一般人『なぜ苦しい思いをしてまで山に登るの?』
登山家『そこに山があるからだ(キリッ!!)』
みたいに意味不明なくせになんだかカッコいいキメ台詞を考え続けてるんだけど思いつかず・・・ロードバイクでの坂バカ暦2年がとっくに過ぎてしまいました。
元はといえば競技として自転車に乗りたいわけじゃなかったはずなのに、坂なんか登ってもキツイだけなのに、ヒルクライムは仕事と違って努力の仕方が単純だから楽で癒されるんですよね^^
本気のタイムトライアルだったら最高の効率で走りきるために考える事はいっぱいあるんだけど、その手の努力をやりだすと仕事とやってることが変わらなくなってしまう・・・。
やっぱり自分はバカになって脳みそまで筋肉になって『うおりゃ〜〜っ!!』って走ってる時の方が好きです^^
とはいえ今年は具体的な目標ができたのもあって決戦用カーボンチューブラーホイールを導入しました。
選んだのはTNIのROAD38

今期はこいつで6月の
Mt.富士ヒルクライムの75分切り、
すなわちシルバーのフィニッシャーリング獲得を目標とします。
リムハイト38mmにて前後実測1280g

導入目的は軽量化によるヒルクライムのタイム短縮!!
なんだけど、それは財布の紐を緩めるための口実であって、あくまでも見た目がかっこいいから( ̄▼ ̄*)
飛び道具よりも堅実なモノが好きな自分としては、富士でシルバーの目標がなかったら見た目だけでカーボンチューブラーに手を出す事はなかったでしょう。
一通り写真を撮ったらロゴのシールをさっさと剥がしてしまいます。

セミディープでリムまで真っ黒な見た目が前から憧れでした、地味な細身のチタンフレームにも似合ってると思います。
このホイールを選んだ理由がこの徹底的な地味さ、カラーパーツが付いてないのは貴重です。
高価なパーツになるとロゴがしっかりペイントだったりラミネートされてたり、強制的に派手でかっこいいのしかないんですよね・・・。
カーボンリムはブレーキが効かないってイメージだったけど、

このリムはブレーキがすごく効くのがうれしい誤算、久しぶりにアルミリムのアルテグラWH-6800に戻したらあまりのブレーキの効かなさにびっくりしたくらいです。
ハブはエボリューションライト

スポーク本数は決戦用とはいえF20、R28の堅実仕様を選択
フリーのラチェット音はアルテグラと比べるとかなりデカくてうるさくホイール換えた感を感じます。
性能的には意味のないことだけど乗っててその気になる、こういうのは大事ですね。
デメリットは、スポークニップルが内蔵式なので振れ取りがタイヤを外さないとできないこと

A型人間としてはこういう設計好きじゃないっす。
対応ニップルレンチは3.2mmスクエア
実力試しのヤビツ峠タイムアタック
2週間前、ホイールと自分の実力試しにヤビツ峠のタイムアタックをしてきました。
世間では、
《Mt.富士ヒルクライムのタイム=ヤビツ峠のタイム×2》
の公式があると言われてるので、ヤビツ峠は
37分30秒が富士でシルバー獲得の目安(ヤビツは名古木スタートによる)。
半年くらい前に出した自分のベストタイムは
37分56秒なのであと少し、ここ数ヶ月はMt.富士でシルバーリングを獲れなかったら生きてる意味が無い!(くらいのつもりで)トレーニングを頑張ってきたし、ホイールの効果にも期待します。
しかし最近なんだか立ち眩みと疲労感が・・・
持病の貧血が再発してきたかも、そんな不安を抱えながらも最初から突っ込み
結果は
38分00秒.......Orz
トレーニングと軽量化の成果はどこ行った ´д` ;?

