
千葉ラウンドは台風・大雨による大会開催中止で年間総合表彰のチャンスは無くなりましたが、マツダの“お祭り”参加のため、今年もマツダファンフェスタに参加しました。マツダファンフェスタは昨年より2日間開催、今年はマツ耐がロードスタークラス(日曜)と非ロードスタークラス(土曜)と日にち分けて実施となってます。今回マツ耐・非ロードスタークラスの参加、まずは前編としてマツ耐参加について記します。(長文の点は御容赦ください。)
12月1日(金曜)
最終戦参加を決めたのは9月末の東海ラウンド終了後。そこからはエントリーフィー費用、宿泊費用、移動に関わる交通費用など小遣いからやりくりし、10月なった時にはサーキットロッジ予約連絡して、ついに来ました最終戦中国ラウンド。平日金曜から岡山国際サーキット入りを計画しました。
一昨年、昨年参加した経験から、AM4時30分には自宅を出発。東北高速道-圏央高速道-東名高速道(第2東名)を100~110km/hの車速でストレス無く移動、AM12時00分過ぎにはサーキットから20kmほどふもとの兵庫県と岡山県の県境・赤穂郡上郡町に到着。(トイレ休憩2回、休憩+燃料補給1回で750km強を走破)ここでクルマの洗車、燃料補給、軽食(決勝日スタート前に摂る菓子パンなど)調達、全ての用事を済ませ、PM13時30分過ぎに出発し、PM14時00分に岡山国際サーキット到着しました。
サーキット到着すると明日MFCT参加予定のみん友アロンソンさんやみん友ましゅ~さんが既に到着してましたので挨拶、空き時間は色々とお話ができて楽しかったです。
ファンフェスタ開催前日なので、前日受付後に、どんなクルマがあるかと思ってパドックを散策すると、ありました787B。

運良く787Bのコクピットまで見ることができました。最新のLMP1と比べるとアナグロ感ありますね。
今回も宿泊はサーキットロッジ・シングルです。ネット環境は無い(Not Free Wifi)ですが、ギリギリまで睡眠が取れて、連泊なら昼間の時間帯、トイレや着替えが利用できる、サーキットレストランの食事も美味しいので、良い宿泊施設です。
12月2日(金曜)
そして12月2日。前日PM23時に就寝し、AM4時30分に起床。前日コンビニで購入したおにぎりを食べて、AM5時20分には車両を暖気(ガラスの霜取り)し、AM5時30分には指定のピットガレージへ。寒い(ピットガレージなので明るさには困らず)中、粛々と車両準備を行いました。
車両準備後、AM7時にはサーキットレストランで2回目朝食(バイキング)です。美味しかったです。
朝食後は事務局にタイム計測機器を引き取り(前日受付では受け取りは出来ません)、車検終了後は直ぐに予選前のブリーフィング。ロードスタークラスと分けたので会場はそんなに混雑してませんでした。ブリーフィング後、ピットロードにはMFCT開始されようとしてました。日陰箇所は体感10度以下と寒いです。
クルマの準備もでき、予選時間を待つだけです。タイヤレベル(フェデラル)から2分3~4秒マークできれば予選の順位関わらず終了の計画です。ただビックリなのは、ライバルの18万アテンザのレベルUP。ドライバーは速いメンバーに変更。そしてクルマは運転席&助手席がフルバケットシートでリヤ席側内装排除と軽量化(今回しっかりクルマ見ましたが、1年前の状態よりも多分30kg近く軽くなっている?)。タイヤもADVANネオバと明らかにクルマの性能UPが。車両確認したときに今回はクラス優勝&コースレコード更新も駄目かなあと思った次第。
こちらは優勝候補のSMILE☆大森石油RX-7。みん友ましゅ~さんがドライバーとしてみん友Blue Rotary Racingさんがピットクルーとして参加、車両オーナーの大森さんとも仲良くしていただいているチームです。
マツ耐予選は1位がSMILE☆大森石油RX-7。ただ予選2位のSPIRIT RX-7は軽量Bodyに自然吸気13Bを搭載、燃費はSMILE☆大森石油RX-7より良く、マツダ系のチームのよう(大人気ないように思えましたが)で優勝候補です。私はというと予想通り2分3秒329で予選6位。やはり同じクラスの18万アテンザは2分00秒318(掛け持ちのMFCT予選タイムよりも速い)で予選3位。明らかに昨年の予選タイムと比較してもドライバー技量UP(オーナーよりもタイムの良いドライバーを乗せて)とクルマ性能UPの効果が出ているようです。
決勝ですが、走行1時間までは4~8位の集団の中で走行(2分6~8秒周回ペース)してました。
タイムラップは以下のような状況です。(GPSLapsデータよりスタートから1時間終了時)
Lap Time Lap Time Lap Time Lap Time
1 2分15秒505 2 2分08秒792 3 2分12秒357 4 2分09秒854
5 2分08秒458 6 2分07秒775 7 2分05秒555 8 2分05秒968
9 2分06秒855 10 2分07秒790 11 2分08秒264 12 2分06秒964
13 2分07秒415 14 2分10秒009 15 2分08秒179 16 2分09秒093
