先日、導入したM3メーダで、
ゲージ表示の話を書いたが、詳細調べてみたところ、M3や、335と同じ、油温であることが分かったので、前回の内容もこれを機に訂正した。
また、ちょっとした用事で、昨日、東北の方へ日帰りで行ってきた(ちょっと、といっても往復で約900km弱を走行w)ので、その時に、油温計である事の確認と、メーター自体にある隠しメニューの項目である水温計とを同時に表示して、実際の内容を検証してみる事にした。
M3メーターの特徴は、先に挙げた、油温計表示やエンジンの状態に応じて可変するエンジン回転数のレッドゾーン表示などであるが、そのレブリミットを決めるのが、M3は、油温計であると、とあるスレッドには書いてあり、非Mなど(325、335も?)は、油温計ではなく、水温計を介して、レットゾーンを可変してくれているようだ。

そこで、冷却状態よりエンジン始動してから、レッドゾーンの開始が、正常になるまで(325の場合、7,300RPM辺りを表示)の水温、油温の値をグラフにプロットしてみた。

隠しメニューの水温は、24℃から表示はされるが、油温のゲージは、50℃始まりなので、そこまではプロットせず、それ以降で上記3ポイントの状態を比較してみる。(なお、油温85℃までは、アイドリングで監視。横軸は、水温上昇を基準としたサンプル数であり、15サンプル目以降は、確認した時間内では、大きな変化なし。)
水温、油温共に、最終的には、100℃近くになるのは分かっていたが、グラフから分かるように、水温は、比較的早く100℃付近まで達するのに対して、油温は、ゆっくりとしたカーブを描いて、最終的には、水温よりも10℃近く高めの辺りを推移する様だ。
また、可変レッドゾーンは、上記説明の通り、水温に比例した形で、最終レブリミットまで変動することが分かったが、油温との関係性は、直接無い事も見えて来る。
暖機運転など、エンジンをケアーするのであれば、油温計は、エンジンの状態に直結するので、リアルタイムで監視できるという意味で、メリット大ありだ。
う~ん、実におもしろい~♪
Posted at 2021/10/31 13:55:58 | |
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