
この度,念願の 三菱農機 ドリームロータリー が納品となりました!
三菱 トラクター GO MT265 を購入した時点から,ずっと欲しかった ロータリー なのです。
ロータリー と言っても,物は色々ありますが… 逆転・深耕・播種床用 etc…
ドリームロータリー はそんな中でも三菱農機にしか無い機能を持っています。
それは… サブソイラー を内蔵しているのです!
今回の モデル は MDR316 なので,幅 1600 mm で 3 本の サブソイラー が付いていますが,もう一つ上の 1700 mm ならば サブソイラー が 5 本になります。
(構造上,センター 以外は位置を変えられるので,追加は可能と思われます)
その上,この モデル は回動 フラップ 付きですし,サブソイラー を外し,フラップ を フロント に スライド させる事で普通の ロータリー となり,代掻きも可能となるようです。
サブソイラー の高さも結構変更可能なので,耕深の度合いもある程度自由が効くようになっています。
爪は,三菱農機 の LL 爪が付いていました。
フラップ の後部が外れるようになっていまして,深耕で土が逃げにくい場合は外すようになっているそうです。
今回は,家の GO MT265 に取り付けたのですが,スーパーヒッチ 自体は合うものの ドリームロータリ 側耕深 センサ の コネクタ が車体側 ハーネス と形状が違ったので,即席で コネクタ を変更。
これは購入前に言われていまして,センサ と ハーネス を本社に送れば加工してくれると言われていたのですが結構時間がかかる事と,自分で十分できる レベル の話でしたので元付いていた センサ の コネクタ を切り取り ロータリ 側の ハーネス に取り付けました。

後は,三菱農機 さんの方が センサ の位置調整をしてくださり,少し時間がかかったものの無事に全て機能するようになりました。
(MT265 は車体側に耕深用 ポテンション メータ が有り,ドリームロータリ は ロータリ 側に耕深用の センサ が付いています)
無事に装着完了し,とりあえず乾いている部分の畑で早速実演してみました。
結果,最高の仕上がりです。
シバウラ の 1500 mm 42 本爪 ロータリ 以上に綺麗に仕上がります。
メイン は プラソイラ 付きにありますが,ロータリ としての完成度が非常に高いと思われます。
枕も一回で綺麗に平らにしてしまいました。
家の圃場は,ほぼ全ての箇所が重粘土質なので,砂のような播種床はまず無理なのですが,低速でもかなり細かく綺麗に鋤いてくれます。

しかし,この ロータリ は関西圏では 20 台有るかどうか… と言う レベル で,和歌山には実演機か何かが 1 台有ると昔聞いたことが有るだけと言うことでした。
実際,今回お世話になった 西日本三菱農機 さんの方でも,発表当時に見たのと,動いているのは 1 回実演会で見た程度で,他は展示で見ただけだそうです。 (本社で仕事されていた経験の有る方です。)
それも,1500 mm までしか見た事が無いそうで,1600 mm は今回が初めてとの事。
西日本ではほぼ出ていないそうで,主に関東の一部で使われているようです。
その割には,トラクタ の サイズ 等に合わせて 100 ・ 200 ・ 300 シリーズ が存在しています。
(何が違うかは知りません)
今回は偶然にも在庫が全て有ったそうで,即納となりましたが,普段は 3 週間待ちになるとの事。
あまり普及しない原因は,恐らく価格にあるのでしょう… 1600 mm で 60 万円強と,普通の ロータリ の約 2 倍との事ですが,造りから言うと仕方ないと思います。
実際,使ってみるとかなり良いです。
残念なのは,三菱農機の HP には出ていないので,個人の農機具店さんの説明等を調べるしか知る方法が無い事でしょうか。
本当に特定の地域向けのようで,三菱農機さんでも地域や人によっては有る事は知っている程度となっているようです。
カタログ 等も無いようですし…
もっと実演会で公開したり,野菜屋さんに勧めても良いと思うのですがね。
