トヨタ、ル・マン優勝(86)

トヨタがようやくル・マン２４時間で初優勝した。

ポルシェが撤退し「ライバル不在なので勝って当然」という意見もネット上で見受けられるが、初優勝を目前にした残り３分でシステムダウンした2016年は、ポルシェがいなくても起きていたかもしれない。

謎の偽マーシャルの出現による誤発進がクラッチの損傷に繋がりリタイヤした2017年は、ライバルは関係ない（と思いたい）。


1999年はプライベートチームのＢＭＷの凶悪ブロック攻撃をかわしたもののタイヤバーストで２位に終わった。　別のマシンは下位クラスのクルマに追突されて潰された。

https://www.youtube.com/watch?v=R_lmacEmy78

「同クラスのライバルがいなければ勝って当然」などという簡単なものでは決してない。　『不運』は自身の中にもクラスの外にも、そこかしこに潜んでいるのだ。


私はモータースポーツに詳しくないので語れることは少ないが、重要なのは今回のル・マンが「第86回」という事だ。

「トヨタのル・マン初優勝は第86回」

・・・なんと覚えやすい数字だろう（笑）

※ 86の画像は http://blog.toyota.co.uk/gt86-trio-celebrates-the-86th-24-hours-of-le-mans より。

---

余談だが、今年はインテルの「x86シリーズ」が40周年。

「x86シリーズ」とはパソコンなどに搭載されているCPUの系統で、1978年6月8日に登場した16bitの8086プロセッサーに始まる。　ちなみに最初のプロセッサーは1971年の4004。
https://ja.wikipedia.org/wiki/X86



クルマに貼られた「ＸＸＸ inside」というステッカーをときどき見かけるが、その元ネタが「intel inside」。

人気のステッカーの元ネタが四半世紀以上も前の1991年という事に、ちょっと驚いた。