• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かれんこパパのブログ一覧

2024年05月11日 イイね!

ベンチ環境の拡張♪ ~CAS+KOMBI検証・その2~



BMW 「E9xベンチテストの館」へようこそ~笑)
あまりにもマニアックすぎるので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願います。。(^^;

前回の「ベンチ環境の拡張♪ ~CAS+KOMBI検証~」は、愛車キーに合わせたCAS2モジュールとのキーID照合と解除手順検証を目的としていたが、今回は、クローン(スペアー)キー作成とそれに合わせた、CAS2モジュールの再認証作業を行ってみた。

BMWが正規で行うこれらの作業は、高額の専用ツールを必要とするが、当然それを購入してまでのモチベーションは湧かないので、フォーラム等で紹介されている、中華製ツールでの検証を行った。クローンキー作成と、CAS2モジュール再認証については、幾つか方法があるが、調査から以下2つの手順が有効である事が分かり実施してみた。

手順①: 中華製ブランクキー準備 → キー作成ツール(Hitag2)でキー書込みとBEKファイル作成 → CAS読み込みツール(EF Scanner)で、BEKファイルよりCAS更新データ作成 → 同ツールで、OBD2よりCAS2へ書込み
手順②: 純正中古キー準備 → キー内部トランスポンダ新品交換 → キー作成ツール(Hitag2)で、事前にCAS2より取り出したEEPROMデータよりキー書込みと、CAS2更新データー作成 → CAS2のEEPROMへ直接書込み

ちょっと複雑だけとこんな感じw



上記、手順①②を実施するために、中華製の互換キーと純正の中古キーを購入。中華製も当然ではあるが、純正とほぼサイズから見た目は分からない感じだ。(細かいこと言うと、LOCKの刻印が中華製はちょっといびつかなw)



FCC ID登録している公開資料からの抜粋であるが、Comfortタイプの情報が有ったので参考に掲載(尚、愛車のNon-Comfortは見つけられず。。)。E系のキーは、この当時では、315MHz LP(LPは、Low Power)が日本向けとして使われている。

日本の電波法の関係で、TELEC認証省く目的から、Low Power仕様にしたのだろうか?。。。正直そこは不明だ。



上図は、Comfortタイプのダイヤグラムなので、ボタン電池仕様になっているが、気になるNon-Comfortとの違いは、ここからは確認できない。

手順①については、中華製の互換キーを使って色々と試したのだが、結局は、CAS読み込みツールが全く動いてくれない。調査する中で、CAS2のFirmwareバージョンにも依存する事もネットで書かれていて、バージョン変更などするも全く動かず断念。と言う事で、ここでは、詳細は割愛する。



そこで、手順②に望みを託し、先ずは、キー内の基盤に表面実装されたトランスポンダICを取り外す。Non-ComfortタイプのICは、まだ、足が16ピンなので作業しやすいが、Comfortになると、ICのタイプは、28ピンとなり、脱着の難易度は上がると想像。。



ところで、Non-Comfortの交換用トランスポンダであるが、古いタイプなので、もう入手が不可能かと思ったが、そこは、流石中華マーケット。まだまだネットで購入は可能だ。まぁ、この手のものに、偽物はなさそうかなw



純正キーは、殻割しないと内部基盤が取り出せない。カッターで切れ込みを入れるので、再利用の際は、かなりの慎重さが必要だが、ケースは、見た目、純正と遜色ない中華製でも良いのではと思っている。



トランスポンダを交換して、一度、IDを確認するが、全て、FFのバイナリ値になっていた。不良の可能性もあったので、再度新品へ交換してみると、無事、正しいと思われる値が表示され、交換手順も問題無く進み、CAS2へのデーター反映後、無事、動作が確認出来た。



新しいキーは、現状車両に登録されているキーの4番目の追加で、「Key3」として登録された。

リモコンでのドアのロック・アンロックを実際、確認できていないが、ツールでは、Remote Control情報がしっかりとキーに反映されているので、車両での実動作は問題無い事を期待している。

さぁ、これで、CAS2に加えて、キーの予備作成も可能となったので、有事の際は安心だな。。(しかし、まだ、実車に入れてないので、一抹の不安が残っているのはここだけの話ww)

Posted at 2024/05/12 01:22:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年04月16日 イイね!

ベンチ環境の拡張♪ ~CAS+KOMBI検証~



久し振りのブログアップが、またまた、マニアックなネタになってしまったため、ご興味の無い方は是非ともスルー願う~(^^;

以前のCICベンチ構築から、目的毎にJBEを挟んで、各種モジュールの拡張を行って来たが、今回は、一旦、JBEからCICやモニター関連を切り離し、K-CAN信号のみで、CAS2とKOMBI(メータクラスタ)を繋げて、イモビライザー(電子キー)制御周辺の動作検証を行ってみた。

前提は、オリジナルのCAS2モジュール構成情報が、準備した同レベルのクローンCAS2へ正しく移植が出来ている事で、その状態から、キー解除とイグニッションONで、KOMBIが動作可能となるかがポイントとなる。



