毎年恒例のトンボ本気(マジ)撮りですw
普通に撮っても退屈なので、色々考えて撮ってます。
タイトル写真でお判りのように、今回は「ふれあい」がテーマです。(^^)
まず、そんなマニアック撮りの前に、
みんカラなのを入れておきます。
最後まで見てもらえないかもしれないのでw
ちょっと寄り道して黄葉前の練習ドリです。
カメラ: α7 + 55mm/F1.8
newウェポンは、よくボケるし、シャープに写るので気に入ってます。
まだTry and Error状態ですけどね。
PCで見ると、くっきり撮ったつもりがボケてたりで、絞りの違いに慣れてません。
ここにアップしたのはイメージに近いですよ。
奥行き感を出したいので、意図的にボカしてます。
↓[ A ]
トンボの前にマクロレンズの説明をしておきます。
↓[ 1-1 ] マクロレンズを買いました。
純正の30mm/F3.5で2.1万円という安物です。
マクロ初心者としてはこれで十分です。
↓[ 1-2 ] APS-C用なのでフルサイズでは周辺がケラれますが、
↓[ 1-3 ] クロップせずに「全画素超解像ズーム(Max.2倍)」という機能を使って撮ってます。
1.4倍すればケラれはなくなり、これだと6000x4000(24MP)の画像になります。
単なるデジタルズームではなく、解像感が劣化しないような処理をしているようです。
ちなみに、クロップにすると3936x2624(10MP)です。
↓[ 1-4 ] フードを付けるとフィルターが隠れてスッキリです。
フィルターが高くて干渉したので削ってますがw
[ 1-1 ]を見るとフィルター先端の色が変でしょ?
紙やすりで1.5mmほど削り、アルミ地肌が出てますw
フードがユニークな形だと思いませんか?
このマクロレンズ特有の形になってます。
↓[ 1-5 ] これがこのレンズのスペック表(価格.com)ですが、
「最短撮影距離」が95mmになってます。
これは撮影できる、つまりピントが合う被写体までの最短距離です。
基準位置はイメージセンサーです。
↓[ 1-6 ] ボディ上面には「距離基準マーク」が付いていて、
このマークが基準になります。
この延長線上にセンサーがあるということです。
95mmなのでフード先端から10mmぐらいまで被写体に寄れます。
なので、レンズが被写体に接触しにくいフード形状になってます。
ついでに、スペック表に載ってる「最大撮影倍率」について書いておきます。
これは、被写体をイメージセンサー上にどれぐらいの倍率で写せるかを表わしてます。
例えば1.0倍なら、1cm四方の被写体をイメージセンサー上の実寸で1cm四方、
つまり原寸大まで投影できるということです。
一般的な標準ズームや単焦点レンズは0.15~0.25倍程度なので、
マクロだと4、5倍の大きさで撮ることができます。
買ったのは短め目のマクロですが、
中望遠(90~150mm)のマクロが一般的なようです。
ある程度離れないと撮れない被写体が多いですからね。
例えば、マクロ界で銘玉と言われてる、
「タムロン SP 90mm F/2.8 MACRO」(通称:タムキュー)
は最短撮影距離が30cmで、最大撮影倍率が1.1倍です。
以上、なが~い余談になってしまいましたが、
マクロに興味ある方も多いかと思い、
細かく説明させてもらいました。(^^)
さて、写真の前にムービーです。
これを観てもらえば、
下でアップしてるふれあい写真をどうやって撮ったかが解ります。
カメラ : Panasonic GH3 + 12-35mm/F2.8
撮影モード : クリエイティブモード(絞りF2.8)
1mぐらいまで近づくと逃げる人見知りなトンボがほとんどですが、
中にはこんな超フレンドリーなのもいますw
そんなフレンドリーなのを綺麗に撮ってあげました。
片手撮りだし、AFだと羽根にピントがいってしまうので結構難しいんですよ。
カメラ : SONY α7(ミラーレス一眼)
レンズ : 30mm/F3.5 Macro
撮影モード : 絞り優先AE
画像ファイル: JPEG撮って出し
トリミング : あり
↓[ 2 ] まずは、逆光で地味なのをw
↓[ 3 ] ふれあいドリ、盛り合わせ
↓[ 4 ] コスモスとのコラボ
↓[ 5 ] 目が慣れたところで、
ディープなHyperワールドをw
これぞマクロって感じかな?
トリミングはしてませんよ。
もう飽きたでしょうから、
違う虫もw
↓[ 6 ]
マクロな秋の桜も。
↓[ 7-1 ] F16 1/1000秒 ISO-1600
F16まで絞らないとくっきり撮れません。
ISO感度特性は暗い時だけじゃなく、
昼間撮りでも重要なんですね。
↓[ 7-2 ] F9 1/200秒 ISO-100
トリミングしてませんよ。
ここまで寄れます。
レンズフードで花びらを押してますがw
↓[ 7-3 ] 最後は「光に溶ける」爽やかなショットで。
[ おまけ ]

169mm F5.6(開放) 1/2秒 ISO-3200
ブラッドムーンの等倍トリミングです。
ノイズでかなり荒れてるでしょ?w
撮り方が下手なのもありますが(^^;
方角的に部屋内からは撮れず、
仕方なく窓に腰かけての手持ち撮りになりました。
暗くて難しかったです。
↓以前撮った満月です。

175mm F5.6 1/400秒 ISO-200
こちらは三脚+リモートレリーズを使ってます。
撮影情報の違いから、いかに暗かったかが判ります。
次の皆既月食は2015年4月4日夜9時ごろです。
α7で長いのを使えば、
もっと綺麗な「向上の月」が撮れるかなw
一枚の写真を撮るには、
(1)構図をどうするか?
(2)ピントをどこに合わせるか?
(3)絞り(ボケ具合)をどうするか?
(4)露出補正をどうするか?
(5)アスペクト比(16:9 or 3:2 or 4:3)は?
(6)縦か横か?
を考えるわけですが、
ベストな写真を歩留まり良く撮るには、
これだけのことを瞬時に判断するセンスが必要です。
もちろん、一つの構図で何枚も撮ることはありますが、
いつも、何かが抜けるんですよねー
まだまだ修行です。
皆さん、台風にお気をつけ下さい。
では、また。
ごきげんよう。(^^)
Posted at 2014/10/12 20:26:08 | |
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