幅は 1900 mm まで有ったはずです。 下は 1400 mm までだったと思うので,ハウス 内作業にも向いています。
詳しくは…
愛車紹介 → その他その他 → フォト → 三菱農機 ドリームロータリ MDR316 納品 #1 /
#2
今回は プラソイラ を持っている中での導入となりましたが,買って正解でした。
今までの ロータリ は成形機 (マルチャ 付き) を付けっぱなしにしておく予定です。
追記
丸山の動噴ですが,この日丸山の営業の方が来てくださいました。
結果,新品の プーリ を持ってきてくれたのですが,その営業の方が見ても今の物と状態が変わらないので,今後どうするかをこちらで検討する事としました。
そして,プーリ は明らかに加工に異常が有ると認めて頂く事もできました。 と言うか,最初から交換の為の プーリ も状態が変わらないのでおかしいと思われたそうです。
MS613 の異音も聞いて頂き,クランク ケース から異音がしている事を無事確認して頂けました。
とりあえず,個人がそれなりの文章を添えて動噴を工場に送りつけるのが最善のようです。
ただ,そうした場合には換えの動噴が無いので,とりあえず MS755 はそのまま使って構わないとの事でした。
今回来て頂いた営業の方は非常に良い方で,色々親身になって提案して頂けましたし,攪拌機についても教えて頂けたので,
次回も丸山の製品を購入したいと思います。
とりあえず,MS613 については工場送りにし,MS655 を追加する方向で進めます。
そうでもしないと,動噴は絶対 2 台は必要なので…
ついでに,迷っていた攪拌機も丸山の物に変更します。
クレーム から,色々と教えて貰う事が出来た事と,丸山全体が悪くなって居なかった事は幸いでした。 そして,サポート センター は昔の技術者の方が対応しているとの事で,構造等の詳しい事はそこで聞くことができるそうですし,動噴の異常もそこに言うと聞いて貰えるそうです。
平成 25 年 4 月 21 日 (日) 追記
三菱農機さんを通じ,MS755 の脈動が酷い事を丸山に言ってもらっていたのですが,1 週間経っても三菱農機さんに連絡が入らず,催促の電話をしてもらうも対応が無かったので,個人で丸山 サポートセンタ に上記症状と プーリー の加工についてと丸山大阪の対応を伝えたところ,「明らかに異常なので,すぐに大阪に電話して対応させます。(略)」との返事。
そして,数時間後には三菱農機さんに丸山大阪の方から 「明日の午前に行きます。」 とだけ返事が有ったと三菱農機さんからこちらに入電有り。
しかし,来てくれるにしても何をしにくるのかも分からない上に,1 週間も放置しておいて明日行くと言われても意味が無いと言うことで,問題解決にならないなら丸山には来て要らないと伝えて欲しいと三菱農機さんに連絡。
三菱農機さんが,丸山大阪にその通りに連絡したところ,兵庫に居るので今日の夕方に行きますといきなりの変更を告げてきたとのことで,どうしても来るらしい。
その連絡後,再度 丸山 サポートセンタ に連絡し,その件を伝えたところ,「出先に居るのなら,直ぐに代替え機を探させて持っていかせます。(略)」 との対応。
何でも,大阪には無くとも必ずどこかに代替え機になる物が存在するそうで,それを準備させるとの事でした。
ところが,来た 丸山大阪営業所の営業所長と言う人は代替え機については一切の説明も話も無く,最初は 「お客様の声として,上に上げます。」 と言っていたが,それでどうなるのか?と聞くと,「私が見て問題無いので,何もなりません。」 と言われる。 プーリ は ベルト が掛かるのだから問題無く製品だと言い出す。 「この プーリ のどこが悪いのか説明してくれ。」 と言い出す始末。
その上,脈動については キャビテーション にすり替えて話しされる始末。
しかも,音は出ますと… こちらが散々言っているのは,調圧弁からの明らかな シュッシュ シュッシュ と言う脈動音の事ですが? (正常品は シュー と言う音)
それも,説明するのに分かりやすく言っているだけで,三菱農機さんからも連絡行っているのですよ。
しかも,最初からそのような連絡を受けている事は知らないと言う。
