本日、半月ほど前から、取り組んでいた、シフトライトのベースが完成した。
シフトライトとは、エンジンが毎分最大回転数にほぼ達したことをドライバーへ知らせるために、車両メータ付近に取り付けるもので、基本的には、サーキットで使用される事を目的としている警告ランプであるのはご存知の方も多いだろう。
そのシフトライトの信号元となるのが、RPM信号(Revolution Per Minute、毎分回転数)であり、ピストンの点火するタイミングの信号を拾ったもので、4サイクルエンジンだと、クランクシャフトが1気筒あたり2回転で1工程が完了するので、6気筒エンジンだと、1回転で3点火となる。

<写真はウェブより拝借>
欧州車だと、BMWも同様で、基本的にOBD2の端子の一つに割り当てられており、大体が+12Vのパルス信号で出力されている。
計算式はこんな感じで、周波数がわかればいい。
周波数(Hz)= RPM(毎分回転数)/ 60(毎秒換算)x 3(点火数)
シフトライトとしては、表示したい回転数を段階的に設定(例えば、最小、最大、レブリミット警告)出来ればいいので、そんな複雑な仕組みは必要にならないと思う。
今回は、海外で既に設計している方の情報を基に、マイコンでプログラミングを使ったものに挑戦してみた。アルディーノというイタリア製のもので、日本でも広く使用されている様だ。
昨年、海外のコミュニティーの方々とStop&Goの機能に挑んだ際に、使用していた同類のもので、プログラミングには、ほんの少し慣れていたこともあり、今回はそんな時間はかからなかった。(ただし、昨年のStop&Goは断念。。涙)
と言う事で、完成した、動画を掲載してみたので、興味ある方は是非ご覧頂きたい。イグニッションON時のギミックもしっかり機能している。
動画は検証のため、レブリミットを3,500RPM辺りに仮設定している。
さて、こちら、何に使うのかは、次回のお楽しみだ。。って楽しみにしているのは自分だけ?~爆)
Posted at 2022/04/17 01:22:07 | |
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