三菱自動車がリコールを発表したようです。
軽自動車です。車種はミニキャブとかですね。なので、当然日産向けOEMのクリッパーもリコールになります。
台数は合計31672台との事。
問題の症状ですが、始動不能や走行中のエンストがあり得ると。
走行中のエンストは怖いですねえ。
原因ですが、引用しますと「エンジンECUのIC製造工程管理が不適切なため、使用過程での環境温度変化により、IC内部の配線が断線することがある。」と説明されています、
ここ最近多かったプログラムの不具合ではなくて、ICそのものの不良という事になりますね。
これは個人的には三菱が少し可哀相な気もしますが、理由にならないですね。
ICは仕様が分からないとブラックボックスみたいなものですから、信用するしかないんですが。
まあ、それは他の部品でも同じなんですが、ICは内部が複雑ですから、入力信号に対してちゃんと出力信号が出ているのか心配になります。
どこが作ったICかが気になるところです。
余談ですが、世界初の4ビットマイクロプロセッサー「インテル4004」を開発したのは日本人だと知っている人は今では少ないでしょうね。
嶋正利氏です。
ブラウン管による映像表示の基本も日本人の開発です。高柳健次郎氏です。
地上波テレビ放送の受信に使われているアンテナ、屋根の上によく設置してありますね。短い棒をいっぱい付けたような奴。
俗に八木アンテナといいますが、あれも、日本人の開発です。八木秀次氏です。
正確には八木・宇田アンテナですが。
大体、リコールの報道は国内メーカーのものが多いですが、
国土交通省のリコール情報ページを見ると、海外メーカーもそれなりにリコールを出しているので、マスコミの報道が偏っているんでしょうね。
Posted at 2015/01/29 21:28:45 | |
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