門前の小僧

私の妻は川柳を少しばかり齧っている。


以前から句会へ出かけ、たまに句が褒められたりすると決まってその日の夕飯は一品増えている。

だからといって喜んでもいられない、「いただきま～す」の声と相前後して句のご披露が始まる。

一品増えた手前「いい句だね、良かったね、おめでとう」と祝福をするが、食事が終わればその句はすっかり忘れている。　というより端から覚えていない。

とはいえ、全く興味が無いわけではない、サラ川、時事川に共感もする。


今回みんカラで川柳を募集するとの案内に応募してみた。

妻の応援にも励まされ応募した句が１２句。


　　題　　　「クルマと休日」

　　　休日に虫干しをする免許証

　　　キッチンを忘れ土日はドライバー

　　　休日の泥付きを買う道の駅

　　　休日のレース未明にさっと起き

　　　ＥＶ軍チームワークで渡り合い

　　　休日のレース ヤクより僕にきき

　　　休日にドライブをする汗っかき

　　　休日の楽しみ孫の肩車

　　　口喧嘩忘れ土日は省エネ車

　　　ＥＶの休日妻のスポンサー

　　　ＥＶがスタンドに行く泡洗車

　　　休日充電 節電に行くディーラー


とりあえず「数だけは」の感だが、素人にしては上出来と自画自賛。

入選したら「尾頭付き」と豪語するも獲らぬ狸。



妻は「これで老後の楽しみが一つ増えたね、いつでもリタイヤ出来ますよ」の一言だけ（爆。