先月の1月後半は、週末にかけて、早朝の気温が0℃近い日が続いた。。そんなある日、愛車のエンジンをかけた際に、ナビが正しく立ち上がらず、CICボリュームボタン長押しのリセットで、正常動作へ戻していた。
確かに、愛車のCICは、レトロフィット品で、スクリプト操作によるナビ動作ということもあり、ノーマルの状態にはないので、大手を振っておかしいとは言えない(笑)が、正常に立ち上がらないケースが何度かあった。少し気になる点としては、CICのナビに使用しているHDDに寿命が来ているケースがあるという懸念である。
そんな事もあり、今回の延命メニューは、HDDのクローン作りを検討する事にした。ただし、このHDD、2007年頃に華々しくデビューしたのだが、車載用として、特殊なスペックを持っているので、今となって、入手は容易ではない。
先ずは、当時の一般PC用HDDと比較できるように、比較表を作ってみた。
こちら、当時のプレスリリースを見つけ、そこにも書いてあるが、最大の特徴は、耐環境性能であり、外気温、振動そして、ショックなどに配慮された作り込みになっている。また、一般PC用HDDでは記載されない、湿度、気圧といった規格も厳密に規定されている。たぶん、数字は違えど、昨今の車載HDDも傾向としては同じと推測している。
以前、動作速度の向上を期待して、HDDからSSDへの変更を試みたこともあったが、本体側がボトルネックだったのか、処理速度的にはほとんど変わらず、かえって、動作が不安定になるケースがあった。多分、レイテンシー的なところが影響し、システムバランスを崩したのかもしれない。
そんなこともあり、早速、オクで徘徊してみたところ、超格安(3野口弱)のクローン候補を見つけたので、迷わずポチった。落としたものは、愛車のCICとは少し違う、F系6シリから摘出のCIC。。固定金具は違えど、中身はコネクター配列からして、愛車のものとほどんど変わりはないので、HDDも同じであろうと判断した。
到着後、早速、参考のために本体をバラしてみる事に。。笑)
まぁ、この中で、流用できるのは、HDDの他に、DVDドライブぐらいかな。。E系のCICと中身までの比較はしてないが、たぶん同等品であろうと推測、取り外して保管しておくことにした。また、HDDについては、取付用ブラケットも全く同形状であった。
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F系CICの解体ショー後は、クローンHDD作成に取り掛かった。愛車CICに入っているHDDの現在の状態を一旦、別の媒体へクローン化モードでコピーし、作業完了後、今度は、そのデータをクローンHDDへ戻して完成。
因みに、気温で動作がおかしそうに見えた、HDDは、ディスクの診断ツールで確認したが、確認できる項目については、至って正常。まぁ、スペックに入っていったとしても気温の低い状態では、本体の機能として、総合的に動作影響が出てきてしまうのかもしれない。
暫くは、様子を見るうえでも、クローンHDDをCIC本体へ入れて使用する事にした。
Posted at 2022/02/05 16:43:00 | |
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