
先月の30日(私の誕生日です・・・)の今月号の発売日に立ち読みしたのですが・・・。
やっぱり、雑誌離れが深刻なんですね・・・。
「二玄社、自動車雑誌から撤退…『カーグラフィック』新体制に 」
二玄社が発行する自動車雑誌『CAR GRAPHIC』が6月号をもって二玄社の運営から離れることが誌面で伝えられている。7月号からは新体制のもと再スタートするもようだ。
誌面によると、多数の現スタッフが編集部を去ることが伝えられており、現編集長の塚原久氏も編集部を離れるとの記載があった。新編集長のほか新体制については明らかにされておらず、7月号にて詳細が発表される。
二玄社では、CGの姉妹誌『NAVI』も2010年4月号をもって休刊しており、これにより二玄社は自動車雑誌から撤退したこととなる。自身も編集部を離れる塚原氏の言葉によれば、新体制となっても歴史のある「CAR GRAPHIC」の名を残すことを選択したようだ。
なお、TVやウェブサイトの『カーグラフィックTV』や『webCG』は、既に別の事業部体として運営がされている。
レスポンス 椿山和雄
・・・何度も書いてますが、「CG」カーグラフィックは今の私、ばっしぃ。の今に至るクルマ好きになったきっかけのひとつなんです。
画像左の1981年10月号なんですが、当時小学3年の私が初めて買ってもらった記念すべき「CG」なんです。(ボロボロになり、処分し、これは後年買いなおしたものですが・・・)
幼稚園の年長から乱視が酷く、メガネの生活でして、年に数回県の「こども医療センター」に通院してました。
その通院の待ち時間が長いので、たぶん退屈しのぎに買ってもらったと記憶してます。
この号はR30スカイライン、FFレックスのニューモデル記事で、巻頭のほうにトヨタのPR広告で2代目セリカXX&3代目セリカinFSWの記事が印象的でした。
それから数ヵ月後、初代のホンダ・シティが出たときのロードテストの号は父が珍しく会社帰りに買ってきました。
シティを買うことはなかったのですが・・・欲しかったのでしょうね。
やがて、クルマ好きの母方の叔父から70年代~80年代の「CG」のバックナンバーを譲ってもらったり、また、お小遣いで古本屋でバックナンバーを買ったり、やがて、高校~大学生になると毎号買うようになり、社会人になってからも毎月「CG」は欠かさず買ってました。
ところが・・・2003年ごろから毎月買うのは止めました。
時を同じくして、部屋のスペース難から過去のバックナンバーを整理しました。
最近ではブックオフで数ヶ月前の号を買い、飽きたら処分するって感じです。
内容も一番黄金期が上記の80年代ぐらいで、最近(画像右)のはまったく面白くなくなってきました。
一番好きな連載は「長期テスト」なんです。
1966年の初代カローラから、今月号初登場のルノールーテシアスポールまで40年以上、実に220台以上のクルマを取り上げてきました。
古くは家にあった、初代シビックGL、最初の自分のクルマのレガシィRS(BC5)、弟もモニター希望のメールを出したけど結局返事すらこなかったレガシィワゴンGT-B・EチューンⅡ(BH5)と私にとってゆかりのあるクルマもありました。
思えば画像の今年2月号の時点で長期テスト車は8台だったのが、極端に今月号では3台に減りました・・・。
この数ヶ月で「いよいよCGも危ないなぁ」と思ってはいましたが・・・。
今月号は塚原さんはじめ去るスタッフの「さよなら」の言葉がところどころに多く、必ずしもいい条件で「CG」が存続するとは限らないと感じました・・・。
「NAVI」休刊のことを書いたときも思いましたが、やっぱりこの「みんカラ」とかネットが普及した今では総合誌は今後も厳しいと思います。
好きなライターさん(上記の塚原さんとか)が「CG」を離れるのは残念ですが、是非とも別の媒体で活躍してほしいものですよね。
5年ぶりに某ミニ専門誌に好きなライターさんが復活したように・・・。
Posted at 2010/05/11 15:45:41 | |
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