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緑色壱號のブログ一覧

2016年02月10日 イイね!

電動ファン化 消えた物、ついた物

電動ファン化 消えた物、ついた物 今回の電動ファン化について、やった事が多いのでまとめてみました。
 まずはもともとの冷却システムですが、ベルトでプーリーを動かして、ファンクラッチを介してからファンを回しているメカニカルファンとか、カップリングファンとか呼ばれるタイプです。ボールペン一発描きなので、概念図が下手クソなのは許してください。
 ラジエーターの後ろにエンジンの動力で動くメカニカルファン、ラジエーターの前方にエアコンのコンデンサー、その前方に補助電動ファンが2基ついています。
 補助電動ファンはエアコンガスの圧力上昇時とか、水温が上がりすぎた場合等に作動する様になっています。(たしか…)よくあるお手軽水温対策は、この補助電動ファンの作動の為の水温センサーに抵抗なんかを入れて、ECUを騙して補助電動ファンを早回しするという物ですね。あくまでも電動ファンは補助であって、メインのファンはあくまでもエンジン駆動のファンになります。



今回は、付いているメカニカルファン及びそのシュラウド、補助電動ファン及びそのシュラウドと、冷却システムを丸ごと電動ファンに替えるという内容になっています。


 今回の改造に至った理由に、メカニカルファンのファンクラッチが非常に高額で、電動ファン化の費用と見比べて悩むような値段だったというのがあります。
 といっても口実の一つであって、電動ファン化によるエンジンのレスポンス向上、冷却システムの高効率化やらが気になってしょうがないというのが大きい理由です。その次の理由は、「自分でクルマ弄りがやりたい」という理由ですが。



 ボンネットを開けて、目立つのが補助電動ファンですね。間欠動作でブオーンと言ったり言わなかったりする原因がこのファンです。



 実際に取り外して並べてみると、こういうパーツ達で構成されています。どれも交換履歴不明なので、どれがいつ死んでもおかしくないですね。



 ラジエーターよりエアコンコンデンサーのが小さいので、補助電動ファンシュラウドもその分しかありません。とはいえプッシャー側なので、パーツの主な目的はシュラウドではなくてフィンガーガードなのでコレでいいとは思いますが。こうして重ねてみると、補助電動ファンのシュラウドが吸い込みの抵抗になっていそうな雰囲気がありますね。



 今回は全て外すので、撤去したあとのラジエーター廻りがこうなります。エアコンコンデンサ前の補助電動ファンが無くなってスッキリです。シュラウドも丸ごと消えたので、空気吸い込みの効率は上がっていると思います。メカニカルファンを外して、この補助電動ファンだけで冷却というのは、出力が低すぎるのでちょっと現実的ではないですね。



 新しく取り付けるファンとシュラウドについてはDerale社のキットを使用しました。
Part No.16842 High Output Dual 12" Electric RAD Fan/Aluminum Shroud Kit という製品です。モノとしては300Wの12インチファンが2つの、合計で4000CFMの流量を誇るという奴みたいです。出力優先のファンなのか、薄型ファンとかの類ではなく、厚みはそれなりにあります。ファン2基の製品を選んだのは、シングルファンよりも信頼性があるだろうという保険の意味ですね。シュラウドのサイズについては他にも複数ラインナップされていますが、純正のシュラウドのサイズを見ながら、一番サイズの近い物を選びました。



 シュラウドの厚さや、ファンの位置を調整したりする必要があるので、加工無しでそのままポン付けとは行きません。



 取り付けもラジエーターのアッパーホースだのATF配管だのファンベルトのプーリーだのあーだのこーだのと、干渉するものが非常に多い為に、ファンシュラウドを上から付けてから、今度はバラバラにしたファンユニットを車体の下から入れたりと、思い返せばそれなりに面倒でした。



 合計最大出力50A程になるファンの為に、オルタネーターも強化品に替える必要があります。コレに関しては既存のオルタネーターの交換履歴が不明なので、そもそもいつか交換の必要アリだったので、ちょうどいい機会でした。
 今回はADVANCEの130Aタイプを使用しています。



 純正オルタネーターに合わせて作られている配線も同じく交換です。エンジンの熱やら負荷の加熱やらで、安全率を~なんてやってたら1AWGのごん太な配線になってしまいました。悪い癖ですね。



