
いやぁ~っ、カラ梅雨といっても、結構ジメジメ感のある週末を家でマッタリと過ごしている、かれんこパパです~♪
今回、愛車へのコーディングについて調査および、施工をしてみたのですが、そもそも、このコーディングがなぜ、Dラーで公式に認められていないのかという点について、少し調べてみました。
コーディングとは、“符号化”や“プログラミング”といった語源となりますが、このコーディングという言葉自体がクルマ業界では、ECU (エンジンコントロールユニット)内のデーターを変更し眠っている機能を呼び出す意味で使用されています。
(タイトルの画像は、今回調査したE90で出来るコーディングの内容になります。。。他にもまだありますが・・・)
しかし、そのECUをクルマメーカーが採用した主な理由は、ウィキペディアで確認して見ると、以下の4点が挙げられております。
1.エンジン性能向上
2.燃費向上
3.排気ガスのクリーン化
4.運転性の向上
お気づきかと思われますが、この中には、コーディングするという目的が含まれていないのです。もしコーディングを付け加えるとするならば、5項として「機能追加変更の柔軟化」とでも記されるのでしょうかww
一方、個体差のあるクルマ性能を最大限に引き出す目的で、ECUチューニングというものがあるようですが、こちらは、明らかに、上記4つの理由を網羅している部分が多いので、メーカーとしてもうなづける点が多いような気がします。
では、コーディングの話に戻りますが、コーディングはなぜあるのでしょう・・・? これは、グローバル展開しているクルマメーカーには生産性を上げる上で、効率よい機能だからと考えます。たとえば、BMWでは、本国のドイツのみならず、欧米、日本、中国などの他にも多国に販売されており、その国の交通ルールや仕様に合わせた、機能が必要になってくるわけで、国毎に、機能を準備していたら前記した生産性などの足枷となるので、機能の有無を設定したデータ(以後スクリプトという)をそれぞれ、作るといったコンセプトが生まれたのだと推測します。
そして、その普段日本で設定されていない、グローバル機能を呼び出す事がコーディングと呼ばれ、現在普及しているのだと思われます。
では、コーディングを実施すると、Dラーの保証が無くなる、もしくは、もう受け入れてくれないDラーもあるという噂を聞きますが、これは、なぜでしょう・・・? そうですね、言うまでもないですが、メーカーもしくは、Dラーから公式に認められた変更ではないからですね。。。そのことから、知識なしでは、一般の方は、踏み込めない、禁断の世界となっているのです・・・(汗)
要するに、ここで言いたいことは、今後皆さんが、コーディングを実施するうえで、気を付けて頂きたいことが、前記した内容を含め幾つかあります。。。
1.施工は、全て自己責任です
2.Dラーにて、コーディング施工が発覚した際は、保証が無くなる可能性がある
3.車種毎に設定方法やスクリプト内容が違うので、確実性なしで一般公開しない
といった事を、最後に述べさせて頂きます。
とはいえ、せっかくある機能ですから、BMWのコンセプトである、~駆け抜ける歓び~を堪能する上で、欲しい機能ですよね。。。ということで、これからコーディングされたい方は、確実に施工できる個人の方や、ショップさんにお願いしましょうというのが、かれんこパパからのメッセージです~☆
Posted at 2013/06/16 12:22:41 | |
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