昨日はタヌキを撮影した事を書いたんですが、意外に反応が多くてびっくりしました。鳥の時はほとんど反応がないので、まさかこんなに反応があるとは。(^^;長い事この地域に住んでますが、こんな状況でタヌキを見た記憶がないんですね。周辺環境の変化などを考えてみますと、もう随分前になりますが、一時期、近くの山道の途中に有毒の産業廃棄物が捨てられていた事がありました(ニュース報道された事があったと思う)。その漏れ出た廃液がすぐそばの川に流れ込み、それまでは見ることが出来ていたホタルが姿を消してしまった、なんて事があります。少し離れた所に住宅地が新たに造成されました。山を削って作った土地です。これはもう完成して何年にもなります。一番最新の状況としては、やはり住宅地を造成しています。すぐ近くです。撮影場所からは歩いて5分程度のところになります。元々はうちの辺りは山だった所で、住宅地として開発した場所です。そして、所々、飛び地のようになった小さい林が残っていたりします。その小さい林の部分とその周辺を現在住宅地として造成しているわけです。もしかすると、その辺を中心に住んでいたタヌキかもしれません。開発によって追い出されたのかもしれないですね。これじゃあ、まるで「平成狸合戦ぽんぽこ」ですなあ。ちなみに、現在はホタルも戻っていて、見る事が出来ます。決して多くはないですが、ちらほら程度には飛んでたりします。さすがに家の外にある照明にカブトムシとかクワガタが飛んでくる事は無くなりましたが。小学校の頃は飛んできてたんですよねえ。少なくとも、ホタルが戻っているので、水質はかなり改善されているという事ですし、川に汚染物質が入り込んだりもしていないと考えていいかと思います。確かに森や林に住む動物にしてみれば、住環境の面積が減るわけですから、人間のいる所に出てきてもおかしくはないですけどね。いずれにしても、開発が原因なら人間が悪いわけなので、動物が出てきても仕方がないです。まだまだ何かを見られそうです。