久し振りのブログになるのだが、いつも通り内容がマニアックすぎるので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願う。。汗)
愛車のモディネタがそろそろ限界かなと思いきや、実はまだ気になる大物モディが残っていた。それが、コンフォートアクセスである。個人的には、E9x系の純正機能としては、3大モダナイゼーション化の1つだと思っている。
ただし、費用対効果という面では、アフターパーツ的な域を超えており、車両全体へのモディ範囲が広いため実施へ移すには、これまでずっと躊躇してきた。
以下の様に、①、②のモディに関しては、紆余曲折ありながらもなんとか調査しながら導入に無事、漕ぎ着けて来た。
■ 愛車E90のモダナイゼーション化メニュー(大物系)
①
アダプティブ・クルーズコントロール(ACC, $541) -
導入済み
②
アダプティブ・ヘッドライト(AHL, $524) -
導入済み
③ コンフォートアクセス(CA, $322) -
未導入
そして、③のコンフォートアクセスに関しては、①のACC同様、数年前までは、必要性を感じなかったが、昨今の車両全般への装備標準化の流れからか存在価値を感じるようになって来た。それは、遠方旅行で使用したレンタカーでの体感が、利便性を高める切っ掛けになったかも知れない。
しかし、CAキーの導入からCAモジュールの追加とそれを中心とした車両全体への配線は、結構大掛かりでもあるし、先立つものも結構大きい。とは、いいながらも思い立ったが吉日、関連パーツの購入を開始し始めている〜(笑)
先ずは、こちらのアウタードアハンドル(助手席側を参考に掲載)。外観から非CA用との見分け方は上部にある5本線。CA用のハンドルは、取付け先端部にコネクターが付いており、ハンドル内部にある静電容量センサー、ホールセンサーの組み合わせで、状態検知を電気信号に変えて、CAモジュールに送っている様だ。
車両側に使用する電気的なパーツは、全て、セカンドハンド品をオクや海外ショップで入手するため、装着前に動作確認をしておきたい。と言う事で、これまでに構築したベンチ環境へ、CA用の機能を追加すべく、CAモジュールや、アウターハンドルのハーネスを追加し可能な限り、センサー動作や接続性の確認を車両実装前に実施する事ができる様にした。
診断機により、CAモジュール(PGS)が認識されたことを確認。これにより、CAに接続されたアウターハンドルが、左右それぞれのスロットにて動作(この時点で詳細は割愛)している事も確認出来た。
また、CA導入にあたっては、直接関係はないが、K-CANバスを介したモジュール間の信号プロトコルを確認できるようにするべく、Arduino(マイコン)にCAN Bus信号をSniffing出来る様な環境も追加してみた。各モジュールに割り振られたCAN ID毎の信号をモニターする事により、モジュールの初動だったりをリバースエンジニアリング出来るので、現在、CICを起動させるのに使用しているCASのエミュレーターもArduinoにより、代替できる可能性が見えて来た。(ただ、既に、CAS+KOMBI接続にてキー解除が出来て、CIC起動が可能となったので必要性は低いがw)
以前、ACCの動作解析をするために使用したCANインターフェイスを流用。ACCはパワートレイン(PT-CAN)用で、500kbpsのCAN信号であったが、K-CANは、100kbpsに設定すればいい。
上図はSniffingのサンプルデータとなるが、しっかりとデーターを吐き出してくれている。
今の流れとしては、CA用のキーの準備と登録、それに伴って、車両へのCAモジュール装着とハーネス追加。ちょっと面倒なのは、左右のドアのアウターハンドルをCA用に交換、そして、信号線と電源のハーネス追加。車両からキーへ無線で信号を受け渡すアンテナは4か所あり、一つは、Exteriaとなるため、リアバンパーの取り外しが必要になってくる。
細かく書くと長くなってしまうので、この辺りは、また、各パートで触れて行きたいと思う。ちょっと息が長いモディになりそうだ。。。汗)
Posted at 2024/10/04 17:51:40 | |
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