ユーヂのブログ一覧

先日、V60シリーズのＴ４用エンジン（B4164T ４気筒1595cc）に対応した「ポールスター･パフォーマンス・パッケージ」に乗る機会がありました。
今回のパッケージを導入することで最高出力は132kw(180ps)/5700rpmが147kw(200ps)/5750rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1600-5000rpmが285Nm(29.1kgm)/2000-4250rpmへとそれぞれが向上します。それでいてＴ４の大きな特徴である燃費性能（平成17年度排出ガス基準75％低減レベル）は損なわれないのがミソです。
従来のＴ４も、環境重視の低燃費タイプとはいえ、アクセルを踏み込めばスポーティーな走りも可能でした。そのパワフルさが一段と肉付けされた感があります。箱根ターンパイクでの勾配が急な登り坂も、アクセルの加減により、ぐいぐいと引っ張ってくれました。出足から中速時に効き始めるので、街中の走行でもその恩恵も受けられる点はV60 T6のポールスターと考え方は同じです。また147kw（200ps）は非常に扱いやすく、ギアのシフトアップも非常になめらかです。
V60をリリースしてから、ボルボは安全かつ、スポーティーなイメージの訴求を打ち出していきましたが、ポールスターのパッケージはその戦略上において良いスパイスになっています。こりゃ、今後も他のラインナップでも出るな……。そう、実感せずにはいられません!