フランソワ・アルヌ～ル♪のブログ一覧

みなさま　お姉様　ごきげんよう♪

はい 昨日でありますが ピストンがブローしていることを 現物で確認いたしました


キレイな顔してるだろう
これでブローしているんだぜ

このセリフも何度目なのでしょうネ


プラグを抜いてピストントップを確認すると 全てのピストンがオイルで光っておりました


プラグの焼けは悪くはありませんわね



0.4MPa掛けてリークチェックします

１番：0.1MPa以下=終了・・・・



2番：0.32MPa・・・・う～ん？


3番：約0.1MPa=こちらも終了確定です・・・・


ヘッドに吹き上がる大量のブローバイによって 真っ黒となったオイルが溜まっております



オイルパンを剥がします




なんだか この光景をつい先日も見たような気がしますが・・・勘違いですわよね

ヘッドを取り外しました





一縷の望みを託して 2番のピストンを取り出します


子メタルはスリ傷が目立ちますが 強いアタリによる偏磨耗はないようですネ




はい リークダウンテスターで0.4MPa掛けて0.32MPaという値であった2番ピストンです




お！ 大丈夫！？

と思ったのですが





割れておりました 終了でございましてよ


さて　続きは来週ですネ


そうそう 燃焼室はこんな感じでございましたわ






派手なノック音が聞こえたのですが それでダメージ受けたようには見えないのですけれど

なんにしましても 週末時間を使って直しますわ☆

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

さて フランソワは先日またしてもピストンをブローさせてしまったわけでありすが・・・

お恥ずかしい話ではございますが 実は2019年になってから

既に何度も

ミラバンのエンジンをアレしておりましてよ


さて その2019年を振り返ってみますわね

1.22 出勤時にピストンブロー（顛末は★コチラ★）

2.10 ピストン3個交換（EF-VE中古ピストンをオクで入手）
　　　シリンダーの偏磨耗と縦傷が気になっての自家製ホーニング

EF-VE中古ピストン


ホーニング前です






偏磨耗とキズが無くなるまでホーニング



これで直った！ と思いきや
数日経つと 通勤時エンジンが温まりきるまでマフラーから白煙を噴くようになりました

2.28 会社よりの帰宅時にスロットル大きめに開けたら 白煙がモクモク！？
　　白煙収まりません・・・・ＴＴ

3.21 新品EF-VEピストン3個（モノタロウにて購入）に交換
　　　EF-VE中古ピストンは実はブローしておらず

ピストンリングのランド落ちはしていませんでした？


只 ピストンリングがヘタっておりましたわ

2ndリング


隙間が狭いのがヘタったリングです
ちなみに2ndリングは鋳鉄なのでありましてよ

Topリングは鋼です ヘタりはちょいとありますネ



ということで 新品ピストン＆リングに交換してみたのですが・・・・

白煙は全く収まらず・・・・・ＴAＴ


3.31 これは”バルブシテムシールからのオイル下がり？ ではないか”と
　　　ついでに別のヘッドに交換


ストックのヘッドですが ダンボールを敷いた上に屋外放置してあったため 水分で腐食して微妙な凸凹が出来ちゃっておりました


このままではマズいので 過給圧でガスケットが吹き抜けないように シリンダーヘッド下面を自家製面研することに

面研労力を少しでも減らすため シリンダーブロックと接触しない部分は先に削り落としておきます





ロドスタ BPエンジンブロックという名の定盤

オイルを垂らしまして


ひたすら定盤の上でゴリります







黒ズミが腐食部分です なかなか無くなってくれませんでした

バルブも外してカーボン落としてバルブラッパーで軽くパコパコしてあげました
そしてバルブステムシールを新品に交換しましたわ

バルブコッターの組み込みがラクできるかなとバイク用の特殊工具を購入してみましたが 成功率は低かったです




念のため リークダウンテスターで圧縮漏れがないことを確認


0.03MPaほどの漏れがありましたが 温まっていないエンジンだとこれくらいであるかと

さてここまでしてみましたが

しかして 白煙は収まらず・・・・・ＴﾍＴ




もうコレはピストンとシリンダーボアのクリアランスが過多！ですわネ

4.4 オクでEF-DETエンジンを入手 ポチりました
【ミラバン】 ポチ♪ったエンジンの運び方 【EF-DET】

4.30 GW10連休ですわね

白煙吹いたエンジンをチェック


ホーニングしたシリンダー壁面がツルツル鏡面となっておりましてよ


組んだ時にはホーニング目があったのですけれどネ


　　　

