
今回は「初コースでの走行」という課題を持って、2014年マツダファン・エンデュランス宮城ラウンド(SUGO)に参加しました。4月の千葉ラウンドの燃費記録を元に、今回の目標周回数を検討しましたが、初めてのSUGO、初見でどれだけイメージ通りの走行が出来るのかどうか、期待と不安に満ちた1日、今回も挑みました。以降は当日の状況を記します。(以後長文となる点、御理解ください。)
今回は初コース走行ということで、体調の不安(当日早朝走行での睡眠不足)を取り除くため、前日の17日は福島県郡山市のホテルに宿泊(SUGOまでは東北道利用で片道1時間の距離)しました。
18日当日は遅刻は無いようにAM5時にホテルを出発。交通量の少ない東北道を燃費ペースで走行。国見SAで給油。村田ICで降りて、サーキットへはAM6時10分に到着しました。
パドックに入ると、1コーナー側ピットエリアは「HOT-K Challenge Cup 東北660選手権」参加車両で大混雑。マツ耐側のピットエリアは車検場近くなので、車検場への通路は「HOT-K Challenge Cup 東北660選手権」参加車両の長蛇の列となってました。
自分のクルマは今回の利用するピット(NO.34)の駐車エリアに駐車。ピット内にクルマに積んできた荷物(椅子、テーブル、サーキットギヤ等)に置いた後、クルマのチェック(タイヤ;石の噛み込みが無いか傷が無いか、エンジンルーム&フロアカバー;不要なオイルが垂れていないか)を行いました。
牽引フックも装着して準備完了。準備作業をしているうちに参加車両が続々と入場。車検時間までやる事無く、周囲のクルマを観賞したり、SUGOのパドック内を散策しました。
AM7時45分、そろそろ車検の時間と思い車検場にクルマを移したら、ピットエリアで車検チェックとのこと。結局もとの駐車エリアにクルマを戻して車検を受けました。千葉ラウンドから変わるところは無かったので一発合格でした。これでクルマの方は準備OKです。
AM8時20分からのブリーフィングは、出来選手より、SUGO本コースの注意点の紹介がありました。今年SUGOは舗装路の張り替えにより、昨年よりもグリップしやすい路面となったそうで、従来タイムよりも2秒程度速く走行できるそうです。出来選手はロードスター・パーティレース(エンブレム)やRX-8・パーティレースで活躍されてましたし、MZRacingで参加の加藤選手もロードスター・パーティレース(エンブレム)やRX-8・パーティレースで活躍。ロードスター・パーティレースで活躍が、「プロドライバーへの道」に繋がるのだと説明を聞きながら思いなおした次第です。
そしてAM9時の予選。今回は初コースのため、とにかくタイムよりもコースへの熟練度を少しでも高める方向で走行。走行時間残り10分以上ありましたが、決勝の走行プランがまとまったところで予選を終了しました。(ただ一番肝を冷やしたのは、コースイン1周目、黄旗のホームストレートで後に付いていたMSアクセラにぶち抜かれたこと。黄旗状態なのに抜かれるとは・・・。)
駐車エリアにクルマを戻して、即事務所に燃料購入(16L)へ。リヤを上下に揺らしながらハイオク15.6L満タン(残量0.4Lは後で入れられるようレシートに記載)にしてもらいました。ピットに戻り、クルマを動かした分だけ燃料を継ぎ足し、燃費計も残量モードでリセットと準備万端。コンビニで買ったおにぎりパクつきしているうちに出走前点検(ヘットライト&テールランプ&ウインカーチェック)は終了。
決勝前のブリーフィング終了後、クルマをコースイン。今回予選は12台中11位ですが、初コースで「走行距離200kmoverで完走」が目標なので、この予選位置は気楽で良いです。
記念撮影後は即レース。今回は「HOT-K Challenge Cup 東北660選手権」開催のおかげなのか、SUGOレースクイーンがタイムボードを出してくれました。前日開催のMFCTでは無かった”オプション”とのことです。(千葉ラウンドはまったく「色気」が無かった。「華」があるて良いですね。)
決勝レースはというと、5周目ぐらいで燃費計の減り具合からこの走行モードでは終盤ガス欠することが判り、5速主体(ヘアピン~S字&馬の背は4速、ストレートは6速)の走行モードで燃費計とにらめっこしつつ走行。馬の背のコーナーでトップ争いしている車両に土煙をかけられたり、ブルーフラックが出ている状況で仕方なく後ろから来るクルマを待ったりとストレス溜まる状況で、コースの熟練度の劣る序盤は1Lap;2分7~10秒のペースでしたが、レース終盤は1Lap;2分3~5秒のペースで走行できるようになり、何とか150分で70周回完走と目論見(65周回)以上の結果を残すことができましたが、ウイニングラップはS字後の上り坂でガス欠。”薄氷の結果”でした。
そして更に落ちがあり、クルマを駐車エリアに戻したあと、直接競技委員よりピットレーンの速度違反(6km/hオーバー)を知らされました。
「減周などのペナルティはあるのですか?」と伺ったら、「ソロ走行ですし、3回目のピットでお疲れのようですので、今回は口頭注意とします。次回は守ってください。」とのこと。うっかりしてました。反省してます。
そして表彰式。総合順位は8位。参加クラスは私だけなのでクラス優勝。
鉄人賞は7位の常連さん(RX-8)でした。まあ今回は順位よりも素直に「150分で70周回完走」できたことが良かったです。あと優勝者のインタビューで私も「MFCTやマツ耐参加者のディーラーでの点検時には、5%または2.5%割引適用をお願いします。」を言っちゃいました。
そして18日時点ではオフレコでしたが、MZRacingで参加の加藤選手、マツダ・モータースポーツ・チームJOTAの登録ドライバーとして今年6月のADACチューリッヒ24時間レース(通称:ニュルブルクリンク24時間レース)に出場する」とのことの発表がありました。参加車両はMazda MX-5。(2.0L 自然吸気 無改造クラス)頑張って欲しいものです。
簡単ですが,当日の状況について写真でまとめて見ました。
2014年5月18日 マツ耐・宮城ラウンド
SUGOはコース熟練度を高めていけば、多分1Lap 2分0秒台で走行を重ねることができ、結果今回よりも+3Lapsになるはずです。(それにはヘアピン~S字、そして馬の背~SPコーナーまでのスピードの乗せ方次第ですが・・・。)
2014年度のマツ耐は2戦終了しました。「2014年度 マツ耐ジャパンツアーシリーズ賞」の順位は5位。(15ポイント)多分次の筑波ラウンドでは今回1、2位のロードスターは、パーティレース最終戦なので多分参加は無いはず。6位までの記念盾と記念写真パネル獲得にはトータル25ポイント近く獲得する必要があるのかも知れません。今までの結果より燃費4.3km/Lを獲得できることがわかりました。
次は第3戦、昨年のリタイヤをリベンジすべき場、参加目標としていた11月の筑波ラウンド。
今回のSUGOよりもコースへの熟練度は高いので、多分目標タイムに近いラップを重ねることができれば、目標としている「100Laps over」は達成できると思います。
残り6ヶ月、袖ヶ浦で練習して「上手い走り方」を探していきます。
Posted at 2014/05/20 23:31:29 | |
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