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2021年07月24日 イイね!

雑談(ヲマケ)

雑談(ヲマケ)前回の5で仕舞いと宣言しましたが、密かに重要wなことを書くところが無かったのでヲマケ(笑)。

長々と5本もブログを書いてきましたが、言いたいことを要約すると

グループi-DMsでやっているコトって、正しく運転が上手く、しかも世間一般のドライバーからすればとんでもないレベルまでイケるんですが、
・実はやっているコトの価値ってソコではなくてw、運転が上手くなりたい人も、特段そうは思ってない人でも、多くのドライバーにとって単純に楽しくて、
・何事も普通は、とんでもなく上手くなろうと思えば気合とか根性とか、所謂体育会系のノリになりがちなのですが、コレに関してはとにかく楽しんで続けていけば、本人が知らない内にとんでもなく上手になっている、という世界という

以上がこの活動の価値なのかな?という話。

で、ここにi-DMの青や白のランプや、i-DMのスコアというのが最初の課題から最後の課題まで、常に付きまとうのですが、その効果に関する話。

因みに世間でi-DMは、ステージが3rdであれ5thであれスコア5.0が取れれば、或いはアベレージが5.0になれば上がりと思っている人が多いですね(苦笑)。

しかしこのグループのカリキュラムでは、i-DMで上がりはありません(笑)。

なぜなら7つある課題それぞれでクリアの基準にi-DMのスコアがありますが、例えば課題1でi-DMスコア5.0が取れても、課題2で5.0が取れるとは限りませんし、課題2で5.0が取れるようになっても、課題3で5.0が取れるとは限らないからです。
つまりi-DMのスコアって、クルマの走らせ方が変われば難易度もリセットされてしまうモノなので、永遠に上がりは無いのですが、まぁあまり人気のないシステムwなので、こういった事情は知らない人がほとんどです。

さて本題。

実はこのグループのカリキュラム(3ステージ・7課題)は、別にi-DMを使わずにG-Bowlアプリのみの活用でも成立します。(i-DMを併用しなければ、難易度は大きく下がりますw)

G-Bowlアプリはカリキュラムを進める上の肝となるツールで、これが無ければそもそもこのカリキュラムは出来上がらなかったのですが、元々これを活用し始めた経緯は、上記した通りi-DMは走り方が変わると結果が変わることを多くのオーナーが知らなくて「5.0が取れれば上がり」という誤解が蔓延してたため、この誤解を解いてi-DMを正しく活用させるためでした。

このG-Bowlアプリの活用は結果的に大正解だったのですが、改めて振り返れば非常に有用ではあってもそれらは飽くまで期待通りであって、期待を超える効果があったワケではありませんでした。

購入した直後は色々な気付き()はありましたけどね(^_^;)。

しかし使い始めてどういうモノかが解って、こんな風あんな風に、と活用方法を色々と検討していった後は、狙い通りの効果や結果は得られたものの、そこに想定外の嬉しいサプライズは何も無かったという話。

因みにボクはG-Bowlアプリの活用方法について、製作者のもっきーさんや、発案者の國政氏の書籍やブログなどで教えを乞うたことがほとんどないのですが、、、(^_^;)。
車両の運動理論や限界走行の経験があれば、別に聞かなくても解る…と思うのですが、どーも世間ではそうではないらしい(苦笑)。

話を戻してG-Bowlアプリは期待通り、狙い通りの効果が得られたんですが、一方でi-DMに関しても同様で、これを活用する狙いや期待効果は当然ありました。

と・こ・ろ・が、、、

i-DMに関しては、事前の期待に対して実際の効果はボクの想定を超えていたんです

これは、正直タマゲました。まさかこんな効果があったとは、、、A^_^;)。

この効果はi-DMを抜きにしてG-Bowlアプリのみの活用では恐らく得られないモノ(もし得られたとしたら、それは幸運な偶然)だと思います。

それがどんな効果だったか?というと、i-DMについてのマツダの謳い文句である
しなやかな運転:運転者が楽しみながら同乗者にも優しい運転
に関してです。

ボクがコレに気付いたのが2018年の12月のある出来事がキッカケだったのですが、、、そのしなやかな運転を体験した同乗者は、もはや感嘆の声すら上がらずに、全員黙ってしまう(爆)という珍事が起こりました。

