思い返せば、昔の車っていうのはドリンクホルダーがなかったような気がします。90年代半ばとか小学生の鼻タレだったんでよく覚えてませんが。W140の後席の乗り心地が良かったことくらいしか覚えてません。
で、紫の子もR129前期型なので、ドリンクホルダーがついてません。実はあるけど、気づいてないだけかもしれないと思い、マニュアルをみたりいろいろ弄ってみましたが、やっぱりついてませんでした。年代的に考えられていなかったようです。そういや昔はペットボトルも売ってなかった気がするなぁ…。プルタブも小学生くらいの時に変わったなぁ。
で、近代化のためにとおもって買った、中期だか後期型用のドリンクホルダーがずーっと箱のなかで眠っていたので、いよいよ取り付けをしました。小物入れだったところがドリンクホルダー2つ分になる奴ですね。ホルダーが畳めるので小物入れとしても使えます。エアコンルーバーにドリンクホルダーを取り付けるのは、雰囲気に壊滅的な損害を与えるので絶対にやりたくないのです。内務人民委員に反逆行為として銃殺されます。
既存の状態がこちら。灰皿と小物入れで前後分割のタイプです。モノによっては小物入れじゃなくて、テープホルダーだったモデルもあるようですね。小物入れの方で助かりました。しかし、小物入れの中身だかが紛失しているようで、プラ板だかを裏からガムテープで固定している感じです。しかも灰皿の方はロールシャッターの動きがおかしく、どうも壊れている予感。
ドリンクホルダーがないので、小物入れに乗っけて代用しておりました。
小物入れにアクセスするために、ウッドを外します。
ウッドの下にあるネジを外します。
開ける方向間違えて破壊すると評判の、肘掛けを外します。開く方向は横なんですよね。前のボタンはスライド用です。間違えてへし折る人がいるとかナントカ。
肘掛けのカバーの下に、小物入れの固定ネジがあります。
取ったどー! ということで古いのを摘出します。シガーソケットの電源と、イルミ電源が来ているので、今後なにか増設する時に役に立ちそうです。今はまだ封印ですが。また、小物入れのロックのためにバキュームラインが来ています。ベンツはバキューム好きですよね…。
新旧比較。やっぱり灰皿のロールシャッターは死んでました。さようなら、17年間ありがとうということで、彼は燃えるゴミ送りです。こんにちは新品。
外したついでに、普段は手の届かないところに雑巾がけをします。パーツの隙間をかいくぐって、こんな所まで汚れるのはびっくりですね。古い車なんてそんなもんですけれども。スナック菓子の破片がなかったのが、この車は意外とマトモな状態なんだとおもいました。
肩叩きの後にやってきた、新品のドリンクホルダーの方は夜間照明もシガーソケットもないので、ロックの為のバキュームラインの接続だけでおしまいです。他の配線は今後の為に封印してからしまっておきます。
逆手順で戻して作業完了です。ヤナセに部品を頼む際に、「黒は国内にあるから即納できますが、他の色は本国オーダーになって時間かかります」との事で黒にしましたが、意外にマッチしています。むしろアクセントになって良い感じ?
流石の純正パーツ、品質は抜群です。社外の後付と違ってよくできてます。高いけど。
ちなみに、灰皿を撤去してドリンクホルダーにしたため、この車には現在灰皿がありません。本来ならウッドパネルの小物入れを灰皿にする部品もあるのですが、自分は喫煙者ではないので必要ありません。
悪いなのび太、この車禁煙車なんだ。
ということで、ささやかだけれども使い勝手がかなり向上する近代化でした。近代化ってのに電装品関係ないっていう話なんですけどね。
Posted at 2012/11/12 00:58:56 | |
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R129 | 日記