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緑色壱號のブログ一覧

2014年08月15日 イイね!

おばあちゃんの持病の神経痛

おばあちゃんの持病の神経痛 いよいよこの年代のベンツの持病として有名なエンジンハーネスに着手です。この年代のベンツは配線の被覆にリサイクルシースが使われていて、経年と熱でボロクソになってリークして不具合を起こし、最悪車両火災に至る、なんて言われている奴です。交換経歴がないならショートするかもしれないから触るな、なんて話もあるらしいですね。何にもできなくなりますが。





 「いやいや、前のオーナーが交換してくれているだろうきっと」なーんて思っていたんです。インジェクションにつながっているこの配線を見るまでは…。前のオーナーがどうとかこうとかは置いといて、明らかに亀裂が入ってますねハイ。


 誰かがやらなきゃいけない順番は自分だったみたいです。19年目、走行距離76,000キロ、よく言われてる故障はやっぱり起きるんですね。大量生産の工業製品なんで当たり前ですが。
 エンジンハーネスは予算的な都合で自分で引き直すことになります。配線の集合体とは思えない結構な高額部品ですんで…。それにつけても金のほしさよ。


 いよいよもって住宅街の駐車場の光景でなくなってきましたが、元気にバラしていきましょう。



 こちらが俗に言うエンジンハーネスです。右ハンドル用なのでちょっと長いみたいですが。ぶっちゃけると「材料の選定が不十分だった電線の集合体」ですけれど。環境対応を先駆けて実行したその心意気は企業として素晴らしいと思います。結果としてコレよりもっと古い車の方が配線の持ちが良いのはどうかとおもいますが。



 ちなみにエンジンハーネスだけでなく、ポジティブケーブルと呼ばれるこの配線も死んでました。写真だとへその緒みたいに出てますが。



 太い配線の被覆は元気ですが、細い配線がダメですね。オルタネーターとかにつながってました。おっかないですね。



 準備を整えて家の中でバラしたり、引き直しの為の採寸作業です。



 外観の採寸し、元の形状をメモっておきます。多少変更するのは仕方がないですが、バラした後に戻す時の見本がないと困りますので。




 配線を結束しているテープを剥いたり、触ったりしていると被覆がボロボロ剥けて大変な事になっていきます。良くこの状態で走ってたねあの車とかそういう感じです。そりゃ車両火災も起きるってもんです。よくリコールにならないですねコレ。



 導体に緑青が見えるということは、昨日今日で被覆が剥けたっていうわけじゃないわけで…。おっかないですね…。



 コネクタにはピンが22本ありますが、最終的に末端部にはもっと本数があります。つまり途中で分岐しまくってるわけですね。



 テープを剥いたり、ケースを外したり、止水の為に防水材が詰めてあったのを撤去したりしつつ、大元のコネクタの分解に成功です。今日はココで時間切れになりました…。あとは改めてそれぞれの配線の詳細な採寸とナンバリングをして、引き直しになりますね。



 秋葉原に行って買ってきた耐熱電線もあるので、あとは根気の作業になりますね。白い電線は「シリコーンゴム絶縁ガラス一重編組電線」とかいう、なんかスゴイ強そうな名前の電線です。耐熱温度180℃らしいです。被覆の復旧だけなら配線の端っこを切って、熱収縮チューブを差し込んで覆うという手もないわけではないですが、導体に緑青が出ているのを見ると…。
Posted at 2014/08/15 00:37:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2014年08月12日 イイね!

あっせんぶりんぐ パワステポンプ

あっせんぶりんぐ パワステポンプパワステポンプのパーツがやっとバラバラになったので、ガスケットキットを使って組み上げていきます。








マイナスドライバーでこじって外せ、とか書いてあったオイルシールですが、そもそもハンマーで叩き込むわけで、そりゃこじって外せるもんじゃないですよね。



忘れずにグリースをペタペタと



ちょこっとパワステオイルを垂らしたりしながら組み上げていきます。なお、フローコントロールバルブを止めている金具を止める際にミスって、コンプレッションスプリングと共にびょいーんと綺麗な放物線を描いていきました。おかげで家宅捜索に30分程かかりました。



規定トルクで締めていきます。デカイ万力とかがあれば固定も楽なんですかね。



リザーバータンクの台座のガスケットも交換、タンクキャップのパッキンも交換、リターンホースのOリングも交換し、タンクからポンプへのホースも交換して完成です。



おっと、アーシングケーブルの配線が古い、やり直し。去年のオーディオ弄りの配線の余りで作りました。



キャップスクリューが見苦しい、やり直し。表面が剥けて見苦しいことになってますね。



皮膜を剥いて、PPメイトで塗装します。これで見た目もマシになりました。
Posted at 2014/08/12 21:22:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年08月11日 イイね!