同乗者はみんなグループのメンバーでしたから、公道でもクローズドコースでもボクの運転には何度か同乗もしてますし、ボクの運転を全く知らない(未経験)だったワケではありません。ただちょっとだけ走らせるシチュエーションと条件が違っただけ(苦笑)

そして翌年の12月にも試しにほぼ同条件で走ってみたのですが、そのときの同乗者の反応もほぼ同じ。みんな「上手い」とか「凄い」といった感嘆の声は上がらず、やはり黙り込んでしまいました(^_^;)。

なぜ黙ってしまうのか?というと、きっと目の前で起こっている(体験している)ことが各自の想像の範疇を超えていて、なぜそんなことが起こるのか理解が出来ないから、なのかな?(笑)

人間は想像が出来たり、或いは想像を超えていたとしても、自身の経験に基づいて理解ができることであれば「おぉー」とか「スゲー」とか、何らかのリアクションが出来るものです。例えばクローズドコースの1G体験だって、1Gという加速Gが自分の想像以上だったとしても「おぉーこれが1Gかぁ~!」「スゲー!」といった反応はあるものです。

ところがそんな反応が出来ずに黙ってしまう(感嘆の声すら出せない)状態というのは「こんな風に走ったら(同乗者は)こうなる筈」という同乗者のイメージと、実際に目の前で起こっていることがあまりにもかけ離れていて、頭が混乱しているからでしょう。

しかし冷静に振り返ると、マツダは既に説明しているワケ。

しなやかな運転:運転者が楽しみながら同乗者にも優しい運転

ってねd(^_^o)。これは間違いなくi-DMの効果なのですが、これもなかなか実際に体験しなければわからない、否、信じられない世界なんです。そしてコレに限っては正直なところ、ボクも凄い世界だと思ってますよ(笑)。
Posted at 2021/07/25 00:08:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | i-DM:その他 | 日記
2021年07月21日 イイね!

雑談(5)

雑談(5)さて最終回。

グループの活動を通じて考案したカリキュラムを少し詳しく紹介して、一旦は仕舞いにします。

先ず、最初にこれを考案する際にボクが強く拘った点は、効率よく正しく運転が上手くなることで、実際にそれは達成できました。
しかしながら今となっては、この"正しく上手くなる"ことは最大の価値ではなかったんです(^_^;)。

じゃぁ無駄だったのか?といえばそうではなく、必要条件ではあったけど十分条件ではなかった、みたいな。これは後で説明します。

このカリキュラムの特徴は、
・少し練習すれば何度か上手くいく程度の難易度の課題を与える
・その課題をクリアしていくと確実に運転が上手くなる

と説明しました。

そして課題は難易度順に細分化され、最終的に3ステージで7つの課題となってます。
ステージ1(基礎)
課題1:G一定の運転操作(減速・旋回・加速)とi-DM青ランプ点灯
課題2:G-Bowlアプリを活用した0.2Gボール回し
課題3:G-Bowlアプリを活用した0.3Gボール回し
ステージ2(応用)
課題4:ワィンディング走行で0.3Gリミットの鐘が鳴らない運転
課題5:課題4に加え、速度制限60km/hで出来るだけ速く、i-DM高スコアで走る
ステージ3(実践)
課題6:初めてor不慣れなワィンディングで課題5で走る
課題7:Gリミットを0.4G以上、速度制限を60km/h以上に上げる(但しクローズドコースを使用)


実はこれらの「課題」は「ゲーム」と言い換えることが出来ます(笑)。

なので、ステージ毎に各課題に沿ったルールを設定した競技を設けることで、参加者が各課題に取り組むモチベーションになります。

元々課題(=ゲーム)がそれぞれ「上手くいく/失敗する」を繰り返すことによってハマる(面白い/夢中になる)ように仕立ててあります。
これに加えて、メンバー間での腕比べの場まで用意すると人間は、自分が多少なりとも「イケている!」と感じられるようになれば"自慢したくなる"という心理が働く(笑)ので、益々のめり込む要素になります。逆に腕比べをして成績が思わしくなければ"悔しい"という心理が働きますから、これもモチベーションになります。

