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３年ぶりに開催された谷保天満宮旧車祭にマツダ カペラ(1980年式)があった。
自動車教習所のクルマがこのカペラだったので私にとっては「初めて運転したクルマ」にあたるが、地味なクルマゆえに2020年代に現存していてお目にかかれるとは思ってもみなかった！

前期型のヘッドライトは定型の角型２灯。

中央のグリルはスラント形状。


グレードは「スーパーカスタム」。


リアトレイにはカタログ。

Ｃピラーには通風口。

変速機は５速マニュアル。　教習所では同じカペラでも個体によってクラッチの繋がり加減が異なるので運転に苦労した記憶がある。　今の自分ならどうという事はないが。

ダッシュボードは茶系の２トーン。


この1980年式(S55)のカペラは最初のオーナーが2003年(H15)にナンバーを外して車庫で保管。　2016年(H28)頃に中古車店で見つけた現オーナーが入手するもガレージ保管が続いたが2022年(R4)の夏以降に整備を重ねて10月に路上復帰を果たしたとのこと。


ボンネットは逆アリゲーター式に開く。

エンジンは縦置き直４のＦＲ。　初代と異なりロータリーエンジン搭載車はない。

「昭和53年排出ガス規制適合車」や「三元触媒式(ペレット)+EGR」の記載がある。


オーナーさんにカタログを見せてもらった。　最初のページはドイツの空港だろうか、タクシーと思しきベンツを背景にBMWの３シリーズと並んで走る。

３シリーズではないが隣が2002ターボという偶然。


カタログの最後の方にある「コックピットステレオ」に驚いた。

「コックピット」はナショナル（現Panasonic）のカーオーディオで天井に装着する。　これがオプションとしてカタログに載っていたとは！！


私にとって「初めて運転したクルマ」でありながら、すっかり忘れていたカペラ。

このクルマを見せてくれたオーナーさんに圧倒的感謝！！

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P.S. このカペラは「２代目」と認識していたが、マツダのHPには初代カペラに公害対策「AP」エンジンを搭載したマイチェン版を「２代目」とカウントし、このモデルは「３代目」と書かれている。
https://www.mazda.com/ja/innovation/stories/greatcar/capella/01/

2022年6月3日に雹が降って160ヵ所以上が凹んだmy ８６。　被害車が広域で多数発生したため８６を購入したネッツ店では修理受付拒否状態（※購入時の営業さんは定年退職済み）。
500kmほど離れた大阪で修理できる目途は立ったが、Disco-4@東京さんの伝手で40kmほど離れた県内のトヨペット店へ修理に出せる事になった。

11月13日に預けに行って12月13日に受け取りに行った。　ボンネット・ルーフ・トランク交換や全塗装で101万3043円だが車両保険の適用により支払金額は免責分の５万円。　全塗装のついでに飛び石などで傷んだ前後バンパーを自費交換（14万6740円）。

帰り道に「酒蔵CAFE」という看板を見て寄り道。　飯沼本家という酒造会社。


天気は小雨。



敷地内の「酒々井しすいまがり家」などに立ち寄る。　もちろんお酒は飲めない。




クルマに戻ると時刻は12時。





小雨の一般道を走り、ホームセンターなどで買い物を終えると17時。

雨が上がって100km以上離れた富士山が見えた。


天気がよければ年内に富士山見納めドライブに行こう。

11月の土曜日、早朝の榛名山。

群馬県道33号線を８６で上がる私は巨石を信仰するためにカーブNo.31番の手前の路肩にクルマを停めた。

その巨石の名は、男根岩。


看板には「この岩は旧道（榛名神社裏口、番所跡より砂防堰堤から天神峠に至る）からの眺めが一番で、縁結・子授け・安産・下の病等の祈願に効験ありと云うわれています。」と記されている。


大地割り、そそり立つ姿。　生命の叫びか。

新興宗教が社会問題化する現代社会において、有史以前に発生した原初の信仰の姿を取り戻すべき時が来ているのではないだろうか。

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場所は群馬県高崎市、榛名湖の南西。 [Google Map]