 冷却システムを弄り、更にオルタネーターも交換するならついでにやってしまえという事で、EGRのエアポンプも撤去です。



 元々マグネットクラッチの配線は外してありましたが、今回ので丸ごと撤去してしまいました。エコだの環境を気にするなら、今乗ってる車捨ててテスラに乗ってますから…。アレはアレで怒涛の加速で面白い車ですけれど。エキマニについているチェックバルブの撤去の際に、手持ちの工具がうまく入らずに、薄型の27mmスパナを買うためだけにホームセンターに行く羽目になりました。



 バキュームの分配器なんかもまとめて撤去して、エアポンプレスキットを組み込んで随分とスッキリしました。インマニのEGRも撤去したかったのですが、手を付けると今回の作業が終わらなくなりそうなので、バキュームホースに蓋をするだけでお茶を濁しています。



 ファンコントローラーについては今回はアメリカのDerale社のPWMファンコントローラーを使ってみました。Derale PartNo.16795という奴ですね。
 純正は抵抗器を通して電圧を下げたLowモードと、抵抗器を避けて12VがそのままはいるHighモードの2ステージで動いてますが、PWM制御なので0-100%の出力で自在に制御できるのがウリです。spal社のPWMコントーラーはいつの間にか販売終了していたようですが、この製品は市場に出てから販売終了せず、マウント違いの製品なんかを追加で出すくらいなので、それなりに成功している製品なんだろうと思って採用しました。この製品の他に、マウント違いと、ファンシュラウドキットに埋め込んである一体化の製品もあるようです。どれも日本国内では正規販売されていないようですけれども。


 Derale社のファンとかは国内でも使用されているようですが、日本国内でコレを使っている事例をなかなか見ないです。まさか自分が初めてってわけじゃないですよね…?目立たないだけで誰か使ってますよね?

 目標温度設定に対してファン出力を可変するコントローラーですが、エアコンの圧力スイッチなんかにも対応できるように、オーバーライドの機能もあります。今回はエアコンの圧力スイッチと、手動の強制作動のスイッチを繋げてあります。オーバーライドが入ると、出力60%になり、水温が低下しない場合は出力を上げていくという動作をするみたいです。制御方式については、P制御なのかPI制御なのかPID制御なのかはどこにも記述がありませんので、不明なのがちょっとモヤッとします。

 セットの中身としては配線や固定に必要な物は一通り入っています。サーキットブレーカーもついてくるのでヒューズは不要ですし、PWMコントローラーなのでリレーなんかも不要です。ファンとの防水コネクタなんかは入ってないので、コネクターを使用する場合は自前で用意する必要があります。



 説明書の通りに配線すればいいわけですが、今回は説明書の通りにバッテリーに直結は出来ませんでしたので、説明書によれば保証範囲外の使用方法になります。正規代理店とかがない製品を海外から買ってるので、そもそも保証なんかアテにしていませんけれど。



 ファンコントローラーの近くに防水ケースを付けていて、その中にサーキットブレーカーと電流計の為のシャント抵抗が入っています。普通の直流電流計はPWM制御の出力測定には本来不適切なのですが、手持ちの電子部品の山から出てきたのがコレなので、暫定的に取り付けしてあります。一度はオシロスコープで真面目にデューティー比なんかを観測してみたいところです。



 取り付けについては、ウォッシャータンクの撤去跡地にステーを作って取り付けです。



 何か作業するのに毎度邪魔臭かった純正ウォッシャータンクは、今回は汎用品に取って代わられました。自分の場合はウォッシャーの使用頻度は高くないので、汎用品で十分です。配線と配管をチョイチョイと替えるだけなので、簡単です。使用したのはトラストの汎用カンガルータイプです。ステーを2液接着剤でクーラントタンクに固定しています。熱膨張の差とかでタンクに亀裂が入らないと良いんですが、取り付けてから気づいたので、割れたらその時また考えましょう。



 空気の吸い込みを改善したので、ついでに空気の出口も改善しようという事で、エンジンのアンダーカバーも加工を行いました。シュラウドの後ろくらいから直ぐ下に排気できるのと、その他補器だのオイルパンだのの下からも空気が抜けたらいいなという目的です。



