
今年もこの時期が来ました!
解禁… なんて良い響きの言葉でしょう♪
渓流釣り師やトラウトアングラーには待ちに待ったこの日、たいしてコアなアングラーでは無い私でも心躍ります(~o~)
未明に家を出、目的の川に着いたのは日の出の2時間前。
30分程車内で待機し、真っ暗な林道をヘッドランプ頼りに歩き始めます。 シーンと静まり返った森の中には獣の足跡しか有りません。

1時間半くらい歩いたところで ようやく少し明るくなり出しましたが、毎回この風景を見ると 子供の頃読んだ 「モチモチの木」 と云う絵本の切り絵を思い出します。

夜明けの気温は3月になっても氷点下。この日は-2℃、釣り始めの堰堤では水しぶきで凍った木の枝が垂れ下がっていました(*_*) 日の出から暫く経っても谷間は薄暗く、寒さも続きます。
そして期待の第一投!

今年の一匹目はサビの抜けた色白美人のスレンダーなイワナでした(^_^) この堰堤では他にもキレイなイワナを3匹追加♪
気を良くし、沢をどんどん登り

途中で竿が凍り 縮める事が出来なくなるアクシデントに見舞われながらも、堰堤下や 小さな滝つぼから…

ポツポツと追加、やはり上流域ではまだサビの残った個体が数匹混じりましたね。

今回はここまで大小9匹を釣る事が出来たので、いつものようにスカリで活かしたまま 魚の居ない上流部に運びます。

雪が無ければ登坂不可能な45度を超える斜面もカンジキ履きで越え、釣り終えた最終堰堤から歩く事40分。 ストックの跡はノルディックウォークよろしくですが、スカリを着いた跡も残るので、3本足で歩いているかのような足跡は 知らない人が見たら何だと思うでしょうね(笑)

数年前に訪れた時は、もう30分程上流の源頭域に放しましたが、今回はある程度 川幅も水量も有る場所に9匹全てをリリース。 気付くとお昼近くで空は晴れ、気温も上がっていました♪

釣り&任務完了後の帰り道は 毎度の里山観察(^_^) クワガタの幼虫が取れそうな立ち枯れのコナラの木に生えたサルノコシカケや、水中で冬眠中?のツチガエル。
車止め近くまで来た時に、どうせなら 「ツ抜け」 を達成しようと 普段は竿を出さない林道脇の大きな堰堤下で糸を垂らしてみました。

人里近いこんな大場所は釣り人が必ずチェックするので、見掛けとは裏腹にあまり期待は出来ません。 しかし 運良く小っちゃいイワナ君を一匹追加し、無事にツ抜けを達成♪ これで合計10匹の釣果となりました(~_~)
2017年の渓流初釣行はここまで。

車に戻りホッと一安心。 気付くと時刻は13時頃でしたが、釣りに夢中で朝飯も昼飯も抜き(汗) 持って行ったおにぎりを車内で食べた後、日差しと暖房で20分程夢の中となっていました(笑)
今年の2月はソルトでも一回も竿を振らなかったので、久しぶりの釣行。 たっぷり疲れましたが、充実の釣行となりました☆
Posted at 2017/03/03 10:49:17 | |
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渓流釣り | 日記