ヤビツコーラが世界一うまい季節が近づいてきました、でも今日は普通のコーラだ。悔しくてしょうがないのですぐさま下り、富士の長丁場を想定した本気のアタックをもう一本。
基本的な筋力が弱いのか長丁場は苦手なようで、本気のタイムアタック2本目ともなると最初から足が攣りそうになってしまう、自分の場合は《富士=ヤビツ×2》よりも厳しく見積もっておかないとダメかもなぁ・・・。
2本目の結果は
43分21秒
2本目でこの記録が出るのは手ごたえとして感じるけど悔しい一日となりました。
不調の原因は以下の3点のどれかだろう・・・。
①最初の飛ばしすぎが良くなかった
②ただ根性がなくなっただけ
③持病の貧血が再発した
ただ単に①であって欲しい、悔しいけどせめて②であって欲しい。
そして2週間後の昨日もヤビツ峠を2本アタックしてきました。
スタート地点の名古木は桜が舞い散ってて爽やか過ぎ!!
痒い所に手が届き過ぎなセブンイレブンの新店舗こと名古木店はサイクリストで賑わい過ぎ!!

そして駐車場に居付いてるこの懐き過ぎな野良さんはサイクリスト達のアイドルとなることでしょう。
1本目
気分は最高でガシガシ行きたくなるんだけど、前回の飛ばしすぎを反省して菜の花台の時点で前回より1分半遅れのペースで登る。しかし最初から心拍190bpm越えのアラームが鳴りまくりで前よりキツイ(気持ち悪い)・・・抑えてるのに後半伸びず
結果は
39分23秒
不調の原因は飛ばしすぎなだけじゃないのかも。
2本目は戦意喪失
トレーニングと割り切って
48分58秒
何のために生きてるんだかわかんないくらいの苦しさを自ら味わって結果が出ないのは非常にツライものです・・・。
調子が悪い原因は持病の貧血が再発したせいだと判断して後日血液検査をしてきました。
しかし結果はぜんぜん正常^^

ヘモグロビン値以外にも貧血に関わる項目は全て基準値内。つまり不調の原因は単に根性がなくなっただけ??それと調整不足か?
でも安心した!悔しいけど・・・。
ヤビツ峠は40分切れれば上級者って言われてるそうなので、ここからはそう簡単に伸びないという壁が現れたのかもしれません。
ずっとアスリートモードだとしんどいけど、ヤビツはやっぱ楽しいところです。
昨日は峠の上でも下でもチタンフレーム乗りの方とお話できて有意義でした。

メーカーやジャンルが違えどチタン乗りの人を見かけるといつも『おおっ!?』ってなります。チタンバイク乗りの人と立ち話するのは楽しいひと時ですね。
2台とも美しすぎるっ!!もちろん俺のパナチタンも^^
こだわりの愛車を一緒に撮らせていただいてありがとうございます!!
愛車パナソニックFRT-17は組んでから1年が経過、走行距離は6000km。わけあってこんな物を自作して着けてみました。

刻印文字入りのチタンプレートをダウンチューブに巻きつけるブレスレット的なもの。

反対側はオフロードバイクのエンジン下につけるガードをイメージしたデザインのプレートを着けてみました。
ほんとはこんなものを付けずに超絶地味なままがいいのだけど、こんなのを着けたのには思い出すだけで『あああ〜〜っ』てなる悲しい理由が・・・。
というのはフレームの一番目立つところについてしまった傷(凹み)隠しのつもりです・・・Orz

ちょっと位の傷や凹みなんて気にしないでガシガシ乗るぞ!ってつもりだったのに、実際大した事ないレベルなのに傷が視界に入るたびに『あああ〜〜』ってなる自分の器の小ささに頭グラグラしながら急いで作りました(笑)
これは試作品のつもりなので他にいいアイデアや加工技術が身に付いたら更新していきたいですね。
ほんとは乗るのよりもこんな事やってる時の方が好きなんです♪
とはいえヒルクライムだけは体育会系のノリでガシガシ頑張るつもり。
待ってろよ富士!!
去年の大会では、75分切りを達成した人は全完走者中5%に満たないらしい。
けっこう難関な設定だけど、ネットでヒルクライマーな方達のブログを見てると75分切りを目標にして熱心に取り組んでる人は多いみたいですね。自分にとっても絶妙な目標設定になると思う。
75分をシルバーリング獲得の基準に設定した運営のセンスに清き一票を入れときます!!
今年ダメだったとしても、何年かかけて達成したいな。