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こんにちは、うー！＠管理人です。
ずっと前の事ですが、ビルシュタイン製ストラットをチームカルディナの友達に手伝ってもらったときのエピソードを紹介します。

友達が持っていた純正シェルケースを無料で貰って、作業の指導までしてもらいました。ＳＴ１９５Ｇの場合、前輪のストラットは純正シェルケースを流用しなければ装着できません。
当時ＪＩＣの車高調整ストラットを履いていたのですが、純正ストラットは買ったときに廃棄処分して手元になかったのです。

始めてエアツールによる作業を実践しました。
エアーツール　SNAP ON製が主流
エアーラチェットレンチ：力は弱いけどインパクトに比べるとゆっくり回る（手元で調整可能）
エアインパクトレンチ：激しく回り力強い（微調整不可）
エアーフロアジャッキ：手動も可能です、素早いジャッキアップが出来ます
馬：走りません、ジャッキアップした車体を一定の高さに保持する台のことです

装着完了後「お世話になりました～」と出たあと
数百メートル走ったところ異音が・・・急いで戻る。
「前輪左右からごつごつ音がするんだけど」

「外してみよう」
前輪は割合簡単に外れるのでさっさとジャッキアップして外してみた。
スプリングコンプレッサーも４本やったのでさくさく外してしまう。
前輪２本くらいなら５分もあれば外れます。

ところで何か部品が余っていたんだけど・・・。
「それどこにある？」
空箱に残っていたリング状の部品を探し出す。
「これだよ、これ」
「ええ！これ余ってたんじゃないんだ」
外国語の説明書を見るとわかる。
１２番の部品は「４ＷＤ　ＯＮＬＹ」とあるじゃないか。
必要な部品だったのだ。さっそくそれを入れてみる。
「うん、ぴったりじゃん」

左側のストラットも確認したところ、こっちには入っていないことが判明。
要するに純正シェルケース内でストラットが遊んでいるのでゴツゴツ音が出るというわけなのでシェルケースの底に鋼鉄製のワッシャを入れて底上げすることにしました。
これで大丈夫、かな？
気を取り直して再出発。

でも・・・
「？なんだかまだ音がするぞ」
今度は鳥が鳴くようなキュキュ音となにかをふんづけているような振動。
タイヤに何か挟まっているのかとコンビニの駐車場で見るもわからず、また戻って調べなおすことに。
「あ、あのー鳥が鳴いてるんだけど」
「鳥？？？とり？」
症状を話し、右前輪アルミのセンターキャップを外すと原因が判明。
「ほらナットが緩んでるよ」
「！！げげっ」
「外れるところだったね」
まさにほぼすべてのナットがゆるゆるになってました。インパクトレンチで締めるたあとは必ず手で締め直すことが

必要です。念のため左側と後輪もトルクレンチでチェック。
こんな時、友達（元トヨタの整備士）は頭ごなしに怒ったりしません。冷静に作業をしながら注意事項を指南します。

やはり前輪は緩んでました。
ビルシュタイン装着で舞い上がっていたのでしょうか。反省！
今回の作業では勉強になることばかり。

教訓
重要保安部品は整備知識のある人（ディーラーとか）に頼むか、一緒について貰って作業するのが一番いい方法です。
決して自己判断で作業するのはやめましょう。単独事故ならまだ救われますが、他人を巻き込む事故を起こしてからでは遅いからです。特に足回り、ブレーキやストラット部分を触るときは必ず自分で念入りにチェックをしましょう。