
前回の足回り整備において、リアアクセル(リアハブキャリア)のボールジョイントを交換しましたが、この作業はSST(特殊工具)を持ってない場合、構成部品を全部バラしてプレス機に持っていく羽目になります。
もちろん全部バラしてプレス機なんていうと、相当量の部品の脱着で工賃がトンデモな事になります。リア足回りの総取り替えとかでも無い限り、なかなか現実的な話ではありません。ですのでいざ交換となると、SSTを持っている整備工場にお願いするのが一般的です。
で、肝心のこのSSTの何が問題かというと、まさしくこのボールジョイント「部品番号:204-352-0027」の交換の為だけに存在する工具です。(190Eの頃から存在する部品なので、今まで5回程部品番号が変わっているらしいですが・・・。)
完全にこの部品の脱着と挿入の為だけですね…。
車の整備でいつもお世話になってる整備工場ではこのSSTをもってませんでした。ベンツ専門ではなく、一番強いのは英国車とかボルボとかですので、しょうがない話です。ベンツに強いお店でないと、SSTどころかこの部品の劣化の指摘すらしてくれませんが。
ボールジョイント交換を年末に思い立ち、年末年始で終えようと思ったのですが、家の近所のベンツに強い専門店はみんな年末年始の予定がいっぱいで、入庫は無理な感じでしたので、何を思ったかSSTを衝動買いしたのでした。
メルセデス純正の特殊工具は値段が洒落にならないので、工具屋さんで扱っていた社外品の工具です。チャイニーズな会社名が若干不安になります。
説明書をみても、完全にボールジョイントの脱着の事しかかいておりません。なんせ他に使える場所ないので。幸いなのは同じ部品を使用している車種がとても多い事でしょうか。
流石に専用の工具なので、交換作業はあっさりできます。問題は次にいつ使うのかっていう事なんですけどね。
で、リアアクセルナックルのボールジョイントの交換はいいのですが、部品図を見ると、コイツも交換したくなります。ロアアームの反対側、車体側のブッシュです。こっちはボールジョイントではなく、一般的なゴムブッシュです。
ボールジョイント交換のついでにロアアームを外してしまったので、一緒に交換できないかなーと思ったわけです。
ぱっと見はゴムの切れ等はありませんが、年数から考えれば性能は劣化してそうです。
で、SSTを使えないかなーと思って見てみたら、そもそもボルトの径が違うわ、ブッシュの径が違うわと全然使えません。専用品っぷりがスゴイです。抜き取りと挿入の理屈は分かったので、有り物でなんとか出来ないか考えてみました。
Kokenとアストロプロダクツとコーナンの合体です。
サイズはピッタリなので、いざ交換です。
むむ、スリーブの表面積の問題かやったら固いです。手持ちで一番柄が長いブレーカーバーを出したりして気合で回すと、なにやら動いた感触。抜けたかな?
残念、工具側の全ネジが敗北しました…。どんだけ固いんだ…。
というわけで今回の作業ではこの部分は見送ったのでした。サイズの合う汎用のプーラーセットとか、プレス機とかを使うか、ロアアームごと交換してしまうかという事ですね…。ボルトをもっと高強度のものに変えて再チャレンジでもいいかもしれませんが、いっそプレス機を借りれるレンタルガレージにでも行こうかな…。
Posted at 2015/01/28 00:18:39 | |
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R129 | 日記