ステージ1は基礎を身に付けることが目的で、課題それぞれのクリア基準を成功率66.7%(3回に2回)に設定していますが、競技となればライバルが居るので、クリア基準は関係なくなり、更なるスキルアップを目指す効果もあります。

現実問題として、66.7%のクリア基準ではスキルは十分ではないのですが、あまり基準が高過ぎるとなかなかクリアできずに嫌になってしまいます。しかし次の課題に進むと2/3のクリア基準ではスキルが不十分であることを参加者自身が痛感するので、これ以上クリア基準を高くする必要はないのです。不足を感じた人が前の課題に戻って更に練習するか?は参加者次第ですが、、、(^_^;)

そして課題1がクリアできなければ課題2は上手くいかず、課題2がクリアできても課題3は改めて難しい、といった仕立てにはなっていて、これが冒頭に述べた「正しく運転が上手くなる」ためにこのような構成になっています。

冒頭で述べた「正しく上手くなる」ことがこのカリキュラムの最大の価値ではないって話ですが、恐らく

・運転が出来る人なら誰でも楽しさを感じられるゲーム感覚の構成
・課題をクリアしても次の課題、更に次の課題があって中々終わらない継続性(中毒性かもw)
・一般公道で練習でき、普段の運転でも練習や実践が出来る手軽さ
・最終的に極めて高度なスキル習得が可能なのに、それを感じさせない気軽さ


といった点の方が、より価値があるのだろうと最近は思っています。

何度も自画自賛で恐縮ですが(^_^;)、ステージ1で基礎を身に付け、ステージ2で身に付けた基礎の応用を学び、そこそこのスキルレベルに到達すると、一般のドライバーからすれば仙人か神様かwというレベルになります。

しかしやっている人たちは、自分がそんな高度なスキルを身に付けていることにそもそも気付いていませんし、やっている最中も目の前の課題をゲーム感覚で楽しんでいるだけで、高難易度のトレーニングをしている自覚はありません。

更に言えば、この手の高度なトレーニングはどーしても体育会系のノリになりがちですが、このグループの活動はおおよそ体育会系とは無縁、というか対局です。オフミで集まっても、走るより駄弁る時間が長いとか(笑)。

一般にこの手のスキル習得のカリキュラムって、中身が緩ければ到達レベルは低く、到達レベルが高いモノは内容も厳しいモノだと思うのですが、このグループのカリキュラムって、個々のメンバーが自分のペースで緩~くw取り組める一方で、到達できるレベルはとても高いそのようなメニュー構成(課題と基準設定)になっていることが、最大の価値なんだろうと。

という感じなので、これを素直に「運転が上手くなりたい人向け」としてしまうと、訴求する人たちは非常に限定されてしまいますし勿体ない(苦笑)。

ボク自身の手応えとしては、コレは課題(ゲーム)をそれぞれ体験して「面白い」と感じる人全てに訴求できると考えていますが、残念ながらその面白さを言葉で表現するのはとても難しいため、如何にして体験して貰うか?を考えないと、広がりは期待できません。

そして、体験させるにも当然、誘いに「乗り易い人」「乗り難い人」があるワケで、本気で広めようと思うのなら、シッカリとターゲットを絞り込まないとイケません。

マーケティングでは「セグメンテーション」「ターゲティング」なんて言いますが、具体的には例えば以下の通り。

走る歓びを掲げるマツダですが、マツダ車のオーナー全てが運転好きってワケでも、走りの良さを理由に購入したワケでもありません。デザインで決めたとか、ディーゼルの燃費が良いとか、コストパフォーマンス(値段の割に出来が良い)とか、或いはディーラーと付き合いが長いとか(笑)、理由は様々です。

一番釣り易いwのは「i-DMに興味を持った」「i-DMが気になる」人たちですが、残念ながらこれは極めて少数。
「運転が好きだ」は対象になり得るのですが、ちょっと横に置きます。理由は後述。
「デザインで選んだ」であるとか、運転に興味のない人を釣るのは難しいので、優先度は低くせざるを得ません。

ところで、第6世代以降のマツダ車が登場してから「以前はそうでもなかったが、マツダに乗り換えたらなぜか運転が楽しい」という声が一定数、ネット上でも挙がるようになりました。中にはご夫婦で「以前のクルマでは運転の押し付け合いw、マツダになったらハンドルの取り合いww」とかね(笑)。

