アクティブクルーズコントロール(ACC)導入もいよいよ大詰めである。当初の予定では、ステップ−3は、ACCセンサ取付けと配線で、この中には、想定ではあまり、懸念していなかった、ACC用バンパートリムへの交換も予定していた。しかし、これが今回、想定外を引き起こしてしまった。
そのため、ステップ-3以降の予定を以下の様に、アップデートしてみた。特にノーマルバンパーへの取り付けは、海外でも実績が少ないため参考にできる情報がなく、やはり、想定外は避けられないのだろう。
ステップ-1:
ACCセンサー動作確認
① VO変更(DCC:$544→ACC:$541)
② 各種関連モジュールの初期化コーディング(DSC、KOMBI、LDMなど)
③ ACCセンサー再フラッシュ(VIN変更目的)
ステップ-2:
ACC用コラムスイッチ導入
① ACC用コラムスイッチへの変更
② 各種関連モジュールの再初期化
③ 舵角センサーのキャリブレーション
④ 各種モジュールの正常性確認
ステップ-3:ACCセンサー取付とACC走行動作確認(今回実施)
① フロントバンパー取り外し
② バンパートリム交換 → 今回断念(予定変更)
③ ACCセンサー取り付けとハーネス引き込み
④ ACC走行動作確認
ステップ-4:フロントバンパー加工
ステップ-5:ACCセンサー照射角調整(オプション)
ACCセンサー取り付けには、フロントバンパー取り外しが不可欠である。当初は、ショップ作業への依頼も検討していたが、DIY師匠である
maigoさんへご相談したところ、YouTubeの参考動画と共に、ジャッキアップ無しでの作業も可能であることの力強いアドバイスを頂き、DIYでの作業を決心したのであった。ただし、ここでは詳細は割愛するが、正直、今までの作業の中で一番苦労し、労力も時間も費やし、翌日の今日、体は全身筋肉痛で、動くのが精一杯いっぱいなのである。。(笑)
センサー取り付けは、比較的容易で、取り付け穴も2005年の初回生産である愛車でさえしっかりとあったので、ここは問題なく、完了。ハーネスも室内引き込みのグロメットより行い、あらかじめ作業終えていた内部配線へと結線が完了した。
しかし。。ここから、想定外の事象のはじまり。。。
フロントバンパーのオリジナルバンパートリム(センター)を外し、ACC用バンパートリムを取り付けようとしたが、そのままではバンパー本体へ取り付かない事が判明した。トリム自体が、ACCセンサーが取り付く部分に沿った様な形状となっており、バンパー本体のその部分が切り取られたことを想定した形状をしているではないか。。
もう今日は、この時点で、これ以上の取り付け作業継続、しかも、ここで、即座にバンパーに切り込みを入れる決断までには至らず、先ずは、走行動作確認を優先して、トリム無しのバンパー取り付けへと進んだ。
ところが、フロントバンパーを取り付けの際、バンパー下のネジを締め付け様としたところで、更なる問題が発覚。ACCセンサー取り付いた状態で、バンパーを本体側取り付けナット部分まで、押し込む事ができず、調査してみると、センサー部分が丁度バンパーに当たって締め付けが出来ない状態だ。(この事から、バンパー加工は織り込み済みなのだという事が示唆される。)
ちょっと危険ではあるが、バンパー装着は、上部の取り付けネジ4箇所のみの固定で、しかも、養生テープ貼り付けた状態で、次の走行試験へと進んだ。
なんか、メーカーがリリース前に実施するテスト走行の擬装した車の様であったが、人目も憚らず、早速、ACC機能のテスト走行へと向かった。。
走行試験では、想定通りの動きをしてくれて、ほっと一安心。。通常の設定速度に対するアクセル制御と走っている前方車への車間距離設定に沿った、追従モードで、車間距離を調整するためのブレーキング制御も確認できた。
ACCが操作できるのは、通常30km/h以上のスピードからで、追従している状態から、前方車両が、30km/hを下回ると、暫くして、ACC解除となる様だ。
とりあえず、走行試験での動作は、今回発生したトリム取り付け不可問題に対する、バンパー加工を決断せざるを得ない結果をもたらしてくれた。
さぁ、次回は、最終回となるが、バンパー加工。。ショップにお願いする?それともDIY?う〜ん、どちらにするかは少し考えて決めたいと思う。。
〜ステップ-4へつづく〜
Posted at 2021/05/23 18:12:10 | |
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