パワステのホース廻りの交換部品確保

パワステのホース廻りの交換部品確保 お約束というかなんというか、パワステホースのゴム部分は見事に全滅していたわけですが、交換部品を確保しなければなりません。
具体的にいうと、
①リザーバータンク → パワステポンプ
②パワステポンプ → ギアボックス
③ギアボックス → クーラー
④クーラー → リザーバータンク
の4箇所です。(流れる順番で)


 今回は費用と性能を考えて、日本製ホースにできるところは日本製にしようという方針になりました。純正品よりお値段安い上に、日本の風土向きです。「ベンツ純正」っていうセリフより、「ブリヂストン製高性能ホース」とかいう響きにやられたただのミーハーともいいます。なんだかんだ言って修理後早々に破損して、やっぱり純正の方が良かったねという場合は、1個賢くなったと言う事にしましょう。

 ①③④のホースはゴムホースを差し込んで固定バンドで止めているだけですが、②のパワステポンプからの高圧ホースに関しては金具とカシメです。プレートにわざわざ115barって書いてあるポンプから送り出されてるホースですので、そりゃもう強烈な圧力ですね。117.3kg/cm^2で、11.5MPaです。固定バンドじゃなくて溶接とカシメな理由がわかりますね。素人が手を出すと死にます。多分。


 というわけで、高圧ホースは業者さんにリビルドしてもらいました。スギタラヂエターワークスさんと言うところで、ホースはなんでも直せるとの事です。送料代引手数料込で19,000円でお釣りというとこでした。ゴム部分が1箇所なら半額らしいです。自分のは2箇所だからこのお値段でした。多分純正品を買うより安いと思います。

新品ホースだけでなくて金具廻りも綺麗に塗装されて帰ってきました



修理前はこちら。見事なボロクソ具合です。滲むどころか漏れてたんだから当たり前ですが。



使用ホースは何かしらー。というわけで国産のプロフレックスの耐圧ホースみたいです。14MPa対応のホースらしいので、ポンプの定格はクリアしてますね。



ホースはなんでも直すよ!なのは、径が合わなきゃ金具を切って溶接してどうにかするかららしいです。知らないジョイントができててちょっとびっくりです。



 これに更に別途用意した断熱材で保護すれば、更に耐久性は上がるんじゃないかなと思ったりしてます。なんだかんだ言って純正品でも19年保ったわけですから。…保ってないないですね、漏れてたんだから('A`)



 切り売りホースで対応できそうな、①と③のホースはブリヂストンの高耐熱のちょっと良いホースを使います。純正品よりもオゾンの多い日本向けだと思うんです。国産品なんで。10cmくらいしか使わないのに最小販売数量が1mというのが欠点ですかね。



 で、問題なのが④です。写真の真ん中の奴です。特殊形状なので汎用品を使えません。なんなんでしょうねこの排水トラップの様な形状は。コレに関しては純正品を用意する事にしました。断熱材でも巻ければいいんですが、スペース的にどうだろうな・・・。



 元々のパーツよりも上等なものを入れてると言う意味では、広義の強化品組み込みという事になるんですかね?耐久性向上くらいですが。運転フィーリングは変わらないでしょうね…。
Posted at 2014/08/11 01:26:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2014年08月09日 イイね!

