
滝を2つ見て、大杉林道を戻って白山中居神社。
神社の参道をくぐる朝日添(わさびぞ)川沿いに上流へ。
●長走滝(長走り)
一車線の舗装路を登って行くと、新しい標柱がある。
車は台数が停めれないが、少し手前の路側に駐車。
下草の少ない杉林の小道は間違えると神社の方へ行ってしまうので、下記のリンク先からめくって下さい。
個人のサイトですが、石徹白の莫大な絵地図があります。
川原に出ると、くの字に曲がった岩場の淵と、小さい段から斜めの岩場を走るように水が流れる様が楽しめます。
難しい所も無く10分掛りませんので、家族連れでお弁当なんかにもお勧め。
【
絵地図工房 風の宿】
左上“いとしろ”→下の方の左“01-06 2005 石徹白”→下の方の詳細地図“01-06-a”
開いた絵地図の右端上部の“長走り”
赤線はリンク写真の遡行経路(沢靴等必要)
●鳩塩滝
長走滝を見て車に戻り、そのまま進めば朝日添橋。
舗装はここで終わり、軽でも横腹を草が触りそうな幅で左が保川(ほーがわ)林道、右が朝日添林道。
橋の向こうと川原に降りた所に何台か停めれる。
いよいよスタミナが切れつつあるが、冷やっこい川にも入りたくなって沢靴の出番。
(*)
地図は先のリンク先の“01-06-b”図参照。
水が少ない時期とはいえ、膝下ぐらいまでは時々浸かりながら順調に進む。
大きな飛び石が適当にあり、ルートを繋ぐのがパズル感覚で面白い。
曇りがちの天気に、秋の昼下がりもあってちょっと薄暗い感じ。
朱色の析出箇所も少しあり、魚が居る程度に温泉成分も流れているようだ。
流れが急な所も無く、30分ほどで鳩塩(はつしお)滝に到着。
黒い岩から幅広に流れ落ち、赤茶色の岩や柱状節理も見えます。
右岸から1本、左岸から2本の細い流れも合わせ、重い独特な雰囲気を感じます。
写真を撮っていると、「ヲー」とか「んー」と言った感じの唸るような低い声がした気がしてびびります(汗)。
『すいませんすいません、写真撮ったらさっさと帰りますんで。殺生もしませんし、いや苔ぐらいは踏んづけてます。あああ、その時に虫も踏んだかもしれません、ごめんなさいごめんなさい』
などとぶつぶつ言いながら合掌していると、雲が切れて日が差し込んできました。
白い滝の流れに西日が射して一気に露光オーバー。周辺の暗さとメリハリが付き過ぎて、写真にならなくなっちゃいましたw。
谷間の音に関しては、下の個人のサイトなど面白いです。
【
田舎の生活】
真ん中の下:ルアー釣りと渓流釣り写真→尾上郷川:カラス谷とコブ谷
気がついたら身体もすっかり冷え(足濡れてるし)、日も傾いて少し焦り気味に撤収。
車に戻り、着替えて一息。
さすがにちょっと疲れました。谷の数を欲張ると、一つ一つの印象が薄くなりそうで勿体無いカモ。
帰りは高速を使えば2時間余り。御岳方面に比べると気が楽です。
*林道を進んでから、滝横へ怪しい踏み跡を通って行く事も可能らしい
Posted at 2009/10/16 17:09:11 | |
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涼しげな話 | 日記