
夏以来全く更新していない状態が続いてましたが、なんとか落ち着き始めてきました。
エンジンハーネス弄ったあたりで止まっていたので、ご不動尊になったような終わり方でしたが、今も生きております。自分も、車も。
で、とりあえず夏の続きです。作業自体は夏に終わらせているんですけどね。
まずはウォーターポンプの交換です。
交換履歴不明なので、予防保全ということで交換することにしました。
どうせパワステポンプ弄りでVベルト外してますから、一緒にやったほうが手間が無いです。
手前から外していきますが、それまでの作業で色々外してますので、ボルトを外して、ハンマーで叩いてパコっと外します。固着してハンマーがないとダメですねこういうの。
で、いままで気になっていたこの車の水回りの状態が確認できました。
水垢というか変な汚れとか一切なし!素晴らしい!前のオーナー頑張った!
でも足回りにマーレならぬマイレ入ってたのは(略
そしてプーリを外して~と思ったら、
ひっくり返してみて、あれ?
コレってクーラントじゃないの?
はい、ウォーターポンプの排水穴からクーラントが出てます。
「ベンツのウォーターポンプはシールがダメになったら排水穴から排水されて、見ればわかるんだけど、でもこんなとこにあったらフツー気づかないんだよね。」
以前整備工場でそんな話を聞きました。聞いた時はよくわかってなくて、なんのこっちゃでしたが。うん、これか。これなのか。
ていうか予防整備じゃなくて早期発見だね。危なかったね。
気を取り直して、本体を外します。整備書をみると、なんでこんなにボルトの長さに種類あるんだよと悶絶必至です。もうちょっとどうにかならなかったのか。
外したら外したで、ドレンだけでは流れきらなかったクーラントが漏れてきます。
うーん、意外とダバダバ・・・ジャッキアップして車体が斜めなのもあって、ドレンだけじゃ全然抜けてなかったんですねぇ。
さーて、ボルトも外したしポンプ本体を外して・・・外し・・・あれ?外れないぞ?
なんか引っかかってる感触が?一体どういうことだ?と暫く悶絶
結局、ウォーターポンプの上にファンサポートブラケットがあってその脚が邪魔だっていうオチでした。よーく整備書を見ると、冒頭に一行、先行作業として書いてありました。しれっと。
ちなみにそのファンサポートブラケットを緩めるのに、今度はオルタネータの脱着が必要で…というオチも。
色々外して横から見ると、うーんスッキリ。
なんとか外しせました。弄る度に、どうにかならなかったのかコレとぼやく回数が増えます。スゴイぞドイツ人。むしろどうしてこうなった。
そして交換するウォーターポンプです。見るからに新しいです。ビバ新品。外観は一緒ですけど、内部のシールとかシャフトとかがちょっとだけ形状が違う様子。
ついでに同時交換のサーモスタットです。今のところ問題はないですが、予防ということで。
組み付け前に接合面をキレイキレイします。
腕の良い人なら接合面をオイルストーンで平滑にして~なんてやるらしいですが、
複雑な形状相手にそういう事して下手をすると、むしろ大惨事になりそうなのでやめました。
指で触っても引っかかるような凹凸はなくいので、ポリッシュ剤で清掃だけにしておきます。
戻すのは逆手順で、関連ホースやバンドも交換して終了です。
しばらくしてチェックしても水漏れ等もなく、今は平穏無事です。
予防保全が早期修理になりましたが、下手に出先でポンプ死亡とかにならなくて良かったです。

Posted at 2014/12/02 01:01:22 | |
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R129 | 日記