'90年代に松本、地下鉄サリン事件や、坂本弁護士一家殺人事件、公証人役場事務長殺害事件、VXガス事件など、多数の凶悪事件で世間を騒がせた新興宗教団体、オウム真理教の元教祖、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の刑が執行された。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180706-00000063-ann-soci
松本サリン事件、地下鉄サリン事件の時、ぼくは中学生だった。ぼくの父は学生時代を松本で過ごした経験があり、現場の近くにかつての知人の家などがあったので心配していた。(幸い無事だった)
地下鉄サリン事件の時は春休みの時だったと思う。当時東京どころか日本中がパニックになっていたのを覚えている。
アメリカで同時多発テロが発生するまでは、世界史上最悪のテロだと言われていた。そんな事件が日本で発生したことが信じられなかった。
一人の男が自らが神になろうとした物凄い野望だった。なぜそんな人間が現れたのか、そしてここまでの大事に至るまでになったのか。
今回教団幹部も数人の死刑も執行されたが、当時教団でサリンの開発に当たった信者達は、皆わが国でもトップクラスの優秀な科学者であった。そんな人達が、なぜ麻原に引かれ、入信してしまったのか。そしてこんな凶悪極まる犯罪を犯してしまったのか。
教団はアレフなどのいくつかの団になって今もなお現存している。未だ麻原を崇拝している一派もあるらしい。そして事件当時はまだ幼少で、当時をよく知らない世代がもう成人になってきている。そんな若い人達が、また入信している現状があるそうだ。
人間の信仰心は、度を過ぎると恐ろしい事になりかねない。今後同様な悲劇を繰り返さない対策は、どうしたら良いのだろうか。
宗教とは別だが、ここ数年若者による凶悪な犯罪も増えている。(障害者保護施設での大量殺害事件、座間市の連続殺人、死体損壊事件 東海道新幹線の無差別殺傷事件、金沢での交番、学校襲撃、殺人事件等)若い人達を強行に走らせるきっかけは、一体何か。
本当に若者達には、自分の人生を大事にしてもらいたい。色々辛い事、大変な事はあるだろうが、それで自棄になって強行に走ったら全ておしまいだ。誰にも何のプラスにもならない。
大変な事も乗り越えて、自分の人生を全うな物にしてほしい。
今回の死刑執行で、何かまた新たな事が起こるだろうか。もう2度と、同様な惨劇が起こらないことを願いたい。
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Posted at
2018/07/10 05:11:44