お気に入りのコーティング剤

シュアラスター社のコーティング剤、「ゼロウォーター」がいかに売れているかは、カー用品店に行ってその類似商品の数をカウントすることによりだいたい推測できますが、今夏そのゼロウォーターに撥水タイプの「ゼロウォータードロップ」が加わり、その人気は一段と加速しそうな勢いです。

この手の商品、「大事な愛車をキレイにできのるならば」という心理が働くせいか、女性の化粧品と同様に比較的プレミアム価格が受け入れられやすいジャンルのようで、単純に低価格の商品がヒットする訳ではないのが面白いところです。


で、私のお気に入りのコーティング剤なのですが、ソフト99社のプリズムシールドという商品になります。撥水タイプですからどちらかというとゼロウォータードロップに近い商品になるかと思いますが、こちらは既に発売から4年以上が経過していることから若干安心感はあります。またソフト99社はTRIZというよりプレミアムなコーティング剤も併売している関係か、プリズムシールドについては値引き販売が常態化しているのもユーザーとしては嬉しい限りです。（ちなみにオート○ックスでは1,780円と比較的強気な値付け。）

画像は雨上がりに撮影した私のBRZで、洗車機でシャンプー洗車した後にプリズムシールドを適当にスプレーして、付属の専用布で拭きあげただけというお手軽洗車（所要時間30分位）ながら、仕上がりは結構満足できています。

実は過去の愛車で5万円弱払ってプロにコーティングをお願いしたこともあるのですが、そのクルマも現車同様シルバーボディ＆青空駐車であり、個人的にはコーティングが対価に見合った行為であるという印象は持てず（ちなみにディーラーも任せるくらい腕は確かなお店での施工です）、またなにより辛かったのはクルマにキズがついてしまったときで、ただでさえクルマの修理でスケジュール調整やら代車やらで面倒なのに、再コーティングについても修理とほぼ同様の調整が必要になり、貴重は休日はつぶれるわで、なんかあんまりいい思い出がありません、、

さて、画像をよく見て頂くとわかるかと思いますが、プリズムシールドはいかにも「ワックス効いてます」と言わんばかりの水弾き効果があり、実際成分表をみるとコーティング剤には珍しく「ワックス」が入っているようです。一方でこういった撥水タイプは弾いた水滴がレンズの役目を果たして塗装を傷める（通称：レンズ効果）という否定的な意見もありますが、私はあんまり気にしていません。

多分誰でも子供の頃一度くらいは太陽の光を虫眼鏡で集めて紙を焼いた経験があるのでしょうから、レンズ効果といわれればさもありなん、という感じがしますが、私が思うに、レンズで紙を焼く場合は例えば直径5センチ位の虫眼鏡を地面に置いた紙より10センチとか上に構えて一点を集中的に狙い続ける必要があるわけで、その事実からすればボディ表面に密着した平凸レンズ形状かつ直径1～2cm程度の水滴がボディ表面を焼くことはまず無さそうな。また、万が一焦点が合ってしまったとしても、温度が上昇したらレンズ化している水滴もすぐさま蒸発・減少するので、たちまち焦点もずれるのではないかと。。まあ、それでも気になる方は元祖ゼロウォーターのような親水タイプを選べば良いだけなんですが（苦笑）

ともあれ、プリズムシールドのようなコーティング剤は一回当たりの費用/作業時間が少なくて済みますから、洗車方法にはあまりコダワらないとうい方は一度試してみると意外に満足できるかもしれません。あ、もちろん黒とか濃紺の方にはオススメしませんが（笑）

＜2013年9月追記＞
行きつけのガソリンスタンドのシステムが変わり、「備え付けモップ＆ブラシ」が廃止されてしまいました。そのため、仕方なしに②→③→④を繰り返したところ、最近ボディに薄汚れが残るように。ということで、このケミカルは使用を中止しました。やはりシャンプー洗車は重要だったんですね。