
ハルヒルに参加してきました。このレースは初参加なので目標設定は特に無く、とりあえず勢いでエントリーしてみただけのイベントだったはずなのですが・・・
ハルヒルのHPを見ていたら推測タイムの一例として、30代男性でMt.富士ヒルクライムを75分の人がハルヒルでは50分という記述が!
富士で75分切りのシルバーリング獲得を目標としている自分としては良い目標設定ができました、50分切りを目指します!
ハルヒルは富士に次ぐビッグイベントだそうで参加人数は6000人規模。多すぎw
コースプロフィールは距離が14.2kmで獲得標高880m
東京スカイツリーの天辺までを約1.4回登る感じ。

皆様よくもまーこんな事やりに全国から集まりますねw
おれは何のためにこんなことやってるんだろう?とか考え出したら負けだ、負けてたまるか。
ちなみにMt.富士ヒルクライムはスカイツリー2回分の高さ。
Myバイクの仕様

Panasonic FRT-17
ホイールはTNI ROAD38
タイヤはTUFO ハイコンポジットカーボン25C
この仕様で車重は8.2kg(ボトル抜き)
ホイールが決戦用カーボンチューブラーな事以外は特に軽量性を意識していない堅実仕様、実質ヒルクライム専用機として使ってる割には重いなぁ。
本当は決戦用軽量高圧タイヤを用意してたんだけど、まだそこまで拘るレベルじゃない気がしたので次の富士までお預け。
ただし空気圧は上限目一杯の8Barにセット。
ここ最近はめちゃくちゃ調子が悪く、疲れが取れないし立ち眩みはするし、貧血の症状が出ているも血液検査の結果は異常無し。
ヤビツ峠のタイムも半年以上前のベストを上回れず38分程で頭打ち・・・。
ってわけで不調の原因を以下の2点と考察して対策してみた。
1.普段のトレーニングがオーバーワークで疲労が抜けてない。
(頑張った日は必ず目が充血して頭が痛くなって夜疲れてるのに眠れなくなっていた、仕事にも支障をきたしていたかも)
2.
ハンガーノックが起きている。
(今までは走行前はなるべく食べないようにしていた、むしろ走行前にタイミングよく排出する方に集中、ウ◯コ(ほぼ◯ンコ)を持ち上げるのにエネルギー消費するなんてもったいな過ぎるからね!)
というわけで今回のレース前一週間は全く運動せずダラダラとダメ人間生活し、食事は4日前から炭水化物を大量投入。思い切って前日の夕方も腹一杯食べてみる。
しかも当日走行前のウォーミングアップも全く無し
(時間が無かったからってのもあります、ゼッケンごとのスタート位置に並べちゃったらもう乗れません)

自分のパナチタンは地味すぎて、一度離れたらどこに置いたか解らなくなってしまった(焦
この写真を頼りになんとか見つけ出しました、撮っといて良かった。
一週間ぶりのまともな運動でいきなり本気走りになるけど、こんなんでいいのだろうか?もうすぐスタートだってのに眠くなってくるし・・・。
でもスタート地点では弱虫ペダルのテーマ曲がかかってて気分が盛り上がってきました!!
スタート
自分のゼッケンは3000番台、しばらくして先にスタートした
ポタガール埼玉のメンバーさんに追いつく、この人は女性とはいえガチ走りするかなりの実力者とのことで、ここで追い越しても自分の体調次第じゃ最後の急勾配区間で抜き返されることになるんだろうな・・・少しビビりながらも一気に追い越していく。
更に名前入り特別ゼッケンの人を発見、なんと
弱虫ペダル作者の渡辺航先生でした。レース中に遭遇できるとはテンション上がります!
追い越し際にファイトーって声かけたらご返事貰えました、ありがとうございます^^
ほんとは作品見てますよアピールする為に『アブッ!アブッ!』とか叫んでみたくなったんだけど辞めた、やってる人いっぱいいるだろうしねw
いつか作中にパナチタンが出ることを期待しています。
走行状況は中盤までそこそこ渋滞していたので前に出にくく自分のペースで走るのが難しい。でも緩急つけた走り方が好きなので、前の人にくっ付いてスローペースになったり状況見てダンシングで一気に抜いたりするのはなかなか楽しい。
序盤に飛ばし過ぎちゃう自分には強制スローペースになるのも良い展開だったのかも。
体調が絶好調な感覚とイベントに参加してる高揚感で、ママチャリで頑張ってる人に声をかけたり沿道で応援してくれてる子供達とハイタッチしたりしながら榛名神社を超える。
いよいよ後半、つづら折りの急勾配ゾーンへ、ここからが本番だ。
最後にぐったりしないように、糖分とカフェインたっぷりのミックスドリンクを補給する。
心拍数180bpm辺りの運動強度で飲むのは難しいな。でも呼吸を乱してペース落としてでも無理やり飲むことにした。
最後にグッとキツくなるこのコース、でも調子がすこぶる良いので脚にかかる負荷が気持ちよく感じてしまう。
ゼーゼー言いながら登る若いゼッケンの人をもっとゼーゼー言いながら追い越して行くのが気持ちいい、『どうだ!俺の方がドMだぜ!』と心の中で変な対抗心を燃やしてみる。
久し振りの絶好調なのでしっかりタイム狙いで行こうと慎重にローギアハイケイデンスを意識しだす。
そうしたらいつの間にリア1速の30T乙女ギアを使っていた。元はロングライドでヘタれた時用に組んだギアなんだけど、自分の場合は14%程度の坂になるとタイムアタック用途でも実用ギアになるようだ。
沿道で応援してくれる人達から『ラストだ頑張れー!』の声が、でも大体こういうのはラストラスト詐欺で実際はまだまだ続くもの。
と思ってたら本当にゴールが直ぐそこにw
最後はちょっと脚を残してしまいながらゴール!

太ももの表側がいつでも攣れる状態になってるので実はもうちょっとでヤバかったのかも、もうちょい負荷をかけられた気がしたけどこのくらいで良かったっぽい。
公式記録は48分39秒98

年齢別30代で 97位/1350人
上位7.5%には入りました。
目標の50分切りは余裕で達成できたしMt.富士ヒルクライムのシルバーリング獲得も近づいたな!
ここ1年のキツいトレーニングの手応えを感じられて満足だ( ´ ▽ ` )
何より最後まで頭の中真っ白にならなかったのが良かった。
《イベントとしての感想》
運営者側の熱意をめちゃくちゃ感じた!!地元の人のおもてなし感も凄い!!
ヒルクライムで町おこししようって感じがすごく伝わってくるし、うまくいってほしいと思う(実際すごくうまくいってるんじゃないかな)
沿道の応援も多いし、下山時に地元の人たちがまた来てね~って手を振ってくれるし、あの長い山道を下って行くのが楽しかった。
有名なマラソン大会ならまだしもヒルクライムイベントでここまでなのは他にないんじゃないでしょうか?
駐車場もあらかじめ止める場所が決まってるので焦らなくて済むし、運営の方たちの手際も良いし、人数多いだけあって待たされることも多かったけどそんなことはどうでもいいや、ヒルクライマーは我慢強いんだぜ!
それとこのフォントがめっちゃ好みだったりする

どうでもいいことだけどねw
来年もまた出たいです!!