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落ち葉舞う１１月のこの日は、あの日から僕にとっては忘れられない１日となります。

２年前のこの日

僕の最愛の人

母が亡くなった日です・・・

あれから欠かさず月命日はお墓参りに来ているのですが、
命日のこの日はあの瞬間が思い浮かびます。



母がこの世を去ったあの時間にお墓に訪れました。

いつものようにお墓を磨きお供え物をしてロウソクとお線香に火を灯すと手を合わせます。

あれから２年・・・
でも僕の中ではまだ２年・・・

それまで、いつも、どんな時でも一緒に過ごした母・・・

母がこの世を去ってから自分の心の半分を失ったように、
何をやっても虚無感があり、そして何をやっても満たされません・・・

母の時間は２年前になくなり、僕は母のいない２年を生きてきました。

ただ生きているのは死んでいるのと同じ・・・

僕はあの日から 「ただ生きている」 だけの存在になっています・・・

それでも生きていかなければなりません・・・



悲しみがのしかかる重たい一歩を踏み出して人生という時間を進めなければなりません・・・

それは大変な歩みになりますが、こうしてみん友さんとコミュニケーションをしたり、オフ会でお会いさせていただいたことで、僕はその一歩、そしてまた一歩を踏み出してこれたのだと思います。

こうして今まで自暴自棄にならず生きてこれたのも皆さんのおかげだと思っております。

そして、母が見守っていてくれたからなのかも知れません。



時より吹く冷たい風がこれからの季節と人生を厳しいものだと警告しているようでしたが、

それでも心を強く持って生きていかなければなりません・・・

鮮やかな色が無くなってくるこの季節、ばんぶるびーの元へ戻るとそこには１枚の落ち葉が足元に落ちていました。

それは、まるで色を失った僕に彩を与えようとするかのようでした。

きっと、母が傍にいて小さな彩を与えてくれたのかもしれません。

僕とばんぶるびーはお墓を後にし喪に服す一日を過ごしました。