 ノーマルに比べて随分とスパルタンな見た目になりましたが、普通は誰も腹下なんて見ないので問題ありません。腹下に排気口が出来たので、停車時でも電動ファンの排気で運転席足元あたりに熱風がきたりします。空気が抜けてる証拠ですね。多分。ダウンフォース的にはまっ平らの方が良いんでしょうが、その代わりにボンネットをサメエラまみれにする必要があるので、今回は見送りです。



 改めて見てみると、結構やった事が多いですね…。やっている時はハイになっているのか、真面目に振り返らない状態になっているのか、そんな認識は無かったんですが。楽しくクルマの下で作業しておりました。

 次回あたりは、電動ファン化で変わった事、メリット・デメリットや気がついた点なんかが書ければと思います。
Posted at 2016/02/11 00:01:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2016年02月08日 イイね!

電動ファン化 取り付け完了

電動ファン化 取り付け完了 休みをみつけてはチマチマと進めていた電動ファン化ですが、この土曜日にやっとこさ作業を完了しました。本来なら長期休みとかでじっくり腰据えてやるべきだったかもしれないです。今更の話ではありますが。







 ファン付きシュラウドもつけたので、配線作業を行っていきます。



 冷却システムを監視するために、電圧電流計の配線が地味に面倒です。



 エンジンルームの配線が終わりました。今度は電圧電流計や、エアコンシステムからのオーバライド、手動のオーバライドの為のスイッチやパイロットランプを車内に配線しないといけません。



 車内への引き込みに関しては、ヒューズボックスの下がグロメットもなにもなく、そのまま車内に繋がっているので難しくはありません。



 そしてやる度に憂鬱になる、車内の配線作業です。



 センターコンソールの小物入れに電圧電流計を設置しています。



 電圧電流計については、冷却ファンシステムがサーキットブレーカーやなにかで電源を喪失したりしても、車の中から状況を把握をするためについています。
 電流計については、普通ならばファンの出力を測定できるのですが、今回使用しているファンコントローラーはPWM制御を使用している事から、出力のデューティー比によっては普通の直流用電流計では拾えない事がおきます。とはいえ、正確な出力把握の為にオシロスコープをクルマに積むわけにもいかないので、「出力が上がってくると電流に変化が出てくる」のが把握できる程度となります。積分回路つくるのも面倒だし…。


 強制ファン動作スイッチ、同パイロットランプ、エアコン圧力センサによる強制動作のパイロットランプも不安になるので付けております。後ろの配線については今後の試験で動作異常なんかが無かった後に、改めて綺麗にまとめる予定です。



 そんなこんなで、どうにか電動ファン化の作業が終了です。
もともとエアクリボックスの断熱加工が目立っているので、それに比べるとあまり変わった感じは少ないです。



 一番大きい外見上の変化といえば、補助電動ファンが無くなったことでしょうか。



 覗き込むとプラスチックのシュラウドとメカニカルファンがアルミ製シュラウドとファンになっているのがわかります。取り付けまでに色々悩みましたが、無事に付いて良かったです。



 ファンコントローラーはウォッシャータンクを汎用品に交換し、できた隙間にアルミ板でステーを立てて取り付けています。



 ステーについたままでもファンコントローラーの目標水温を調整をできるようにして取り付けてあります。と言っても、蓋を外して内部のポテンショメーターを調整するだけですけれども。



 こんな表を見ながら温度の設定を行いますが、温度設定に関しては、夏場になってからまた煮詰めないと行けないと思います。なにせまだ取り付けたばかりなので、色々走ってみないとわかりませんね。


 今後は電動ファン化してみて、どう変わったかがメインになりそうです。
Posted at 2016/02/08 01:09:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2016年02月02日 イイね!

