昨日の子ども科学電話相談で聞いた話。
空き地とかによく生えているセイタカアワダチソウの事。
これ、元々日本に生息していた植物ではなくて、外来種であり、帰化植物。
外来種ということは知っていましたが、なんでこんなに繁殖したのか。
一番分かりやすい理由は、外来種なので、日本国内にその植物を食べる天敵がいないということ。
その種に感染する病原菌もいないと。
その点についてはなる程なあと思う。
それ以外に今回びっくりしたのは、他の植物の成長を邪魔する物質を出すんだそうでして、アレロパシー物質というものだそうです。
他の植物の発芽を抑え、成長も抑えるとのこと。
そりゃ自分だけ成長、繁殖しますわな。
逆に日本の種が外国に行って外来種になって嫌われている物もあるそうで。(^^;
そりゃそうですわな、向こうから来るのであれば、こっちから行く物もあるでしょうよ。
最近ネットで騒がれていたのは、日本のオオスズメバチがアメリカに入り込んだらしく、向こうで大騒ぎになってたことかな。
で、スズメバチのネタに対して外国人の反応で話によく出てきてたのがニホンミツバチ。
ニホンミツバチはオオスズメバチに対する攻撃方法を持っていますが(
熱殺蜂球)、セイヨウミツバチは攻撃方法を持っていないんですよね。でも、研究によるとセイヨウミツバチも蜂球を作るみたいです。
ただし、ニホンミツバチほど温度が上がらず、オオスズメバチは熱で死なないようで。
当たり前のように針で攻撃するようでして。
ま、この辺のことは調べてみてくださいな。(^^;
このニホンミツバチの熱殺蜂球は外国人の反応を見ると面白かったりします。
しかし、生物の色々な生きるための戦略は凄いです。
Posted at 2020/07/27 21:37:23 | |
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