以前、自動運転車の話の中にも書いた事だが、
トラックドライバー不足が進んでいるようだ。
どうやら、現実味を帯びてきているようである。
実際問題、私自身もかつてはトラックドライバーだったから、よく分かる話である。
このままいけば、いずれ、物流が思うように行かなくなるのは目に見えている。
郵便や宅配便だけではない。企業間輸送も深刻だ。
工場で製品を作っても、物流がなければ、市場へ出せない。
スーパー等においても、商品が入って来ない、といったことが発生する。
コンビニ等は途端に困る事になろう。
店舗規模からして、在庫はあまり持っていない。それを補うために一日に何度か配送してもらう体制になっている。これが減ったり遅れたりすればどうなるか。
棚の品切れ状態が続く事になるわけだ。
実際問題、あまりにも業界自体が酷過ぎた。
全ての運送会社がそうだとは言わないが、元請け最大手でもない限り、よろしくない条件であろう。想像に難くない。
それだけではない。物流センター、特に食品系に多く見られた横柄な態度。
理由はよく分からないが、個人的な経験からすると、どういうわけか、食品系の物流センターに横柄な奴が多いのだ。
他のトラックドライバーに聞いても似たような答えだったから、あながち間違いでもないと思われる。
思いっきり名前を晒したい衝動に駆られるが、さすがにそれはまずいので、伏せておく。
勿論、全ての食品系ではない。とはいえ、傾向はありそうである。(^^;
情報は晒せないが…。
少なくとも、誰がこのスーパーで買い物なんかするものか、と思わせてくれるくらいの経験をさせてくれる事間違いなしである。(^^;
そういった意味の落書きがトイレにあったのを見た事もある。
その一方で対応が丁寧なところもある。そういうところなら、何も困る事は無いし、普通に作業が出来る。
普通にしてくれていればいいのに、何故か横柄なのである。
逆に親しくなれたところもある。
そういう所は行くのも苦にならない。当たり前だが。
が、問題解決には物流を利用している業界全体が痛い目を見ないと恐らく無理だろう。
物を運ぶのに支障が出るようになって初めて、改善の兆しが出るような気がするのだ。
勿論、一般の顧客である我々にも影響が出てしまうが、仕方がない。
さすがに私と考える事は同じで、
自動運転車の利用に言及している記事もあった。
トラックドライバーだけでなく、労働者人口自体が減っていく。
そんな状況で、改善策を講じないで、人材不足を抑える事なんて出来るわけがない。
一度、落ちる所まで落ちる必要があるかもしれない。
Posted at 2016/09/23 21:54:51 | |
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報道 | クルマ