そこで、こんな感じにセグメンテーションしてみます。

マスの大きさは、独断と偏見でなんとなーくオーナーの人口比で調整してみました(笑)。
i-DMへの興味については「無し」はどちらかというと「嫌い」でしょうか(笑)。
「どちらでもない」は興味がないか、機能の意味や存在を知らない人って感じ。
他方、運転が「楽しい」か否かは、例えばデザインが好きか否かは関係がありませんよね?デザイン好きで買ったが「楽しい」と感じる人だって居るでしょうし、「そうは思わない」人も居るでしょう。

で、このようなセグメンテーションをした上で、どこにターゲットを絞るか?

色の濃さで優先順位を表します。
i-DMに興味が有って、運転が楽しい人は既にグループi-DMsに入ってます(笑)。
ただ、i-DMに無関心、或いは嫌いな人でも「運転が楽しい」と感じている人は居るでしょう。

ここでポイントなのは「運転が楽しい」と感じている一方でi-DMが「嫌い」な人(グレー)の取り扱い。ターゲットにすべきか否か。

結論を言えば、ターゲットから外すか、優先度は一番下に下げます。
なぜなら、既に運転が楽しいと感じている一方でi-DMを嫌っている人は、少なからず運転に自信があって、しかしi-DMの評価が低いから嫌いなワケです。こういう人たちに運転を指導すると、かなりの高確率で自信があった自分の運転を全否定されてしまうことになり、最悪の場合は自信を失って運転が嫌いになってしまいます。

既に運転が好きで、(例え自己流でも)自分なりに運転を楽しいと感じている人に、運転が嫌いになってしまうような何かをすることは望ましくありませんA^_^;)
だからターゲットから外すか、優先度を下げた方が正解なのです。

他方、運転は楽しいがi-DMには無関心な人なら「運転が更に楽しくなる」と訴求できますし、運転が楽しいとは思わないがi-DMのスコアが低いのは面白くないwという人には「良い点数が取れる運転を教えますよ」というエサで誘って、運転の楽しさに気付いてくれる可能性があります。

i-DMは嫌いだし、運転が楽しいとも思わない人は一番ハードルが高いので、新しいことを始めるに当たってソコから手を付けるのは効率が悪い(苦労ばかり大きくて成果も少ない)ので、まぁ後回しですね。

という感じでターゲットを或る程度絞り、そんな人たちがどの位居るの?を考えたときに、あまりに少なければセグメンテーションをやり直さないとダメですが、そこそこ居そうであれば、彼らにどんな謳い文句が響くのか?を考えると、色々とアイディアが出てきます。例えば

・同乗者に必ず「運転が上手い!」と言われます(承認欲求)
・乗り物酔いしやすい同乗者が酔わなくなります(これは人に拠っては切実)
・マツダになってから楽しいと感じているなら、もっと楽しい運転は如何?


なんて感じですかね。

こういった検討は商用としてやる際には必ず必要なステップですが、ボクは個人でやっているだけwなので、ここまではやりませんけどね。

ただ、今までやってきた経験から得た手応えとしては、ここまで書いてきたところまでは確信があって、今後どーするか?については色々と考え始めてます。

以上5本の雑談は、個人的なこれまでの活動に関するボク自身の"頭の整理"ということで(^_^;)。
Posted at 2021/07/21 16:43:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | i-DM:その他 | 日記
2021年07月19日 イイね!

雑談(4)

雑談(4)週末にちょっと野暮用wがあったため、ちょっと間が空きました(^_^;)。

さて、前回のブログでこのグループで行っているレッスンと同レベルの指導が受けられる学校や講習は世の中にほぼ無いと大言壮語を吐きましたwが、実は全くないわけではありません。その辺は最後に紹介するとして、、、

免許取得のための運転免許の教習所はさておき、トヨタホンダといったメーカーが施設や選任の講師陣などを配して運営しているスクールや講習会より、なぜこのグループのレッスンの方が上なのか?或いは、それらがどうして我々のようなレッスンをやらない?できない?のか。

先ずちょっと考えてみて欲しいのが「運転が上手い」とは一体、どーゆーことか?w

運転に限らず「上手い」とは、平たく言えば「難しいことが出来る」ですよね?何事においても。

じゃぁ、運転に於ける「難しさ」とは何でしょう?