17 2分07秒454 18 2分07秒511 19 2分06秒793 20 2分09秒805
21 2分07秒876 22 2分09秒323 23 2分08秒894 24 2分09秒546
25 2分09秒299 26 2分07秒993 27 2分10秒330 28 2分11秒779
25周回目から「想定燃費に対し5.0Lほど足りない?」と思えてきてで、走行ペース変更(2分10~12秒周回ペース)して走行。1人で燃費を考えながらタイムコントロールするのは大変で、ホームストレートを通過する際「ああ~、サインガードがいてくれるといいなあ~。」と何度と無く思ったことか。
スタート1時間~2時間までのタイムラップは以下のような状況です。
Lap Time Lap Time Lap Time Lap Time
29 2分11秒831 30 2分12秒969 31 2分09秒187 32 2分09秒977
33 2分09秒944 34 2分11秒049 35 2分09秒327 36 2分10秒270
37 2分09秒936 38 2分09秒846 39 2分10秒835 40 2分10秒704
41 2分09秒786 42 3分51秒772 43 2分20秒580 44 2分14秒325
45 2分12秒421 46 2分12秒029 47 2分11秒155 48 2分14秒394
49 2分13秒531 50 2分12秒841 51 2分13秒446 52 2分11秒189
53 3分57秒387 54 2分31秒345 55 2分20秒274 56 2分20秒617
走行1時間30分付近(42周回時)で1回目のピットIN、走行1時間50分付近(53周回時)で2回目のピットINをし、走行ペースを2分13~14秒台に落として、走行2時間後には2時間30分走行終了時に想定燃料通りまで回復。念のため更に走行ペースを落として(2分20秒周回ペース)走行を心掛けました。
走行終了までのタイムラップは以下の通りです。
Lap Time Lap Time Lap Time Lap Time
57 2分17秒432 58 2分17秒916 59 4分00秒925 60 2分25秒560
61 2分14秒931 62 2分29秒649 63 2分29秒110 64 2分28秒326
65 2分28秒054
走行2時間10分付近(59周回時)で最後のピットIN。更に走行ペースを落として(2分29秒周回ペース)完走を目指したのですが、2時間30分走行経過時ダブルヘアピンに入る手前でガス欠。
65周回 2時間29分04秒343・DNFと残念な結果(全参加台数の中で唯一のリタイヤ)でした。
2015年の記録は63周回 2時間29分32秒518(このときはあのレース終了間際の赤旗終了で1周減算の記録でした・・・。)よりも記録は向上しており、自分のレベルは向上しているはず?なのですが、完走まで持っていけない点は反省すべきところです。今までは普段使いのクルマなので手を入れてませんでしたが、例えば運転席&助手席をSR-7の1脚15kgから1脚5kgのフルバケットシートに交換など居住性をあまり考慮しない軽量化を主とした変更が必要な段階に来ているようです。
マツ耐の表彰式には出ずに車両片付けを行い、クルマをロッジ駐車場に移動。普段着に着替え、徒歩でサーキットレストランへ。マツダファン サンクスパーティーへ夕食兼ねて(そしてやけ酒も)参加です。
SMILE☆大森石油RX-7のメンバーの分も席を取り、一緒に食事しました。
1番のお祝いは何でもトップでチェッカーを受けたSPIRIT RX-7がダブルチェッカーのペナルティで1周回減で本表彰ではSMILE☆大森石油RX-7の優勝。
当然その日の食事は優勝のお祝いで楽しかったです。やけ酒の量も少なく、良い酒を飲むことが出来ました。
パ-ティ-はPM21時過ぎには自由解散の形でお開きに。大森さん、みん友ましゅ~さん&Blue Rotary Racingさんを見送った後は宿泊先のロッジへ。PM23時には就寝しました。ここまでが12月2日までの行動内です。
今回利用した写真は下のフォトギャラリーにあります。
2017年12月1~3日 岡山国際サ-キット(その1)
2017年12月1~3日 岡山国際サ-キット(その2)
2017年12月1~3日 岡山国際サ-キット(その3)
マツダファン サンクスパーティー時にみん友ましゅ~さんからの助言、「確かに周回数と燃費の計算はピッタリ。でも精度良すぎて余裕無さ過ぎ」は改善すべき点と思い、とりあえず年明け1月4日のワンスマ袖森無料走行会は燃費計測のため参加予定です。
いずれにしてもこれで2017年マツ耐活動は終了です。
来年はどこかマツ耐参加するチームありましたら、チーム員として誘ってくれないかなあ。
それともまた自分・ソロで参加(その場合はSUGO、筑波、富士の限定参戦)かなあ。
12月3日(日曜)マツダファンフェスタの行動については、後編の“マツダファンフェスタ2017in岡山・2日目”の方で記します。