V60に乗り換えて7カ月、仕事の合間に「ドライブ」を意識して出かけたのは、5回。その中で思い出深いドライブは都度、写真は撮っていましたが、多忙を理由にUPせず……。いけませんなぁ。
相当怪しい記憶を辿って稀少な(苦笑)ドライブで感じたことを記します。
EV走行は、内燃機の車とは違う乗り物
を実感した、茅ヶ崎詣
2023年9月末。まだまだ真夏の様相だったこのとき、神奈川県の湘南エリアで一泊してきました。丁度1週間前にも茅ヶ崎まで行きましたが、その時は仕事で日帰り。しかし、ここでお伝えするのは茅ヶ崎市民球場が目的地。サザンオールスターズのデビュー45周年を記念して開催された茅ヶ崎ライブです。おじぃ、おばぁによる熾烈な争奪戦を制して、アリーナ席をゲットしておりました!
私の住まいは関東圏内なので、茅ヶ崎は日帰りも十分可能です。それだけに湘南エリアで泊まることはあまりなく、今回はライブ後の余韻に浸ろうと、宿泊して、湘南三昧。
当日、周辺エリアは大規模な交通規制がしかれ、周辺の駐車場料金は5倍以上に跳ね上がるという事態に。私は球場近くに住む、従妹の家の駐車場を使わせてもらうことにしていました。ほんと、持つべきは親類です、会うのは15年ぶりでしたが……。
今回のドライブ中のBGMはもちろん、サザン。往路はまさに「希望の轍」です!
従妹の家から10分ほど歩いて球場へ。
いまどきのライブは、会場に行かないと自分の席が分からないシステムで、入口で受け取った座席番号を頼りに自席へ向かうとそこはステージ正面、前から9列目という絶好の場所。周囲の席はほとんど埋まっていましたが、妻と二人、私たちの席を知り「うわー!」と小さく声を上げ、感激していると、その周囲の方々から拍手で迎えられました(笑)。その後もあちこちで同様のセレモニーが行われました。
双眼鏡がなくても、大型モニターでなくとも、桑田佳祐をしっかり生で観られ、サザンの野外ライブ恒例の「聖水」もたっぷり浴びて、いや〜楽しかった。
2時間30分ほどのライブを堪能して、再び従妹の家へ。従妹家族と夕飯を共にして、宿泊先の鎌倉プリンスホテルへ。
私のV60の充電は自宅以外でしたことがありません。この日、高速道路はPolestarモード、一般道はハイブリッドモードで走るため、バッテリーはあまり減りませんでしたが、ホテルに着く頃にはバッテリーは使い果たし、容量ゼロ。
このホテルの駐車場は有料の充電システム「エネチェンジ」があった事を事前に調べていたので、自宅以外では初の充電となりました。充電時間は約6時間。朝には満充電です。
決済はアプリを介して、支払います。今回は1,100円。オール電化の我が家は電気代契約が複雑で、ボルボへの充電にいくら掛かっているのかが分かりませんでしたが1,100円ならまずまずか(後に自宅充電は、約340円と分かりました。安っ)。
翌朝は七里ヶ浜で散歩。目の前に江ノ島を望み、頭の中は「勝手にシンドバット」。前日に堪能してきたはずなのに、この日のライブに行ける人が羨ましく思えておりました。
ホテルをチェックアウトし、鶴岡八幡宮で参拝。その後は秋谷のイタリアンレストランで、ランチを楽しみ近くのパン店に立ち寄るいつものルート。「真夏の果実」「Ya Ya あの時代を忘れない」から「東京VICTORY」と、公私で多忙を極めていた時期だけに、とてもいい息抜きになりました。
さて今回のポイントはサザンライブと湘南三昧だけではなく、走行について。
遠方ではありませんが、高速道路と一般道を走り、宿泊を伴う2日間のドライブをPHVで体験したわけです。
EV走行では静かで、トルクがあり、アクセルに反応して加速する特徴についてその通りだと実感しています。ギア変速はなく、一直線に回転数が上がっていきます。
エンジンが掛かると、その加速感はさらに増します。ただし、それでもエンジン音は限定的。以前のPolestarは、エンジン音がかなり主張していましたから、かなりHVとはいえ、かなりEVに寄せていることが分かります。
ところで、私はEV走行時に、少々運転に酔っている感覚がありました。
この場合の「酔う」とは「自分の運転の素晴らしさに酔いしれる」、ではなく、「乗り物酔い」ほうです。なぜ?
原因を自分なりに考えると、クルマとしての挙動の違いではないかと思います。例えばカーブを走り抜けるとき、内燃機では進入時時ブレーキで減速すると、シフトダウンして、カーブを抜け、アクセルを踏むとシフトアップして加速する、という挙動に体が馴染んでいて、それに合わせてエンジン音も変化します。その点EV走行時にはそれがありません。加速のパワーのベクトルも別物。この違いが当初なじめなかったようです(最近は酔うことはありません)。
「胸のすく速さ」「心地よい」「爽快」という感覚は内燃機とEVでは違う。内燃機には内燃機の楽しさがありますが、EVにもパワフルな加速感や静粛性など、内燃機では味わえなかった環境がある。両者は違う乗り物、と実感しています。
しかしピュアなEVは、山や海などや長距離走行はまだ不安です。最近の報道では、欧米でもEVよりHVの売上が急増しているとのこと。それは納得できます。完全なEVへのシフトはまだ時間がかかりますね。
そして、茅ヶ崎に住みたいぞ!
Posted at 2024/02/21 15:38:09 | |
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