大体、こーゆー話題になると、「ハイスピードドライビング」とか「ドリフト」みたいな話になりがちなのですが、そういったドライビングテクニックって、一般道を普通に走る限りは関係ないですよね?(苦笑)

じゃぁ、一般道を道交法を守ってクルマを走らせる範囲内に於いて「運転が上手い」とは何が出来ることなのか?否、一体何が難しいのか?

こういう話になると途端に話がアッチコッチに飛んで、議論しても全く収拾が付かなくなってしまうのですが、根本的な問題はここいら辺の話が一般に全く浸透していない点にあります。

結論から言ってしまえば、運転の難しさとは「常に同じようにクルマを動かせること」なのです。まるで機械のように、レールの上を走るように、何度でも同じ運転を繰り返し行えること、です。スピードが遅いか速いかは関係ないのですが、スピードが遅い方が簡単で、速くなればなるほど難しくなるという難易度の変化はあるものの、難しさの本質はそういう事なのです。

実はこれ、スポーツなどでも同様の常識的な話で、テニスのサーブとか、ゴルフとか、1回2回素晴らしいサーブやショットが打てたとしても、それで上手いとはなりません。逆に10本打とうが100本打とうが、常に正確に素晴らしいショットが打てる人が「上手い」となりますよね?

運転も全く同じ。それをG-Bowlアプリで可視化するとこんな感じ。

どっちが上手で、どっちが下手か、説明の必要はありませんょね(笑)。

これは、似たような直角カーブ6ヶ所を0.2GをリミットにGを揃えて曲がる、というものですが、別に0.3Gでも0.5Gでもペースは何でも良くて、要は"同じようなカーブ"をどれも"同じように曲がる"だけの話。

そしてこの「どこも同じように」というのが難しい

なぜなら、10回も曲がれば1~2回は上手くいっても、10回中7回以上とか、10回中10回というのは、なかなか出来るようにならないからです。

これを出来るように練習しようとすれば、やることは兎に角、反復練習ですょ。

どの位、練習すればイイか?と言えば、例えば上記の0.2Gボール回しだと、週末毎に2時間程度の練習をして、3回に2回Gが揃うようになるまで、早い人でザックリと1ヶ月くらいです。

2時間×週末4回(土のみ日のみor土日)=8時間から16時間延々と直角カーブを20km/h以下で曲がって、を繰り返し、筋の良い人なら出来るようになるって話だとすれば、それは十分に「難しいこと」なのではないでしょうか?d(^_^)

というワケで、運転が上手くなるためには膨大な反復練習が必要で、それには当然、相応に時間が掛かるワケですが、ここで世の中の運転講習などを見てみます。

ほとんどの講習コースが一日、長いものでも二日程度で、その中に様々なメニューが組まれています。それらのメニューに従って自身で走り、上手くいかなかったり、たまたま上手くいったり、を体験するワケですが、それで教わった事が出来るようになると思いますか?(苦笑)

そう、なぜメーカーがやるドライビングレッスンに実益が無いか?と言えば、そもそも反復練習の時間を十分に取れない短時間(1日)であること、それでスキルが身に付くほどに、運転は簡単ではないのです(^_^;)。

じゃぁ、毎週一回の講習で3ヶ月間とか、テニスやゴルフのスクールのようなカリキュラムが組めるか?というと、それもなかなか難しい。なぜならドライバーは曲がりなりにも公道を走れるスキルを身に付けてから運転免許を取得しているワケで、このブログで紹介したような話を知らないドライバーは、お金を払って毎週練習に通うなんてモチベーションは、普通はありません。
テニスやゴルフなら、習う/上手くなる、ためにお金を払って指導を受けるのは一般的なのですが、運転についてはそうではないんですね(^_^;)。

だからボクらがやっているようなカリキュラムを、商用ベースに載せるのって、もの凄く難しいのですA^_^;)。

逆に我々のグループの活動が曲がりなりにも継続している理由は、先ず無料であること(笑)。これは笑い話ではなくって「お金を取る」「商売として成立させる」という制約が無いからこそ、出来上がったカリキュラムとも言えます。