電動ファン化 配線関係の準備とか

電動ファン化 配線関係の準備とか まとまった休みがなかったり、半日休みだったり、休みが取れたかと思えば悪天候だったりと思ったように作業が進みませんが、できる所からチマチマやっています。










 今回の電動ファン化では、エアコンの圧力スイッチに連動するオーバーライドがあるので、その信号を取るためにファンレジスターの配線をバラしてみたり



 コントロールユニットなども、やはりそのままポン付けというわけにはいかないので、アルミ板を加工してステーを作ったり



 コントロールユニットとか、電圧電流計の為のジャンクションボックスを取り付ける為に、ウォッシャータンクをちょっとどかしてみたり



 室内でもできる配線作業とか、配線作業の準備とかをやっています。気分は電気屋さんです。



 加工したファンシュラウドに、固定用のステーやら電動ファンを取り付けていきます。漏電してファン機能が死ぬと、オーバーヒート一直線ですので、防水コネクタとか防水ジャンクションボックスとかを使って防水に気をつけたりしてます。



 シュラウドの厚さを薄くした分、高ナットでファンの位置を調整、冷却効率が落ちると困るので、出来た隙間はアルミテープやエプトシーラーで潰してあります。



 ファン廻りも完成し、後は車に取り付けて配線作業をすれば完成です。加工する前に比べてなんか見た目が厳つくなった気がします。

 一つ一つはつまらない作業ですが、こんな作業でもやっていると時間がとられますね。長期休みでもないので、時間を見つけてはちまちまやっていくしかないです。


 準備もしたので、あとは車に取り付けて配線作業すれば完了ですが、配線作業も運転席廻りの内装を外して、ファンの強制起動のスイッチと電圧電流計を取り付けたりするので、地味に面倒くさい予感です。地道に完成には近づいているのが救いです。
Posted at 2016/02/02 00:54:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2016年01月24日 イイね!

電動ファン化 ファンシュラウド

電動ファン化 ファンシュラウド 電動ファン化ということで、既存ファンとクラッチ、シュラウドを撤去したあとに、新規の電動ファンとシュラウドを取り付ける事になります。ファンの固定の為にもシュラウドが欲しいですし、シュラウド無しだと冷却効率がとても悪いので、シュラウドは必須です。




 元々の状態としてはこういう納まりをしています。



 ファンとシュラウドを取ってしまえば、それなりに空間ができるので、このスペースにファンとシュラウドを取り付けることになります。


 スペースがあるとは言え、買ってきたシュラウドの厚みがあるので、そのまま取り付けるにはちょっとスペースがしんどいです。数字上は入るんですが、脱着が大変です。ラジエーターアッパーホースとか、ATFの配管とか、そういったものの脱着無しでファンやシュラウドの脱着ができるようにならないと、今後の整備性が悪くて大変なので、どうにかしないといけないです。


 というわけで、厚さを半分近くまで縮めます。ゼビ語みたいだと言われたDERALEのロゴも少し欠けますが、しょうがないですね。



 作業台とジグソーと切削油を用意して、バッサリいきましょう。最近は作業台も増えて、作業が楽になりました。

 
 思ったよりはマトモに切れました。シュラウドっぽい厚さになって、見栄えも作業性も向上です。


 取り付けてみると、今度はロアホースのあたりのATFの配管が干渉します。

 
 既存のシュラウドはどうなっているのかというと、この部分だけ斜めにカットされていて、避けるようになっています。



 今回は配管の部分の切り欠きで対応します。隙間にはエプトシーラーでも突っ込んでおきます。


 悪くない感じで納まりました。


 
 新しいシュラウドもなんとか綺麗に納まりそうです。ラジエーターに接触するエッジ部分には、溝ゴムが付属していますが、周辺の隙間埋めも兼ねてエプトシーラーを貼り付けています。

 あとは固定ステーをどうやって取り付けるかをクリアすれば、電気関係の配線作業で一通り完了になります。寄り道をしなければ。
 まとまった時間が取れるのが週末の半日とかなので、なかなか進まないのが残念です。 年始に思い立って衝動的に初めてしまいましたが、地味に時間を喰う作業なので、ゴールデンウィークとか、盆休みとかにやるべきだったかな?と今更思い始めたりしています。今更引き返せないんですがね。
Posted at 2016/01/24 23:55:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2016年01月22日 イイね!