検証内容は以下。

① CAS2(中古購入)~JBE~KOMBI(愛車オリジナル)のK-CAN接続確認
② KOMBI上でエミュレーターによるステアリングロックの解除確認
③ 愛車CAS2モジュール構成情報をクローンCAS2へ書き込み
④ KOMBI上でキーID不一致~ID照合を確認
⑤ スタート/ストップボタンにてイグニッションON/OFF動作確認



先ずは、上記①のモジュール間をK-CAN信号で接続。キースロットとスタート/ストップボタンは、CAS2から直接オリジナルのケーブルにて接続し、全モジュールへの通電を行ってみた。



この状態では、メータクラスター上にステアリングロックが出てしまい、キーを挿入し、スタート/ストップボタンを押すも全く反応が無い。

そこで、ステアリングロックに関しては、事前調査から安価で購入して置いた大陸製のELV Hunterなるエミュレーターが活躍w CAS2ピン配線より、これを接続してみると、見事に、②ステアリングロックの赤い警告が消えた。



JBEからは、OBD2を介して診断機を繋げてみると、構築した3つのモジュール全てのステータスと数種のエラーメッセージが確認出来た。



いよいよ、本題の③CAS2のクローン作成を試してみる。愛車のCAS2データーは、約2年前のクローン準備の際に、抽出していたものがあったので、これを今回、クローンCAS2へ実際に書き込んで、ベンチへ組み込んた後に通電してみると、④キーID不一致のアラームは発報しなくなった。。そして、



愛車のキーをスロットへ差し込み、⑤スタート/ストップボタンでイグニッションONしてみると。。

おお~っ、メータークラスタ上に数種のアラームが出始めた・・・そう、キーID照合とキー解除が見事に成功した瞬間である~♪パチパチパチ

そして、検証は、更に、次のステップへと続くのであった。。笑)

Posted at 2024/04/17 01:49:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年03月16日 イイね!

E9x用セキュリティ・フラッシャー製作♪



ドアのロック/アンロックと連動した、セキュリティ用のフラッシャー製作を開始した。アイデアは、既に販売されている商品を参考にしたのだが、そのまま真似るだけでは、おもしろくないので、点滅回数を選べるように回路を追加するなど工夫してみた。

今回は、とある方(笑)の依頼で、車両の2ヵ所にこのフラッシャーを取り付ける様、デザインしたのだが、折角なので、E9x用のルームミラー下にある純正セキュリティ用LEDも一緒に光らせることも検討する事にした。



そこで、先ずは、ルームミラー自体の構造とそれに付随するセキュリティLEDがどのような回路構成になっているかを調査すべく、オークションから格安のルームミラーをポッチって、それを解体して、リバースエンジニアリングを行ってみた。



ルームミラーLEDの回路構成も解析が出来たので、その他、必要とする2つのLEDと併わせて、ドライバーの試験回路をブレットボードで構成し、テストラン~♪

と、そんな問題もなく、上手く動作できたので、最終ステップとして、ドアのロック/アンロックのためのロジック回路を含めたBOX製作へと移行した。



今回の目的は、出来るだけ小型のBOXに納められるよう、レギュレータ等を使わずして、少ない部品点数で、かつ、車両バッテリー電圧変動にも耐えられる様なICタイプを選んでみた。

ところが、ロジック回路の配線などが、かなり入り組んでしまい、裏面のはんだ付けだけでは納まりきらない配線は、結構な量を表面で這わす事になってしまい、手間のかかる分、作業時間は必然的に長くなってしまった。

まぁ、その反面、達成感は十分あったかなw



さぁ、ここからは、とあるお方へ作業をバトンタッチだw~(謎)

Posted at 2024/03/16 00:53:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年02月11日 イイね!

タイヤ交換オフ、フロント車高3mmUP~♪



3連休中日は、かつみSさんとシャレオツなお店でランチオフを。。。



店内、見渡したら、なんと、若い女性が9割の人気のお店でした。。おじさん二人は、そんな若者のオーラにも負けず、美味しいランチと食後のコーヒーを飲みながら、クルマ談議ww

そして食後は、その日の主目的でもあるタイヤ交換へと向かった。。。ランチで盛り上がっていたら、時間を忘れて、実は、予約の時間を20分ほどオーバーしていたのはここだけの話。。笑)



リフトに載せ、4輪一気に外して交換へ。。タイヤの無い車両ってなんかレアな光景だなw



今まで履いていたタイヤは、約4年半が経っていた。まだ、タイヤ溝はあったものの、全体的に硬化が始まっていて、ショルダー付近に亀裂が目立ち始めたので、6月の車検を待たず、交換をすることにした。



タイヤ銘柄は、今回もミシュラン・パイロットスポーツ4S。フロントは、メーカー標準19インチサイズの225/35から、235/35へ変更。リアは、そのままの255/30へ。

フロント235/35にすることで、タイヤ外径は、6mmほど大きくなるので車高は3mmほどアップする想定だが、あまり気にならないな。それよりも、タイヤハウスのクリアランスが小さくなり、見た目もいい感じ。また、タイヤ幅も10mm増えるので、グリップ力が向上する事を期待している。