そして中身は前回以前に紹介している通りですが、基本的にはオフミの場と、それが終わった後のメンバー個々人の普段の運転を通じて反復練習をさせること。更に課題は7つに分解してあって、簡単な方から順に積み上げてあり、各課題のクリア条件も明確なため、生徒wは条件クリアまではひたすら反復練習をするのみ(笑)。

さて以上の通りで、グループのカリキュラムには実益があり、なかなか一般のドライビングスクールで同じような効果を生むのは難しいのですが、似たような成果を出せるスクールは実際には存在します。例えば、、、

鈴鹿サーキットレーシングスクール

但し、ここのコースは2輪、カート、4輪(フォーミュラ)なので、一般道を普通に走るドライバー向けでは無いのですが、ここのカートや4輪で学んだ人たちなら、我々が行っているメニューもちゃんとこなせる実力を、このスクールなら身に付けさせてくれます。

ただ、、、(^_^;)

コース詳細を見て貰えばわかりますが、基本的にはレーシングドライバーになりたい人たち向け、2日間以上の講習でみっちりやる上に、良いお値段もしますから、レースなどに興味のない一般ドライバーにはとてもお薦めできませんけどねA^_^;)。
Posted at 2021/07/19 20:13:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | i-DM:その他 | 日記
2021年07月15日 イイね!

雑談(3)

雑談(3)一昨日昨日に続いて3回目。

インテリジェント・ドライブ・マイスターズ(i-DMs)というグループでやっているメニューですが、参加者の8割弱がリピーターになる、その魅力が何なのか?という話。

ポイントは
・少し練習すれば何度か上手くいく程度の難易度の課題を与える
・その課題をクリアしていくと確実に運転が上手くなる

なのですが、自画自賛ですけどコレって凄く良く出来ています(笑)。

世の中には運転免許証取得のための自動車教習所をはじめ、運転を教えてくれる場所(スクール、講習会、etc)は様々ありますが、ハッキリ言ってこのグループのメニューに勝る処はほぼありません(^_^;)。

なぜこんなデカい口を叩けるかwというと、逆説的に、それぞれのスクールで学んだ生徒を集めて腕比べをやったら、恐らくウチのグループのメンバーに勝てる人はほぼ居ないからです。

いやマジで(^_^;)。
だからこれ、誇張じゃなくってグループに参加してオフミに参加して、どっぷりハマった人たちって、実はもの凄くラッキーだと思います。

だって試しに身の回りを見渡して、自分より運転が上手い人って誰も居ないでしょ?ww

さて話を戻して具体的なメニューの構造ですが、誰でも少し練習すれば何度か上手くいくという絶妙な塩梅wの課題を設定します。
最初はなかなか上手くいきませんが、それでも繰り返して10回に2~3回上手くいけば、ドライバーは「よし!」「もう一回!」となってハマっていきます(笑)。

ただ、それで繰り返し走り回っていけば当然、成功確率は徐々に上がっていきます。そんなに難しい課題じゃありませんからね(^_^;)。
最終的には10回に8~9回、或いは10回中10回、上手くいくようにだってなりますが、こうなってしまうと人間は飽きてしまいます(苦笑)。

どうするか?

ここで飽きてしまっては困るwので、最初に与えた課題をクリアした人には、次の課題を与えます(笑)。

次の課題も、やはり最初は10回中数回しか出来ない程度の難易度が望ましいワケですが、最初の課題が或る程度クリアできないと全く上手くいかない方が更に望ましい。

この「或る程度クリア」の水準を3回に2回と定義しているのですが、実はコレ「XXが出来る」の基準だったりします(^_^;)。

メニューを初体験した人は、課題(青ランプが点く、G-Bowlアプリで9点台、Gオーバーの鐘が鳴らない、など)に対して上手くいくと「出来た!できた!!」と喜ぶのですがw、難易度を最初から10回も繰り返せば1~2回は上手くいく程度に設定しているので、誰でも最初から出来るんです、数回ならww

