
18日は鳥取県の大山で野鳥撮影をしてきました。
久々の遠征でした。
なんですが、実は
約9年位前にオフ会をした、
鳥取県のみん友の「mαri-sukё」さんと一緒に野鳥撮影オフという事で行ってきたんですね。
行き帰りの走行についてとかはまた後日。
とりあえず、鳥の写真をば。
集合場所の道の駅で待っている間に撮影したカワラヒワ。タイトルの写真ですね。
で、合流して久々なものですから、まあ、どうしても色々と話をしますわな。(^^)
なんせ、実際に会うのは約9年ぶり。コメントでのやりとりは時々あったにせよ。
かといって、それでは本来の目的である撮影に行けなくなるので、適当に切り上げて撮影場所へ。
大山の中腹くらいの場所ですかね。
駐車場とかもあって、遊歩道(?)みたいなところと、単純に車で通れる山の道ですね、これを歩いてきました。
駐車場に到着してまず聞こえてきたのがホオジロの鳴き声。これは割とどこにでもいる感じですね。家の地元でも普通にいますし。
ちなみに、ヒヨドリの鳴き声はかなりうるさかったです。(^^;
ほんと、あの鳥は多いね。
ちなみに、現場は巨大ではないダムでして、その周りをぐるっと一周。
当然、水鳥が何か居ないか、水面を確認します。
一羽居たので撮影してみたら…。

最初カイツブリかと思ったんですよね。距離も遠かったし。
でも、何か違うようなと思って、拡大してみたら、オシドリのメスでした。
何で?
帰れなかったのか、それとも、ここに居る事を決めたのか。
この一羽以外は見かけなかったのですが、もしかすると、陸に上がっていたのかもしれません。
カイツブリの鳴き声も聞きました。姿は見てないですが。
キセキレイも居ました。
夏羽みたいで、黄色と黒が濃く、綺麗です。
イワツバメも居ました。
場所は分かりませんでしたが、多分、近くで営巣していると思われます。
さて、山の道を歩き始めます。謎の鳴き声を数種類聞きましたが、何の声だかさっぱり分からず。(T_T)
一度、図鑑の鳴き声データを聞いてみないと。該当するのがあるかもしれないし。
途中で目の前をうろついてくれたのが、やはりホオジロ。
あっ、そうそう。
鳥以外ではこんなのも。

アオダイショウでしょうか?
鳥以外はさっぱり分からないです。(^^;
歩いていますと、単独で生えていた木からオオルリの鳴き声が聞こえてきました。
単独で生えている木ですから、音の聞こえる方向からして間違えようがありません。
しかし、葉っぱが結構繁っていて、姿が全然見えない。(T_T)
角度を変えたりして探しますが、見えない。
そうやって探している間に、飛んでしまいました。
飛んだのは確認したので、居たのは間違いないんです。
mαri-sukёさんはオオルリの鳴き声は知らなかったようで、飛んだところとはいえ、実際に見られて嬉しかったようです。
かなりしつこく鳴いていたので、鳴き方の特徴とかよく分かったかと。オオルリの鳴き声は特徴があるので。
次に、キビタキの鳴き声も聞こえましたが、ここねえ、葉っぱが繁り過ぎなんですよ。ほんと、隙間もろくに無いくらい。
さらに、キビタキよりかなり近いところで、イカルが鳴いたんですよ。
ほんと近かったんですけどね、茂みが濃すぎて見えないんですよ。(T_T)
シジュウカラも鳴き声だけかな。
メジロも一応撮影出来てました。現場でははっきりと分からなかったんですが。
家の地元とは傾向が違いますね。
家の地元だと、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、この辺は割と普通に見られるんですが、メジロもあまり出てこないし、シジュウカラとヤマガラも一回鳴き声を聞いたくらいかな。それも、自信がない程度。
確か聞こえたような、そんな状況。
エナガなんて、全然。
キビタキは全部で三カ所くらいかな。鳴き声を聞いたのは。
オオルリは一カ所だけですね。でも、多分、あそこは出現ポイントになるでしょうね。あんな分かりやすい場所は無いわ。(^^)
止まる場所さえ分かれば、観察は簡単に出来ますからね。
大体同じような場所でさえずるので、あれはいい場所です。
そうこうして歩いて行くうちにまたしてもイカルの鳴き声。しかも、距離が近い。これは見えるかもと様子を見ていたら、飛んだのが見えたのであわてて追跡・撮影。

イカルですが、ピントが合ってない。(T_T)

手動で合わせてたんですけどね。
自動だと手前の葉にピントが合ってしまうので。
しかも、茂みの隙間から狙ってるんですよ。
撮影角度をほとんど変えられないわけです。(^^;
これは辛い。
仕方がないんですけどね。
イカルの頭のあたりにも手前過ぎてピンボケになっている、緑の葉がうっすらと写ってるくらいですから。
なんですが、
mαri-sukёさんはかなり興奮していたようで。(^^)
イカルは図鑑でしか見た事がなかったそうで、鳴いているところの実物を見られたのがかなり嬉しかったそうです。それはよかった。
まともに撮影させてくれたのは、コゲラくらいかな。
ここでの撮影はこれくらい。
これでちょうどお昼前といったところ。
この後、コンビニでお昼ご飯を買って、移動しながら食べて、次の撮影場所へ。
実はそこではトビとカワラヒワしか撮れなかった。
ミサゴも見かけたんですが、撮影し損ねた。
で、トビなんですが、羽が随分と傷んでる個体が飛んでました。

何かと戦って傷んだのか…。
自然の中での生存競争は厳しいですからね。
もし、人間の活動のせいでなったとしたら、ごめんなさいとしか言えないですが。
それと、ダムのとある場所で双眼鏡か単眼鏡かは分かりませんが、水面の方を観察している人がいたんですよね。
声はかけなかったんですが。
どうも、オシドリが居たのと何か関係あるのかなと、後になって気になりました。
パッと見た感じ、水面に鳥は居ないので、何か普通ではない状況のものがいたんでしょうね。
オシドリが居たのがまさにそんな感じです。
基本的にオシドリは西日本だと冬鳥なので、普通ならとっくに居なくなっているはずですからね。
地元のいつもの場所ではイカルの鳴き声はそう多くは聞こえないし、あんな近くで見える事なんて滅多にないんですが、その辺はさすがにいつもと違う場所だけの事はありますね。
謎の鳴き声も地元で聞いた事の無いものでした。
キビタキとオオルリはすぐに分かりました。
ああ、センダイムシクイの鳴き声も聞こえたけど、一回くらいかな。
こちらだと、たくさん居るんだけど。(^^)
というわけで、鳥取県大山での野鳥撮影はこんな感じでした。
本格的に撮影するなら日帰りは駄目ですね。
最低でも一泊だなあ。早朝から現場に入らないと。
いやあ、それにしても、南大阪から鳥取県への行き帰りに下道は無謀ですわ。(^^;