みなさま お姉様 ごきげんよう♪
(※結論 FANで吸気温度センサーが感知する温度は通勤法定速度では若干下がりましたが エンジン本体から伝わる熱によって吸気温度センサーが取り付けられている樹脂インマニがあちち!となり そこに取り付けられている吸気温度センサーボディも温まってしまい ちゃんとした吸気温度は計測出来ていないようです 全開時の吸気温度は80度近くとなりました)
この土日でタイトルに示した作業を行いました
電動ファンはフルコンのメガスクの出力機能を使って吸気温度と回転数で条件指定してON/OFFするようにしてみましたわ

日曜日の本日は朝から生憎の雨
ザーザーザーと雨が結構降りしきる中 フランソワはカッパ着て 電気がビリビリ通る電動ファンの配線をつなげておりました
あてくしは一体なにをやっているのかしら と 自問しながら
結論としてはソコソコ冷えるようになりました が 吸気温度を測定しているセンサー自体を見直す必要があるのかも? となりました
本日は雨 外気温はヤ○ーによれば10℃だったようです
というわけで スロットルをそこそこ踏み加減で走ってみましたが 65℃オーバーとなりました

↑これが走行ログです 黄色のMATが吸気温度となっておりますわ
赤のMAPはインマニ内の吸気圧力
黄色のBarometerはスロットル前にあるインタークーラー内の圧力を測定しています 100kPaが大体1気圧ですわね
そして緑色のTPSはスロットル開度です
右上に見えているのは吸気圧と回転数による燃料噴射量マップなのですが この他に3枚の燃料噴射量マップを使っております
吸気圧によって燃料噴射量を決めるマップ(D-ジェトロ制御)とスロットル開度によって燃料噴射量を決めるマップ(α-n制御)の両者を合算した値を最終の燃料噴射量としています
このマップは吸気圧120kPa以下用のマップで 吸気圧が120kPaを超えたら別の吸気圧-燃料噴射量とスロットル開度-燃料噴射量のマップに切り替わるようにしてあります
過給エンジンの場合16x16のマップでは負荷軸(吸気圧&スロットル開度)が少ないと思って マップ切り替え機能を試してみてます
そして点火時期は吸気圧によるD-ジェトロ制御にしてますわ
空気の温度と密度の関係は↓こんな感じとのコト

日産・VRH35エンジンでは吸気温度40℃の時がパワーと燃費の両立が出来たそうです
さて 吸気温度センサーは純正のよくある樹脂成型されたアレを使っております

後期EF-DETエンジンの吸気温度センサーの純正取り付け位置はエアクリーナーボックスとなっているので インマニへと移設いたしました

インマニ側面に穴開けて 接着剤&ワイヤー固定です
只 実はこの位置は大失敗で スロットルドラムと大干渉しました
よってこのインマニは廃棄物となり もういっこのインマニに穴位置変えて吸気温度センサーを付け直しました
多分ですね この吸気温度センサー 吸気温度そのものをリアルタイムでセンシング出来てないんじゃないかと そう思うのです
エンジンの熱によってインマニがチンチンに暖められる⇒吸気温度センサーの樹脂ボディがその熱で暖められる⇒樹脂は熱伝導率が低いのでそこそこぬるい空気が通過してもすぐには冷えてくれない⇒結果としてアチチになっている自分自身のバディの温度をECUに送っている
そういうコトなのかと
取り付け部の温度の影響を受けない 反応の早い温度センサーが欲しい! そう思った次第のフランソワです
とまあ残念な結果報告からのスタートでしたが... 電動ファンの取り付けの様子をうぷしてゆきますね
使ったのは漢(オトコ)ならカワサキ!!のラジエターファン
そして エーモンの30Aリレー
今風の薄いボディと白いハネでこの電動ファンを選びました

ヤ○オクの落札価格が640円 送料が1,100円というのがまあアレでしたが フュイイィィーーーン となかなかに色気のある音を奏でて回ってくれてます
回転方向はインタークーラーコアの上から下へと冷たい風を送り込むようにプラスマイナスを入れ替えて逆転させています
ハネ逆転によって送風効率は落ちるのでしょうが それでも結構な風量です
電動ファンのボディサイズは直径150mm位
先週から作りかけの導風板はもろ干渉するので取り外します
インタークーラーへの固定は みんなが大好き! タイラップ! です

ぎゅぎゅぎゅーっと リジットで緊縛いたしました
そしてフルコンのメガスクにて電動ファンのON/OFFをコントロール

吸気温度(MAT)37℃+1500rpm以上で電動ファンが回る設定としました
メガスクは8気筒までのインジェクターと点火コイルとその他の諸々をコントロール出来ます
今回の電動ファン駆動には余ったアイドルバルブ制御用の出力を使ってみました
その他にですね このミラバン3気筒エンジンの場合 5気筒分のインジェクターと点火コイルの出力 計10コの出力が余ることになります
そしてココがキモなのですが 余った出力はリレーやソレノイド ランプなどをつなげて色々と制御することが出来るのです!!
条件設定によるON/OFF
マップ形式やXY曲線を使ってのソレノイドのデューティ制御
クローズドループを使ったソレノイドのデューティ制御
そんなコト 出来ちゃうんですよ
という感じで取り付けと設定は終わり ふふふ これでアチチな吸気温度とはおさらばネ とほくそ笑むフランソワ
ばくん とボンネットを閉めて 漢(オトコ)のカワサキ電動ファンが↓ここから冷たい外気をガンガン吸い込んでくれるのよ!っと 吸気孔をニマニマしながら覗き込んで......みました

電動ファンのお尻がぐいっと当たっておりました ......とさ
はい お後がよろしいようで
【追記】
あけての月曜日
本日は健康診断で休暇をとりました
病院から帰宅して おもむろに電動グラインダーを取り出すフランソワ
インタークーラーと干渉している電動ファンのシュラウドを4箇所 ちゅいいいぃーん と削って
電動ファンの取り付け位置を低くしてあげました 所要時間は5分
これでおなかぽっこりくんと決別ですわ