我が家のフリードも早いもので今年で3年目です。
2011年に初年度登録されているので、前オーナーから12年目となります。
走行距離も16万kmを突破してますます増えそうな感じです。
うちには息子のN-BOXもありますが、出かける時にはフリードの方が人気です。
一人で運転するのは構わないのですが、助手席や後席で落ち着くにはフリードの方が人気があります。
実際に10年以上前のクルマだから不満ということも無く、室内装備、空間、乗り降りやパッケージングにおいては良く出来ているクルマです。
先代のモビリオスパイクにも乗っていましたが、乗り心地、燃費、使い勝手においてはフリードの方が勝っています。
特に車体強度においても全然良く、コーナーリング時の安定感とハンドリングは最高です。
とにかく古いクルマではありますが、未だに多く走っていることも人気の理由です。
と、言うよりもかつてのサニーやカローラの大衆車のポストが、フリードやシエンタに取って代わったから多く見るのでしょう。
セダン主義から家族の様々なライフスタイルに対応できる、マルチパーパス的なクルマが求められた結果ですね。
フリード登場時に「フリーライフ・クリエイション」をコンセプトにしていて、コンパクトなボディサイズでもゆったりと快適な乗車を可能にしています。
特に家族構成に応じる5人乗り、7人乗り、8人乗りのシートレイアウトが選べたのが大きいでしょう。ステップワゴンのような大きなミニバンを運転するよりは、一回り小さいフリードを選ぶ人が多かったのも、普段使いと運転のしやすさから。
フリードは二代目から8人乗りを廃止していますが、エマージェンシー的なシートレイアウトは不要だったと気が付いたのでしょう。
私のは5人乗りですが、普段乗っても3人までなので荷室が広い方が使い勝手が大きいのでわざわざ探しました。
フリードも室内空間の使い勝手は良いのですが、やっぱりS-MXのシートアレンジには敵いません。1997年という時代に登場したS-MXは現在人気の車中泊を、当時からそのまま演出していたのですから。
それだけに最強のパッケージングカーでした。
車体サイズの割に小回りも効き、乗りやすくDOHC排気量2,000ccのエンジンはPOWERもあって扱いやすく、凝りに凝った純正排気音も最高でした。
ある意味ホンダチューニングされたカスタムカーと呼んでも間違いありません。
事故で廃車しなければ今も乗り続けていたでしょうね。
当時同じ仕様でカラーも同じのは、広島と北海道にあったのですが、どちらも状態がよろしく無くて、手を入れるにしても費用が掛かるので諦めました。
ちなみにバンパーを車体同色に塗装。
ホンダ純正BBSホイール
シート色の変更(グレイからオレンジのシートを探して交換)
自作LED照明メーターの加工費
純正オプションの革巻きステアリング
これにエンジンのメンテ、GABワゴンのサスペンションなど入れると軽く100諭吉を超えるので諦めました。
実はS-MXはエンジンもAT、ラジエターを含め、OHして半年ぐらいだったんですね。
パワステのギアボックスも交換したなぁ。
だから、その状態に持っていくのに時間も費用も考えると厳しかったわけです。
中古で買うクルマの状態も買ってみなければわからないのでは、致し方なかったのもあります。
特にガラスルーフの腐食は深刻なので、購入してから気が付くと乗ってられなくなります。S-MXを買う時もまだ玉数が多かったので比較的に選び放題でしたから。
それを考えると諦めるのもひとつの選択です。
そのおかげでフリードに出会たわけですから、あながち悪いことも無かったと思っています。
ブログ一覧 |
クルマ | 日記
Posted at
2023/01/16 21:47:22