でぃすあっせんぶりんぐ パワステポンプ

でぃすあっせんぶりんぐ パワステポンプ今回はパワステポンプ本体に着手です。やっとですね。
前回は外側を洗浄したので、分解した後に更に洗浄します。その後乾燥して、組付けして、完成です。







 まずは予習です。整備書の通りにやっても何かしらひっかかって上手くいかない事が多いので、見ないでやったらどうなるやらです。



 ポンプ自体は単純なのでサクサク行きます。前回の洗浄時の水と、内部に残っていた油が混ざって乳化したのか、ねっちょねちょです。どうせあとで洗うんですが。



 やることはシールとボルトを外すくらいなんですけどね。「こうなってるのかー」なんていいながら分解していきます。



 この作業の面倒臭かった部分のひとつです。シャフトにベーンローターを固定しているこのスナップリングを外すのに、もの凄い時間がかかりました。とっても涙目です。普通のスナップリングプライヤーで外れないんですもん…。



 シャフトを分離して、固定しているオイルシールを外すのですが、コレが中々やっかいです。



 整備書にはこの様に、「マイナスドライバーでこじって抜け」程度の記述しかありません。この書き方を見ただけだと、意外と簡単に外れるのかなーなんて思ってました。



 いざやってみると、ドライバー程度ではびくともしません。プラハンマーで殴っても、ラスペネをかけまくっても、冷凍庫につっこんでも、外れる気配がありません。



 ちなみにこちらが交換予定の、当該箇所の新品パーツです。うん、ゴムだけじゃなくて金属でしっかり補強してあって、なかなか頑丈そうです。そりゃあいっぺん入ったら、ドライバーでこじったくらいじゃ抜けないわけですわ。



 まあ、そうなるな。というわけで引っこ抜くしか無いですね、



 ありがとうパイロットベアリングプーラー。次に出てくるのは何年後か。



 分解が終わったら、また風呂です。恒例ですね。



 洗浄剤とブラシで地味な作業です。



 これでやっと分解洗浄が完了です。あとは交換部品を替えればオーバーホール完了です。今日は洗浄まででタイムアップですが。



 あんなに油汚れが酷くても、ある程度はなんとかなりますね。綺麗になってうれしいです。微細な凹凸の奥に入り込んだのとかは取れませんが、これくらいなら綺麗と言える部類でしょう。当人比ですが。

Posted at 2014/08/09 00:05:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | R129 | 日記
2014年08月07日 イイね!

パワステポンプ廻りの作業に着手

パワステポンプ廻りの作業に着手 開いてる時間を見つけて作業しないと、今月末の車検期日をリジットラックの上で過ごす羽目になるので、今晩も元気に作業です。涙目になりつつあるのは内緒です。良い子はパーツなんか触っちゃ駄目だし、大人はお金を払って専門家にやらせましょう。大きい子供は自分と握手です。

 そんなわけで、先日エンジンから外せたパワステポンプ絡みの作業を始めました。まずはポンプ本体以外をどんどんバラしていきます。ポンプ本体は後でオーバーホールするので、今中身までバラしてしまうと組み上げが面倒です。

 サポートのタンク台座から生えてるコレがとっても邪魔です。タンクへのホースの根本のパーツを外すのに思いっきり干渉する位置にある上に、サポートをひっくり返したり掴んだりする度にぶつけて曲げそうになります。



 例のごとく整備書には何も書いてませんが、予想通りダブルナットで外れました。バンザイ。



 よーくみると、六角を突っ込むと外れるようになってるので中間ピースを外します。



 オーバーホールする前に、まずは手で触っても大丈夫な様に洗浄します。今回はブレーキクリーナーも灯油も使わないで、ケミカルに頼ることにしました。コストパフォーマンスがいいのと、ブレーキクリーナーだと意外と面倒ですの…。



 細かいパーツをチマチマと洗っていきます。綺麗なパーツに戻っていくと気分がよくなります。



 そして大物も洗います。とっても汚いです。正直手で触りたくないです。



 なんだかんだ、やっぱり1時間くらい風呂場を占領して作業終了です。油汚れも可能な限り落として綺麗になりました。タオルの上に並べて乾燥させます。



 清潔なパーツでないと触る気も起きないし、不具合も見つかりにくいし、組付けもミスりそうなので、こういう作業は地味ですがとても重要ですね。



 次に時間が空いたら今度はポンプを分解してオーバーホールしないと…。
Posted at 2014/08/07 02:38:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | R129 | 日記

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