ということは、この何回も繰り返して数回出来たことは「出来る」とは言えなくて、まぁマグレってコトです(^_^;)。一発芸かもww

このマグレをマグレじゃなく、狙ってできるようになって初めて「私はXXが出来る」となるワケで、その最低水準は2/3回だよってことですね。d(^_^)

という感じに課題を細切れにして、それぞれのクリア条件を明らかにしつつ、課題は難易度の低いところから順に並べてやるワケですね。

グループのメニューは、ステージが3段階、課題は7個に分かれています。

そして課題①をクリアしたら課題②、それをクリアしたら課題③、となっているため、今取り組んでいる課題の終わりが見えてきて「もうすぐクリア」と思っても、なかなか終わりません(爆)。

これがメンバーが呟く泥沼というヤツですね。d(^_^)

ただ、2ndステージ(課題⑤まで)をクリアすると、大半のドライバーが一般道を走る上で必要なドライビングテクニックは一通りカバーします。

で、グループ中(仲間内)でワイワイやっているウチは全く気付かないのですが、世間一般のドライバーの中に混ざってしまうと、この2ndステージ(課題⑤まで)ってもう超上級者というか仙人か神様かwというレベル(^_^;)。

飽くまで一般道を普通に走る限り、何か離れ業のような判り易い運転をするワケではないので、気付かない人は全く気付きませんが、気付く人は確実に気付きます。「運転がお上手ですね」って、思わず口に出る同乗者も居るでしょう(^o^;)。

という感じで、このグループの活動って気合とか根性みたいな体育会系のノリとは意外に無縁で、本人は目の前の課題を順にクリアしていって、気が付いたら本人が知らない(気が付かない)内に運転がとんでもなく上手になっている、という中々痛快なモノになっています(^<>^;)。

ただ、こんなに良いモノwなんだけど、これを例えばメーカーなどが商用でやるのは中々難しい。冒頭で述べたようにこのグループのメニュー(というかカリキュラム)って、例えばトヨタホンダなどがやっているスクールより上(というか、両社が用意しているメニューで学ぶことは、結果的に全てカバーしている)なのですが、じゃぁなんで彼らは我々と同じことが出来ないのか?といえば、そこにはちゃんと理由があります。

その辺りのよもやま話は次回かな(^_^;)。
Posted at 2021/07/15 18:41:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | i-DM:その他 | 日記
2021年07月14日 イイね!

雑談(2)

雑談(2)昨日に続きです。

インテリジェント・ドライブ・マイスターズ(i-DMs)というグループを作って活動を続けておるワケですが、

目的は「運転の楽しさを教える/広める」ことなのに、
活動内容は「独創wのドライビング・レッスン」であり、
効果は「実に体験者の8割がハマり、リピーターになる」のが実態です。

体験者がなんでリピーターになるかは「楽しいから」なのですが、運転の初心者じゃあるまいし、今更ドライビング・レッスンを受けて「運転が無茶苦茶楽し~(≧▽≦)!」ってなるなんで、普通の人は想像が付かないと思います。

グループの管理人wが初参加メンバーの感想ブログをまとめ記事にしていて、体験者が何を思ったかは読んで頂ければ判るのですが、まぁ多くの人が百聞は一見に如かずと書いている通り、これって実体験してみないと解からないんですね(^_^;)。

だから、半ば騙くらかしてでも、一回オフミに足を運んで貰わないと何も始まらないのですが、その前提となるグループへの参加勧誘には

「i-DMの有効活用を通じてカーライフを豊かにし、マツダ車の魅力を深く味わい楽しむことを目的としています。」

と謳っています。

i-DMの説明は今更なので割愛wしますが、これがドライバーの運転に点数を付けることから、マツダ車オーナーの中には「良い点が取りたい」というヨコシマな考えwを持つ人が一定数居ます(笑)。

実はコレ、実体験してみないと面白さ(価値)がわからないイベントへ足を運ばせるモチベーションには極めて好都合wなのですが、もちろん万能ではありません。

昨日のブログのタイトル画像にメンバーの愛車分類を示しているのですが

どういうワケか、SUV系(CXシリーズ等)のオーナーが乗用車系に比べて極めて少数です。
このデータをマツダの人に見せたら強い興味を持ってましたねw

また、今日のブログのタイトル画像の通り、i-DMに興味を持つ(というより抵抗がない?w)のはどうやら初マツダのオーナーが圧倒的に多くって、ずっとマツダ車を乗り継いできた人や、久々にマツダ車に戻ってきた人では少数派です。

i-DM(愛車がオーナーの運転に点数を付ける)という機能が、SUV系オーナーにウケない理由とか、初マツダのオーナーの方が抵抗がないのはなぜなのか?を研究したら、なかなか興味深い結果が得られるかもしれませんが、本題から外れるのでココまで(笑)。

