ちょっとだけ懐かしいカーオーディオ（その7）

　今回は今シリーズ初の1DINデッキ、SONYのMDX-C8000、MDデッキです。



　確か当時一番安かった1DIN MDデッキで68,000円ですから、カセットやCDに比べるとまだ普及前途といったところで、雑誌でも「カーMD時代の到来を予感させる高性能ユニット」との書き出しで紹介しています。結局のところ、カセットよりも短命に終わったということになりますが・・・。

　SONYのMD音質改善技術「Wide Bit Stream」搭載、写真にあるように別売りのDSP内臓デジタルプリアンプも接続可能となっているなど、MDとしては高音質モデルだったのかなと思います。これ以前には確か1DIN 4連奏MDチェンジャーデッキ（確か10万円以上だったと思います）などもありましたが、C8000で大分手の届くところまで来たという感じになったのかと思います。

　それにしてもこのシリーズの液晶表示はイマイチだった（とても見づらい）記憶があります。SONY独自のロータリーコマンダーは販売推奨のネタにはなりました。

　さてさて、オーディオに絡んで、リンク先のわたしの別ホームページでも紹介していますが、70～80年代のモノが好きな方にお勧めの雑誌が、写真の「ステレオ時代」です。



　オーディオ版「ハチマルヒーロー」です。既に3刊発刊されていますが、当時を知る方にとっては懐かしく楽しく読めると思います。最新刊はわたしの好きなカセット特集。ナカミチのドラゴンはやっぱりすごいデッキだと思いました。その他、カセットテープ/デッキの今、ＴＤＫのカセット年表など、カセットファンにはたまらない一冊です。

　WUY30にもナカミチのカセットデッキを積んでいますが、この音はやはり手放せないです。