2018年10月10日
ホンダのハイブリッドとトヨタのハイブリッド
グレイスハイブリッドの納車までまだ結構日数がありますが、試乗や代車として乗ったハイブリッド車の事を思い出してみると、やはりホンダとトヨタで違うんですよね。
自分の場合はシビックハイブリッドのIMAが最初で、乗り始めて8年になります。
仕組みが違うのは勿論ですが、ここで述べたいのはそういうことではなくて、癖の把握のしやすさというか、そういう事ですね。
今度の車になる、グレイスハイブリッドはi-DCDというハイブリッドシステムになりますが、これはIMAと同様にパラレルハイブリッドです。トヨタのTHS2だと、基本的にシリーズ・パラレル併用型のハイブリッドです。
i-MMDだと、ほぼシリーズハイブリッドですし、SH-AWDだと、多分、シリーズ・パラレル併用型と思われます。
全部のシステムに乗った事がありますが、ホンダのハイブリッドシステムの方が運転手の意志を反映しやすいといいますか、挙動が分かりやすいといいますか。
逆にトヨタのハイブリッドシステムは挙動が分かりにくいというか、運転手の意志を反映させにくいというか…。
ハイブリッドシステムの癖が把握出来れば、燃費を向上させるのがやりやすくなります。
先日、一緒にツーリングに行ったえーさんりむじん氏も同じような事を話されてまして、トヨタのハイブリッドシステムは思うようにコントロール出来ないという感想でした。
私がカタログ燃費を上回った事のあるトヨタのハイブリッド車はアクアだけ。
自分が乗っても思いますが、ホンダのハイブリッドシステムと同じようにはコントロール出来ないんですよ。
語弊があるかもしれないですが、ホンダのハイブリッドシステムの場合は乗り手を選ぶ代わり、システムと合えばかなり燃費よく走れる。
逆にトヨタのハイブリッドシステムの場合、自動制御範囲が広くて誰が乗ってもそこそこの燃費は出る。
というような感じに思えるんですよね。
長く乗れば、トヨタのハイブリッドシステムでも癖は把握出来るでしょうし、燃費を伸ばす事も出来るでしょうけど、短時間では分からない。
実際、試乗でホンダのハイブリッド車だとそこそこの燃費が出せるのに、トヨタのハイブリッド車に乗ると、いまいちだったりするわけですよ。
別に手抜きしているわけじゃないんですが、挙動がいまいち分からず、思ったように走れないといいますか。
つまり、ここでモーター走行は避けて電池残量を温存したいとか、そういったコントロールが思うように出来ないという事です。
日産のセレナe-POWERも挙動で悩まされたハイブリッドシステムでしたね。
ステップワゴンハイブリッドのi-MMDと全然違うんですよ、これが。
いずれにせよ、ホンダのハイブリッドシステムに慣れてしまったのは間違いないですなあ。
ブログ一覧 |
ハイブリッド | クルマ
Posted at
2018/10/10 21:27:07
今、あなたにおすすめ