
しばらく行ってないな~のシリーズをもう一つ。
徳山湖が湛水して月に何度かの定期船、あるいは歩いて山越えをして冬以外は人が住んでいるのが門入地区。
門入から南側の尾根へ標高差360mを越えるのがホハレ峠。昔、急な山道を寒風に吹かれながら歩いた人達の頬が腫れたと云うのが謂れらしい。
ダム湖建設に絡んで峠の南側は舗装林道として整備されたが北側は昔を偲ぶ杣道。だが近年、予算と地権者の調整ができて北側の林道工事が進んでいるらしい。
南の川上部落からガードレールの無い細い道をびびりながら登っていくと、峠手前から走るのをためらうほどは荒れていない未舗装林道に。
峠の古いお地蔵さんは人の業により石仏に代わっている。ホハレ峠と彫られた石は初見だと思う。杣道の入り口はトラロープで規制され、2km先に新しい歩道と書かれた看板がある。
伐採林道跡を整備した尾根を少し進むと新しく急な削り落とし。これ下りはいいけど帰りオンロードタイヤで登れるのだろうかとちょっと不安になる。
駐車場の看板でバイクを停めてようやく景色を見回す余裕の無さ。北に開けている。見た事の無い山の配置だ。
背後の尾根から左右に繋がり、西谷があって向こうに連なるのが地元藪山愛好家向けの千回沢山の尾根、更にダム湖があって奥に霞むのが越美県境か。すると右奥の存在感は能郷白山…と家に帰ってから写真と地形図を見ながら一杯。
今は沢に降りる直前の複数のヘアピン区間を工事してるようだ。沢から門入までは伐採林道跡があるからそれを使うのだろう。
舗装するかはともかく先が見えた感じではある。でもダム補償での私有地への道だから施錠される可能性があるのかも。
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なんか裏山 | 日記
Posted at
2023/11/01 18:42:39