最近、自分の車ネタがありません。
経済的に破綻に瀕しているので、車にお金をかける事はもうできそうにありません。
だからというわけではありませんが、無理やりの車ネタ。
私が最近お世話になっている、東大阪のハヤシレーシング。
大阪のレース村発祥の地が、ハヤシレーシングと言っても間違いではないと思います。
私のブレーキ周りの改造もここで行いました。
と言うのも、以前お世話になっていたメカさんが、自分のショップをたたみ、ここで雇われメカニックをしているからです。
そのハヤシレーシングでは、昔のレースカーをリビルト(レストアと言うべきかも。)を頻繁に行っています。
今、往年の名車(?)ハヤシ712がスタンドに乗って、リビルトされていました。
当時の車を詳細に見るのは初めてだったので、林将一さんに色々聞きながら鑑賞(!)しました。
古いレースカーに興味のある方は、読み進んで下さい。
時代は遡って、1970年代の終わり頃、K4のエンジンを積んだフォーミュラカーのレースが盛んにおこなわれていました。
その頃に早かったのがこのハヤシ712でした。
私は、余りレースには興味が無かったので知らなかったのですが、この712、見れば見るほど拘りが満載の逸品でした。
さて、フロントのバルクヘッドは、アルミの鋳造品で、当然ハヤシレーシングの内製です。
フロントの2ポッドキャリパー、これも内製です。
林さんが、当時のガーリングのキャリパーを参考に作ったとの事でした。
ペダル回り、これも吊るしの製品を買っているのではなく、ハヤシレーシングの内製です。
ステアリングラックもハヤシ製。(外販もしたそうです。)
ステアリングが中央にあるラックなので、市販の車の流用なんてできませんから。
フロントバルクヘッド周り。
コイルダンパーユニットが、インボードでマウントされています。
このアーム類もアルミ鋳造で、ハヤシレーシングの内製です
鋳物のアルミの材質も、色々なノウハウがあるようです。
この辺りは、ストリートホイールで散々経験されているので、出来たのでしょう。
分かり難いのですが、シャシーはアルミハニカムで、初めに作った物は強度が無く、何度もメーカーに作り直してもらったようです。
当時あまり参考に出来るものが無く、苦労されたようです。
リアバルクヘッド周り。
オーソドックスに鋼管で製作されています。
リアサス周り。
アップライトもハヤシレーシングの内製です。(ブレーキも)
リアエンド。
まぁ、どこを見ても凝りに凝った作りです。
林さんが、好きで作った物で、拘り抜いてあります。
この頃にアルミハニカムのシャシーなんて、F1カーもまだアルミハニカムでしたから、好きでないとできない作品です。
無ければ何でも作ってしまう、東大阪のレース村、凄い \(^o^)/。
そー言えば、部分部分ばかりで、シャシー全体を撮影した物が無いなぁ。
最後まで読んで頂き感謝します。
経済的に行き詰りつつあるσ(^_^)
Posted at 2019/03/10 11:12:40 | |
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