今回は サポートセンタ から言われて来ただけで,来いと言われたから来ただけだと言う。
誰も来いなどとは言っていないし,来るなと言ったのに来たのはそちらだ。
だったら帰れと言うと,「じゃあ帰ります。」 と開きなり,この対応はどうするのか?と聞くと,「これで終わりです。」 とあっさり。
その後も,訳の分からない事を言ったりで結構な時間を浪費。
たまたま同行していた 丸山 OB のおじいちゃんが,見かねて間に入ってくれ,プーリ の悪いところをこちらに説明してくれましたが,それが分かっているのでこちらは不良品だと言っているので有って,何が悪いかの説明を受ける義理は無い。 どうも,所長を差し置いて所長に意見は出来ないようだ。 (本来なら,所長に プーリ の説明をするべきだろう。 所長はどこが悪いか分からないと言っているのだから。)
だから,正常な プーリ が欲しいのだと言うと,OB の方は引き下がってしまい,再び所長に。
相変わらず訳の分からん言い合いを続けている間に,OB の方がどこかに電話したり,三菱農機の所長さんと話したりで,打開案を所長に提案。
とりあえず,明日まで待てませんか? との事で,何をしてくれるのか?聞くと,代替え機を送りますとの事。
機種はなんでも出せますよ。 MS755 にしますか? セット 動噴にしますか? と言う。
その代替え機は薬液を通しても良いとの事ですが,じゃあ MS755 についてはどうなるのか?と聞くと所長が 「さぁ?」 と言う始末。 要は悪くないのに何で対応するのかも分からないようでした。
だったら,MS755 はこの時点で持ち帰らないと行けないはずなのに,それについては話すら無し。
最後の最後まで話しを蒸し返して帰って行きました。
この後,三菱農機の所長さんとも話たのですが,「あの対応はありえない。」 と同意見でした。
動噴を送るって,持ってこいよな… と言う話にも同意してくれました。 だって,送り先は三菱農機さんですし,その動噴を家まで配達するのは三菱農機さんですから。
三菱農機さんに悪いので据え換えは要らないと言いましたが,本来は三菱農機さんが据え換えまで行わなければならないのです。
次の日の午前中には,確かに動噴は届きました。 機種は MS655 新品未開封です。
だれも新品送れなんて言っていないので,こんなの使ってしまうと代金請求されそうで怖くて開封すらできません。 (何言い出すか分からない人でしたから。)
この件を 丸山 サポートセンタ に連絡したところ,対応して下さった方は黙ってしまい,大阪の所長がそう言うのだったらそれが丸山としての対応と言うことになります。 と言うことで,サポートセンタ はそれ以上の権限が無いそうです。
直接工場に動噴を送ったらどうか?とも聞きましたが,工場は受け付けないと言うことでした。
もぅどうしようも無いので,三菱農機さんに返品の方向で調整をお願いしました。
違う メーカー の動噴に変える予定です。
今回のやりとりは非常に長いので,かなり簡略に書いています。
録画でもすれば良かったのですが,それ程の価値も無いやりとりでした。
とにかく,最初に来てくれた若い和歌山担当の方が可哀想です。 やっとあの方が言っていた意味が分かりました。 大阪に送っても意味がないですよ… サポートセンタ に連絡してもらった方が良いと思います。 と言われていましたので。
それでも ダメ なら工場に送りつけて下さい。 との事でしたが,工場は受け取らない体質と言うことが分かったので,もぅ手段がありません。
サポートセンタ の方は,三菱農機 対 丸山製作所 で話を進めて下さいとの事でした。
個人ではこれが限界だそうです。
できれば三菱重工から丸山製作所に言ってもらいたいですが… 三菱農機 は現在 100 % 三菱重工の子会社ですからね…
とにかく,丸山製作所は終わっていると言うことが良く分かりました。
平成25年4月22日(月) 追記
三菱農機さんに MS755 と代替え機である MS655 (未開封) の返品交渉をしてもらっていたところ,返品の手続きが出来たとの事ですので,次の動噴を考える事とします。
この日の画像は,ドリームロータリ が届いたところです。