ただここで注意しなければならない点は、リピート率8割弱の参加者の共通点として、i-DMに多少なりとも興味があるとか抵抗がない、という属性がある点。
だから、このグループのメニューを広く一般に展開したとしても、やはり8割弱のリピート率になるかどうかは解りません(^_^;)。

ただボクの予想では、もしi-DM属性を無視して無作為に集客したとしても、大体3~4割くらいのかなり高いリピート率は可能ではないかと考えていますけどね(^_-)☆~。

じゃぁ、このグループのメニュー(ドライビング・レッスン)が楽しくてハマる理由・原因は何なのか?これは煎じ詰めれば

楽しい(上手くいく)と、悔しい(失敗する)が交互に訪れる状態

を運転に於いて実現している点です。

運転以外のスポーツやゲームなどに当て嵌めて考えて頂けると理解できると思いますが、人が夢中になっているときって、上記の状態なんですね。
逆に「簡単に上手くいってほとんど失敗しない」ようなら飽きちゃいますし、「一生懸命努力はすれど、なかなか上手くいかない」ようなら嫌になってしまいます。丁度良い塩梅が重要w。

何回かやれば上手くいき、しかしそれが中々2回、3回と続かず成功と失敗を繰り返す状態に陥ると、人間は夢中になる=ハマるんです(^_^;)。

また、i-DMが運転評価システムと銘打っていることもありますが、参加者がこの「楽しくてハマった」状態を継続していった先が「運転が上手くなる」という結果にちゃんと繋がることが意外に重要です。

なぜなら、このグループの活動にハマっている参加者の声を聞くと「同乗者に『運転が上手』と云われたい」という意見がもっとも多いからです。なぜ多数がそう思うのか?というと恐らく承認欲求で、これは意外に人間の根源的な欲求のひとつなので、強力なモチベーションになります。
いくら楽しいとしても、続けていく中では苦しいこともありますからね(^_^;)

だから
・少し練習すれば何度か上手くいく程度の難易度の課題を与える
・その課題をクリアしていくと確実に運転が上手くなる

という仕立てのメニューを作って体験させてあげたら、結果的に8割弱がハマってくれました、ってワケですね(^_^;)。

実はこのようなメニューになったのは半分は偶然、半分は必然で、必ずしも最初から狙って作ったワケではなかったのですが、、、A^_^;)

なんか雑談と言いつつ論文のようになってきましたが(笑)、じゃぁそのメニューは具体的に何なのか?とか、どういう経緯でメニューが出来上がったのか?なんて細かい話は次回ww
Posted at 2021/07/14 12:48:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | i-DM:その他 | 日記

プロフィール

「無事帰宅しました。
トロフィー争奪戦参加の皆様、お疲れ様でした😋」
何シテル?   12/08 20:22
意のままに、思い通りにクルマを操ることに興味があります。 ドライバーの意のままに反応するクルマが好きです。 そんなクルマの技術的背景、メーカーのクル...

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G-Bowlはなぜ0.4Gまでなのか? 
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ミスターロードスター 貴島孝雄さんインタビューまとめ① 
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予想外の反響? 
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2017/07/19 07:55:58

愛車一覧

マツダ MAZDA6 セダン 家族車[ファミリーカー] (マツダ MAZDA6 セダン)
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ホンダ NSX 玩具車[おもちゃ] (ホンダ NSX)
別名「愛人」。つまり家族車は「正妻」(笑)。 極めて従順。しばらく放っておいてもスネたり ...
ホンダ CBR1000RR(SC57)後期 なんちゃってサイクロン号 (ホンダ CBR1000RR(SC57)後期)
2007年式の300台限定、国内仕様。 アラカンとなって、人生やり残したモノが何か無い ...
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