充分な駐車スペースがないのが難点。

「いろは坂ヴェゼル立ち往生多発事件」を書いている時にヴェゼルの諸元表の「ＣＶＴ＋トルコン」という表記を見て思い出した昔話。　６代目シビック(EK)が現役モデルだった1995～2000年の間だろうか。

家のすぐ近くに田んぼを埋め立てて造った駐車場がある。　埋め立ての時に土砂を奮発したのか、水はけのための場内の傾斜が必要以上に強い。
ある日曜日、駐車場の端の方で地主さん夫妻と若い女性がクルマの周りでなにやら困っていた。　新車のシビック フェリオを運転して一人で遊びに来た姪のＡ子さんがバックしようとしたところ、シフトレバーをＲに入れているのにブロック塀に向かって前進してしまうので故障かと思って立ち往生していたのだ。（※場内はブロック塀に向かって傾斜している）


フェリオをよく見ると一般的なトルコンＡＴではなくホンダ車初のＣＶＴ「ホンダマルチマチック」の搭載車。　ＣＶＴと直列に「湿式多板発進クラッチ」があり、アクセルペダルを踏みこんでいくと多板クラッチが繋がりだしてクルマが動き出す（と思う）。　ところがトルコンＡＴ車しか運転したことがない人にとってはブレーキペダルを離せばクリープ現象でクルマが動き出すのが通常動作であり、Ｒにシフトしているのにブレーキを離したとたんに逆方向に動き出す状況は理解しがたいものであろう。

勇気を出してアクセルを踏み込めばバックするはずだがＡ子さんは怖がってできない。　坂道発進の要領でサイドブレーキを引きながらアクセルを踏むよう話してみたがＡＴ限定免許のためか軽いパニック状態なのか話が通じない。
理解させるのは面倒なので駐車場の真ん中まで手で押してバックさせた（笑）

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P.S. ホンダのHPの「クルマ Q&A」には「つまり、Hondaマルチマチックの場合、坂道発進時にはサイドブレーキの併用が必要ということです。」と書いてあった。
ＡＴ限定免許でも教習所内での坂道発進を実施するようだがＭＴ車と違って簡単なので記憶に残りにくいのだろう。

11/19に大阪府高槻市の安満遺跡公園で開催されていたイベントの会場でGRカローラが展示されていたので見に行った。

前面。


斜め前。

フロントのコーナー部。

GRヤリスの物よりも小型のフォグランプを装備。


側面。


やや斜め後ろ。

フロントのエアアウトレット


斜め後ろ。　大きく拡げられたリアフェンダー。

バックドアとテールランプとエンブレム。


後面。


大きく膨らんだボンネット。

エンジンルーム。　GRヤリスと同じくバッテリーは荷室にある。


前席と後席に座らせてもらえた。

シフトノブ。


荷室。　GRヤリスとは異なりトノカバーは普通っぽい。　ボードの左右は壁面に合わせることなく直線的な形状。

ボードを上げると発泡スチロールの箱があり、バッテリーの一部が見える。

ボードを下ろすと箱の左右は隙間だが、スプレーボトルを立てたりして使えるかも。

通常のカロスポはボードを下段と上段に固定できる。　GRカローラは上段相当か？


会場にはGRヤリスもあったので座り比べる事ができた。

GRカローラの着座位置はGRヤリスも低いようで、GRヤリスのような（主に座高の高さに起因する）ドライビングポジションの相性の悪さは感じられなかった。

トヨタのHPの「車種別のご質問」で地面からのシートのヒップポイントの高さが記載されている車種があった。

表はシートリフターがない助手席の値で、GRカローラはカロスポと同じ525mm。　GRヤリスは記載がなかったがヤリスが560mmなので、高級なスポーツシートが装着されている分、560mmよりも高いと思われる。

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昨今の生産事情の悪化によりGRカローラの通常版「RZ」も抽選販売になってしまった。　抽選申込受付期間は12/2～19だが「まずは500台の抽選販売とさせていただき、今後生産状況を見ながら追加販売を検討していきます。」と発表されているので、初回の抽選に外れても購入のチャンスはある・・・と思いたい。