きな天邪鬼な人かの少数派です。
って事でバーテープ、
個性を出すにはピッタリのアイテムだったりします。
バーテープを見たら、乗り手の性格が分かるかもね?
ハンドルのグリップ重視⇒性能、機能性重視のマジメ系?
耐久性重視⇒節約派?
派手なバーテープ⇒オシャレ重視のコダワリ派?
・・・等々
ちなみにonimasaは
白や黒 等の地味目バーテープばかりを使用する保守派に属しますが
何となくブランドに対するこだわりは有る様で
そのブランド名が薄っすら印字されてる物を好む傾向にある様です(客観的)
で、現在onimasaが使用してるバーテープは
『フィジーク』というメーカーのモノですが
ここのメーカーのバーテープが素人には分かりにくい困ったラインナップなんです。
まずは“厚み”ごとに3種類。
2mm:スーパーライト
2.5mm:エンデュランス
3mm:パフォーマンス
厚みに関しする個人的主観では
薄い方が『スマートでカッケ―!』けど、
振動がモロに伝わるのでロングライドに不向き。
厚い方が『見ためはスマートさに欠けるけどコンフォート』。
クルマのサスと同じように
『ローダウン=カッケ―!けど乗り心地が~』
・・・みたいな感じで選ぶと良いのかな?
そして、表面素材で3種類。
タッキー:グリップ重視のゴムっぽい素材。ペタペタして汚れやすい。
ソフトタッチ:スエード調。クルマで言うとアルカンターラ的な?
クラシック:いわゆる“革”。スベスベ系。耐久性良さそう。
上記の“厚み×素材”の組合せにより
標準ラインナップだけでも9パターンあるワケですが
『使用用途と好みに合わせて、厚みと素材を選んでね』
・・・というメーカーの思惑でしょうか。
薄めなハイグリップだったら
“スーパーライトのタッキー”みたいな名称になり、
厚めのスエード調なら
“パフォーマンスのソフトタッチ”って感じの名称になるワケです。
文字だけ見ても、完全に意味不明でピンとこないし
組合せも多くて分かりづらいw
だいたい“タッキー”てなんですか?
ジャニーズ事務所のアイドルですか?
以上がフィジークのバーテープに関する前置き説明ですが
重要事項なので、次のテストに出すぞ?
みんなマーキングするように!(塾の先生調)
で、先日 愛車CAAD10のバーテープを交換した際は
“スーパーライト・クラシックスプリット”を導入してみました。
『え?何それ?組合せの名前に挙がってないんだけど?
更に新しい名前がでてくるの?!』
そんなツッコミが聞こえますw
クラシックスプリット
⇒タッキーとクラシック、2種類の素材を組み合わせたバーテープです。
つまり
“タッキー&クラシック”。
ますますジャニーズアイドルの新ユニットっぽくなりましたが
コレをハンドルに巻くと、
ハンドル上部は革調の“クラシック”になり、ベタつかずシットリな握り心地。

ヒルクライムで良く握る場所なので、汗をかいててもサラッと快適?!
そしてブラケット部分から下ハンドル部分にかけては “タッキー”になり

基本ポジションであるブラケット部周辺を握って平地巡航してる時や
下ハン握ってやる気満々で加速する時は、
滑りにくくてハイグリップな素材なので、思う存分ヒャッハーできるワケです。
見た目と機能の両方を兼ね備えたハイブリッドなバーテープ!!
それがクラシックスプリットだー!!
・・・と、メリットばかり感じるような表現で書いてみたものの
実際の運用においては、2種類の素材の汚れ方が違うので
汚れのコントラストが生じるという残念仕様。
特にタッキー部分が汚れやすく、使用開始1週間で真っ黒。
自転車に興味が無い奥さんですら
『あれ?ハンドルのヤツ、この間替えたばかりだよね???』と気が付くレベル。
さらにonimasaは、
二輪時代から転倒時の怪我軽減の為、
フルフィンガーの手袋着用を常用してるので
バーテープの素材に何を使おうが、握り心地のメリットを得る事ができず
むしろ、デメリットばかりが先行するという残念アイテムでしたw
あ~、こんなことならスーパーライト・クラシックにしとけばよかった!
と後悔気味ですが、まぁこのまま半年くらい使ってみましょうかね。
洗車用のシャンプーやケミカルで汚れが落ちないか実験するのも面白そうだしw
ちなみに汚れが目立たない黒系バーテープなら
クラシックスプリットも有りかな~と思ったりします。
今後、フィジークのバーテープを購入される方が居れば御参考に。
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Posted at
2017/08/23 20:53:39