赤いファミリアの件⇒現オーナーさんに大事にされてる事を祈る！

人生を船旅に例えると

旅の終盤に嵐に襲われ、
そのまま沈没して幕を閉じたかのような
兄貴様の壮絶人生でしたが


その終盤の心の拠り所になってた愛車ファミリアは
長期入院中はonimasa管理の元、ボディだけはキレイに維持され
兄貴様 没後は親父様の元へ実家保管。

で、親父様に『ファミリア使わせて』と言って借りてった親戚は
目先の現金欲しさに“何の相談も無く勝手に売る”という暴挙に出た後
そのまま音信不通となるドラマティックな（？）展開により
哀れ、ファミリアは行方不明に・・・



て事を先日チラッと書きました。




で、その回のコメント欄にて
Koji GSⅡさんから某中古車屋さんで売られてたとの情報を頂きました！



ネット上の車両情報を見るとすでに売約済み。
写真も1枚しか載ってない状況で詳細は全く分かりませんが、

走行距離は16万kmって書いてあるし

↓実際は6万km（そんなに少ないワケないと思われた？ｗ）

ウチにある時には無かったキャリア付いてるし
シートも変わってる？っぽいし


CDじゃなくてカセットだし





『コレはきっと兄貴様のファミリアじゃないでしょ～』
・・・と思いたい自分と

ウチの手を離れた後、仕様が変わっただけで
『コレはあのファミリアかも？』
・・・と思う自分が心の中でせめぎ合いｗ



“故人とともに消えた”
とした方が都合がよかったんでしょうか・・・。

存在を教えて頂いたあとから心がモヤモヤ・ザワザワしてしまい
何とも言えない気分になってます。




そしてふと思い出すワケですね。




兄貴様は狂ったように四六時中 洗車してたな～。
とか

他人にボディが触られるのを極端に嫌い
ドアを開ける時も触らせてもらえなかった～。
とか

乗り込むときに、サイドシルに
靴が当たって傷が入らない様に監視されてたな～。
とか

小学校時代のonimasa少年がドアに傷付けて、
激昂した兄貴様に町内追い回されて友達宅に逃げ込んだな～。
とか

幼少自体のonimasa少年が一緒にドライブ行った時
助手席でゲロ吐いたな～。
とかｗ



色んな記憶が蘇ります。
ネガティブな記憶の割合が高く見えるのは、きっと気のせいですよ？



本人が亡くなった日から今日にかけて
そんな事ぜんぜん無かったのにね！
（ソレはソレで問題が有りますがｗ）

 
ちなみにゲロ吐いた時は
子供ながらに“死”を覚悟しましたが
兄貴様本人的には怒りよりも悲しみの方が勝ったんでしょうね～。

意外と怒られませんでしたｗ





生涯独身だったし
クルマ馬鹿、洗車変態な兄貴様だったので
まぁハタから見たら“ド変人”だったと思われますが
こうして誰かに思い出されて貰えるだけでもありがたく思ってくれとｗ

そして現在、
そんなド変人な兄貴様の自転車に乗って阿蘇サイクリングに出掛けたり


気が狂ったように日々洗車に明け暮れてるonimasaは
似たもの兄弟なんだなと再認識した次第ですが



ファミリアの今のオーナーの方はどんな人なんでしょうか？
大事にしてくれてるといいな。

とりあえず、先日発掘されたステッカー類は手元にあるので

偶然 現オーナーに会えるなんて事があったら手渡したいもんです。