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かれんこパパのブログ一覧

2016年09月22日 イイね!

この時期、空気圧点検は入念に~♪

先週末の深夜の事であるが、愛車のエンジンを始動し、ECU関連の情報を取得していた時の事であったが、突然のビーブ音が車内に鳴り響く・・・「どうしたのか??」とかなり焦って確認すると、タイヤ空気圧/温度を監視しているTPチェッカーからだった。

TPチェッカーのディスプレイを見ると、どうやら、リア右の空気圧が落ちてるではないか・・・「えっ?パンクかよ・・・」、「やばいな、このまま放置じゃ、タイヤがぺしゃんこになっちゃうなぁ~」、「Dラーまでどうやって持って行こうか・・・」などなど、色々な方策を考えているうちに、今度は、リア左側からもビープ音、ほぼ同じ空気圧を示す・・・。それにより、リア同時のパンクは、ほぼ考えられない事から単に空気圧の低下であることが推測できた。。。


【左上:フロント左、右上:フロント右、左下:リア左、右下:リア右】
空気圧アラームは、上限: 350kPa、下限:180kPaに設定されていた。


温度アラームは、80℃に設定されていたので、より現実的な60℃に設定を変更~。

同時に、気温も19℃と低め・・・ここ最近、涼しくなって来たせいか、空気圧も急激に低い値を示すようになって来た様だ。。。そういえば、今まではタイヤ空気圧のメンテなどあまり気にしていなかった・・・というか、自分で空気圧を確認しながら補充など一度もしたことが無い・・・(汗) ランフラットからラジアルへ替えた4年ほど前から、空気圧を常時監視できるTPチェッカーを導入し、それに安心しきっていたのである。。。


と言う事で、先ずは、直接タイヤから空気圧測定が日常でもできるエアーゲージをネットでポチッとした・・・(笑) 早速届いたので、同じ冷間状態で測定してみた。。。


【フロント】


【リア】

測定単位はBARなので、kPaへの変換はその値を100倍するとよい。お~うっ、TPチェッカーの値とほぼほぼ同じ値を示している。。。これで、TPチェッカーの精度にも問題無い事が分かった。。。


愛車の空気圧は、ドライバー側ドアーを開けた左ピラー下に推奨値が上記の様に表記されている。乗員数や荷物に応じた推奨値はフロントとリアぞれぞれ違う・・・そしてタイヤの性能/タイプによっても違ってくるのだ。乗員数によって違ってくるのは、その負荷能力を上げるために空気圧を上げる必要があるからである。

愛車が履いているタイヤは、現在、コンチ5Pのエクストラロード規格に準拠するもので負荷能力がスタンダードのものよりも高い・・・要するに空気圧を通常よりも高く設定できるのである。

空気圧を決めるうえで、もう一つ大事なパラメーターがある・・・それは、タイヤ内の温度である。冷間時の測定を原則としているのは、上記の車内表記などは、たぶん、常温(25℃程度?)を基にしていると考えるからである。タイヤは、走行していると、タイヤの摩擦熱やブレーキのディスクから伝わる熱で、必然的にタイヤ内温度も上昇してくるので、タイヤ内の空気体積は増加し、それに伴って、空気圧も上昇する。

空気圧を設定するうえで、タイヤ内温度が常に25℃付近であればいいが、今回の様に、外気温に左右される事が多い。


と言う事で上記の様な表を作って携帯するのがイイのではと考える。

【計算式(ウェブより)】
・ 絶対温度: 摂氏0度→絶対温度は、273度
・ A℃のときのゲージ圧力=X(kPa) のときの絶対圧力は、X+100 (kPa)
・ B℃のときの絶対圧力= (X+100) X (273+B) / (273+A) (kPa)
・ B℃のときの空気圧(ゲージ圧力)=(X+100) X (273+B) / (273+A)-100 (kPa)



空気圧の調整は、基本、ガソリンスタンドで行うのが手っ取り早く、ガソリン補充ついでに、スタンド備え付けのエアータンクを使用。。。

近くのガソリンスタンドまでは、タイヤ内温度が上がらない様にソフトな運転を心がける・・・(笑) 上記の様に、温度もほぼほぼ常温の25℃付近なので、設定値からのブレは誤差範囲で、そこそこ目標の値に設定できた。


設定後の帰り道は多少渋滞に巻き込まれ、ブレーキングが多かったせいか、フロントの温度は、約35度まで上昇・・・読み替え表でフロントの空気圧は上昇しているはず。。。



その想定を基にTPチェッカーにて確認してみる。。。



こちらは、エアーゲージでの確認・・・ほぼほぼ想定の上昇である事が結果からも検証できたので大満足である~(^^)

そういえば、空気圧の件で一つ気になっていた事が、今回の検証でなんとなくわかったものがある・・・BMWが推奨する空気圧が、前後重量比率が50対50であるにもかかわらず、前後の設定値が違うのはなぜか?・・・たぶんではあるが、フロントブレーキの利きがリアよりも高く、摩擦熱がよりタイヤに伝わるので、フロントの空気圧がリアよりも高くなることを見込んでいるのではないかというのが、私の勝手な推測である~(笑)

以上、勝手な推測も含まれるが、今後のタイヤ空気圧メンテの参考にしてもらえれば幸いである。
Posted at 2016/09/23 00:54:23 | コメント(8) | トラックバック(0) | メンテ・洗車 | 日記

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