更に、フロントは、標準の225/35では、寝ていた(引っ張り気味だった)サイドウォール部が若干起き上がったので、これが、見た目的に存在感を出してくれてイイ感じだ。ちょっと気になっていた、5mmの外側への出っ張りは、サイドウォール部の傾斜分で相殺され、車検も大丈夫そうだな。。(^^;

乗り味は、流石、新しいタイヤ、今までの硬めな感じからなめらかになり、特にフロントは、肉厚になった分、コンフォートさが増した感じがする。




そして、このタイミングで、TPモニターも新調、交換する事にした。。。今まで使用していたのは、既に10年過ぎており、普段乗らないからなのか、平均寿命の倍を安定して稼働してくれていた。センサーバッテリーが新しくなったので、これでまた安心して駆け抜けられる~♪

かつみSさん、今回も色々なアドバイスと、一日お付き合い頂き、有難うございました~また宜しくです♪

Posted at 2024/02/13 02:11:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2023年10月21日 イイね!

インナードアハンドルのアップグレード♪



E9x乗りのオーナーには、アルアルな、話題かも知れないが、とうとう愛車も手を入れなければならない状況となったのが、タイトルにもあるインナーハンドルのラバーコーティング劣化による剥がれ対策だ。

剥がれるだけならいいが、場合によっては、ラバーコーティングの加水分解によるベタベタが出てしまうこともある。幸いにも愛車はそんな事ないが、ドア側に固定のハンドル本体のコーティングは、ボロボロと剝れ始めていていた。

ネットでググると、良くあるのが、中華製のコピー品で、ドアにプラスチック溶接してあるハンドルを取り外して、ハンドル丸ごと入れ替えて、溶接部分は、タッピングスクリューで締め付けるタイプのもの。

ただし、中華製に対しては、過去の苦いトラウマがあるため、純正の新品を加工して取り付ける事を選定。そんな事で、品番などを調べて行くなかで、M3やE92/93系では、ハンドルカバーにレザータープのものがあることが分かり、海外ネットで調べてみると、十数年前のE9x全盛期からモディの1つとして変更している記事が見つかった。。



と言う事で、海外ショップで早速、E92/93タイプのものを見つけポチッとな。愛車への互換は、E92/93でも、E90/91Eと同じノーマルカバーが選定できるようになっていたので、大丈夫だろうと判断したのだ。



セカンドハンド品の程度はそこそこだったのだが、やはりレザー表面の色合いがくすんでいたので、おフランス製のリペアカラーを全体に薄く塗布したところ、見事に復活してくれた。

あとは、簡単に、カバー交換で行けるだろうと、取り付けてみるも、うまく行かず。。外形、全体サイズは同じなのだが、良く見ると、内部固定用のクリップ位置が、微妙にちがうではないか。。

ノーマルのプラスチックカバーは、問題無く付くはずなのに、レザータイプは、フィットしないのだ。もう一つの事実として、ネットのパーツリストから、E90/91は、ドアハンドル単体でパーツが出て来るのだが、E92/93は、内張りの一部として構成されているため、ハンドル単体の入手は困難の様だ。

もっと調べて行くと、どうやらM3セダンのレザータイプは、E92/93のものと同形状で、かつ、パーツも出る様なので、パーツショップから手配をかけてみるも、左側タイプは、既に生産中止。。新品はもう出てこないのだ。。涙)

と言う事で、ちょっとした荒業へ計画変更。。。そう、純正品への拘りは、そう簡単には無くならないのだ。。笑)



オクを徘徊していると、M3クーペの内張り発見。。程度はあまりよくなかったが、目的は、インナーハンドル。それ目当てにさっそくポチッとなw

セダン同様、固定方法は、プラスチック溶接となり、クーペは内張り全体がプラスチックのため、溶接で完全一体化されていたのだが、何とか、ハンドル摘出に成功~w (その後、残りの内張りパーツをどうしたかは、割愛w)


<ダコタレザーとアルカンターラのコンビネーション♪>

内張りに固定のハンドル側は、シールタイプのエクセーヌ(アルカンターラ同等)でラッピング。ラバーコーティングは、既に劣化していたので、無水アルコールで、何度もフキフキして、完全除去してから施工してみた。



仕上がりはこんな感じ。。ぐっと高級感が増して、大満足だ~♪
とにもかくにも、純正然とした仕上がりがポイントである。

さぁ、あとリア側左右をどうするかだな。。

えっ?なぜそこまでするのかって?だってそれが、自己満足なのだから~笑)

Posted at 2023/10/21 23:54:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記

プロフィール

「[整備] #3シリーズセダン アライメント調整(フロントロアアーム導入後) https://minkara.carview.co.jp/userid/1217220/car/915829/8148178/note.aspx
何シテル?   03/15 22:04
かれんこパパです。よろしくお願いします。 ノーマル車で購入してから徐々にモディファイ進行中です。。。 みん友登録方法が、フォロー、フォロワー式へ変更にな...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
BMW 3シリーズ セダンに乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation