人に「で、どんな色の車買ったん?」と言われた時に、なんて答えるか毎度悩むボーナイトの子です。紫というか藤色というか紅藤色というか。ボーナイトって答えた所でわかる人間は車好きの更に一部だけですし。
さて、そんなボの子ですが、乗っていて気になる事がありました。っていうか気になる事の一つですね。年式の割りにはキレイとはいえ、環八の○-AUTOで売ってるような極上車じゃないので。
停車中や走行中にビビリ音というか、何かが振動して接触している音がしていました。最初はそのうち治そうと思っていたのですが、先日つい耐え切れずにぷっちんしてしまいました。
最初は助手席のエアバックの裏あたりで何かの配線だかが接触しているのかとおもっていたのですが、耳を助手席に近づけてみると、センターコンソールのあたりで左の耳に入っていた音が、右の耳に入って行きました。ちなみにこの車は右ハンドルです。
センターコンソール付近で鳴っているらしい、ということでその廻りを見てみるのですが、どうにも上の方っぽい。そして気になっている事の一つとして、ミラーがどうにもガタついているということがありました。あれ、ひょっとしてガタついてるだけじゃあない?
ということでもぎ取りました。スプリングのテンションではまっているだけなので、引っ張るだけでバコッと外れます。

この時代でも防眩ミラーというのは素晴らしい事なのですが、恐ろしい事にそれだけではなく、左右ドアミラーと同様にルームミラーまで
電動です。そんなとこ電動にしてどうするんだと…。とおもったら、やっぱり左右ドアミラーと一緒にパワーシートのメモリーに連動していて、すべての位置をボタンひとつで操作できるという利点がありました。ドイツ人恐るべし。WW2で負けた理由がわかりますね。
さて、異音の原因ですが、外した瞬間に怪しいのがありました。
なんかおる
ということで、この所属不明の何かの破片を捨てました。
次は本体のぐらつきです。悪路走行中にものすごい勢いでブレて、この車はそんなに剛性が悪いのか!おベンツなのに!とおもったらミラーそのものが振動していたというオチがありました。
なにはともあれとりあえずは分解です。そうしたらまたもやあっさり原因が判明しました。

「ミラーをベースに固定している板バネ」を固定するツメが折れてました。この部分が折れていたため、中央の板バネが外れてしまい中で動いていたようです。常時力がかかる部分に樹脂パーツを使わないで、金属にすればなにも問題なかったんじゃないかとも思いますが。つまり、どうでもいいところを電動にしたせいで勝手にぶっ壊れたということですね。とてもドイツ車らしいです。笑って直しましょう。
で、交換となると無駄に電動なお陰で笑顔が引き攣る事必至なお値段なので、今回はベースへの固定を強力両面テープにて行いました。この部分に関して言えば、そうそう外す事はないからです。ていうかなんで分解できるようにしたんですかね。
なおしたら後はコネクタを戻して台座にはめ直すだけです。はめるだけ、なんですがこのスプリングが妙に強く、結構な力がいります。車内で変な姿勢をしながら頑張ってはめ直しましょう。
なおしてから暫く走ってみて、異音が発生しなくなったのを確認して、修理完了です。非常に簡単な内容でした。
Posted at 2012/11/02 22:29:26 | |
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R129 | 日記