電動ファン化 電気関係(ファン・オルタネーター)

電動ファン化 電気関係(ファン・オルタネーター)










 今回の電動ファン化にて使用する予定の電動ファンは、アメリカのDerale社のアルミ製ファンシュラウド一体型の電動ファン2基の物です。

Part Number16842
High Output Dual 12"Electric RAD Fan/Aluminum Shroud Kit


と言う奴です。電動ファンとしては、Spal社とか、Flex-a-lite社とかのが有名で、日本国内でも見かけますが、Derale社って中々見かけない印象です。
日本ではアメ車のエンスーな人達が使ったりしてるみたいです。



 見てみたら、モーターそのものはSPALって書いてあるんですけどね・・・
SPALの他にも、他の製品ではBOSCHのモーターもOEMで使ってるみたいです。

 今回この製品を選択した理由としては、シュラウドが付いていて、わざわざシュラウドを自作したり、加工したりする必要がない事と、風量がかなり強力だからという理由です。300Wの高出力モーターで、1基で2000CFMの風量、2基合計で4000CFMの風量という事でかなり強力です。多分。日本で販売されてる汎用品ではあんまり見かけない風量なので。
 4000CFM(立法フィート/分)ですと、1887.8L/sec(リットル/秒)になるので、ビリオンとかの16インチ2基とかと同じくらいの数字でしょうか。アレもSPAL社製のファンみたいですが。コレ以上となると、電動ファン世代の車両の純正品の流用とかになるかと思います。ボルボとか、ベンツとか。詳しい風量は知りませんが。
 今回は補助電動ファンも全部外すしてコレだけにするので、風量が多いことに越したことはありません。補助電動ファンの早回しだとかではありませんので。

 あと、国内で似たようなものを探したり、アルミシュラウドをワンオフで作ったりするより、安くて早いです。

 モーターが2基という理由としては、カップリングファンも補助電動ファンも外してしまうので、冷却ファンの類が一切無くなる為、万が一ファンが故障した時に2基あれば少しはマシだろうという信頼性からの理由です。ファン1基だと死んだらラジエーターの自然放熱しかできなくなりますので、ファンが死んだ時に、もう1基でどこかの駐車場まで持ってくれるといいなという期待です。2基とも同時に死んだら諦めましょう。



 汎用品で様々なサイズで販売されているため、一番近いサイズを探すために純正ファンシュラウドを採寸して選びました。



 重ねてみたらほぼ同じ寸法なので、一安心です。

 さて、300Wの強力なファンはいいのですが、そんな物を動かす為にはもちろん見合った電力が必要です。

 
 消費電流についてもちゃんとメーカーホームページの製品紹介に書いてあります。「1基で最大24.8A」と。つまりは24.8A x 2基で、最大時にほぼ50A持って行かれます。


 今現在車両についているオルタネーターは、交換履歴不明の純正オルタネーターです。最悪の場合、21年目8万7千キロに突入の骨董品です。正直言って、電動ファン化しなくても交換時期です、はい。


 というわけで、ADVANCEの強化オルタネーター130Aに交換です。


 純正オルタネーターは側面に73→143Aとあるので、143Aのオルタネーターなのかな?と思っていたんですが、ADVANCEに問い合わせてみたところ、

 「オルタネーターの出力表記は国際規格で統一されていません。オルタネーターは発電時の熱及び、エンジンの熱など、熱の影響で出力が低下します。日本製のDENSOや三菱は定格出力を記載しますが、BOSCHやVALEOは熱負荷無しの数値を最大出力として表記しています。」

 との回答でした。ということは、実質は73Aあたりと思っておいたほうが無難なのかもしれません。

 さて、73Aのオルタネーターが付いていたとして、

「73Aのオルタネーターを130Aのオルタネーターに交換しました まる」

とは行きませんよね、オルタネーターの配線が73A用ですから…。最悪配線から燃えそうです。

となると今度は配線選びという事になります。


 キノクニのバッテリーケーブルを見ながら、余裕を持って選んだら1AWGとかいう超太い線になりました…。


 結局はファンだけでなく、こういう所も必要になってきますね。オルタネーターに関しては、故障して路上で立ち往生にならずに交換できて良かったね、としておきましょう。



 なんせ面倒臭いのは、エンジンを這いまわって、反対側バンクのエキマニの下の遮熱板の更に向こうの、セルモーターまで繋がっているオルタネーターのハーネスですから…。バッテリーからセルモーターの配線は流石に太いんですけどね。



 ファン廻りだけ変えておしまいです。とはいきませんね、やる事は多いです。
土日に作業したいのですが、雨とか雪だと作業が進まないので困るなぁ…。
Posted at 2016/01/23 00:39:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | R129 | 日記

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