はい その後の作業につきましては↓の記事にて報告しておりましてよ
【EF-VE+DETエンジン換装】 今日はこの辺で勘弁しといたるわ☆でしてよ 【ミラバン】
【EF-VE+DETエンジン換装】 今日はこの辺で勘弁しといたるわ☆でしてよ 折り返しを過ぎて【ミラバン】

【EF-VE+DETエンジン換装】 フランソワ 白煙吹くエンジンから開放される☆ でしてよ 【ミラバン】
【EF-VE+DETエンジン換装】 試走・・・そして問題発覚 【ミラバン】
【EF-VE+DETエンジン換装】 IHI RHF3 VQ37タービンハウジング削り加工☆異音問題 解決編 【ミラバン】
【EF-VE+DETエンジン換装】 「悪い話」と「さらに悪い話」 どちらを先に聞きたい? かしら 【ミラバン】

5.22
NEW!! → 【フルコン】 ふぅ なんとか致命傷（ピストンブロー）で済んだぜ★ でしてよ 【ミラバン】


天にまします 本田宗一郎様

願わくは 迷える子羊たるフランソワを

導きたまえ

ピストン ポチりました

みなさま　お姉様　ごきげんよう 川TﾍT


★速報★ です




©楠みちはる

まったくもって
その通りでございますわね・・・TﾍT

返す言葉もございません





あてくし フランソワはまたピストンをブローさせました

※2019年になって2度目でございましてよ

取り急ぎ ここに報告させていただきますネ★


ヘッドカバーのオイルフィーラーを取り外すと
大量のブローバイ吹いておりましてよ

ピストンがブローした時のログです


インマニ内圧力（kPa）とノックレベル


インマニ内圧力（kPa）と実際の点火時期 BTDC


インマニ内圧力（kPa）と実際の空燃比


インマニ内圧力（kPa）と充填率 ％（100＝660cc）


スロットル開度 ％ とインマニ内圧力（kPa）



みなさま　お姉様は会社から自宅への帰路で白煙噴出したことはございまして？

はい フランソワは 何度か ありましてよ


本日は定時退社デーでしたので ちょいとイロイロとツメましょうかね と 自宅到着前に燃料噴射タイミング変更によるパフォーマンスの違いのログ採りを行っておりまして
ああ 5000回転前にブーストリミットの1.4キロに到達しましたわ と確認したその後のことでありました

おぅ ヘヴィノック

あわてて スロットル閉じるも バックミラーに白煙が！？

はい またモノタローで純正ピストンを買って 直します

ええと 落ち込んではいません
ただ 5000回転では出てないヘヴィノックが 6000回転で起こった原因が不明で釈然としておりませんのです
原因を究明しておかないと またアレして しまいますからネ・・・ＴＴ

みなさま　お姉様　ごきげんよう♪

ミラバンにはZVW30プリウス 12孔インジェクターを使用しておりましてよ


品番：23209-39146
フル○ン先生のお墨付きでありまして 昨年4月に交換いたしましたわ

プリウスのインジェクターは300cc@300kpaとのこと






後期EF-DETインジェクターも12ホールでございます


EF-DETの純正インジェクターは↓こんな感じでついておりましてよ



さて プリウスのをつけると・・・・


うふふ 飛び出しておりますわネ

ブツはオクで適価にて調達いたしました



なんというか薄汚れておりますネ



12ホールです


EF-DETインジェクターの長さ



プリウス



取付長の違いは樹脂カラーとNBRのOリングをいれることで調整いたしました



コネクター形状も違いますので変更せねばなりません





フューエルデリバリーパイプの取り付け高さも厚い金属ワッシャ+樹脂カラーで調整です





あとはフルコンでインジェクター設定を変更すればエンジン始動＆走行できましたわ

さてポートへと飛び出してしまったインジェクターですが こういう最新技術もあるようですし ヨイ方向に効果が出ているのではないかしらネ

スズキ デュアルインジェクションシステム
【スズキの四輪技術】ポート噴射で直噴に近い効率を目指したデュアルジェットエンジン
自然吸気で「ノート」超え：スズキが「デュアルジェット エンジン」を新開発、「スイフト」の燃費を2割向上
デュアルインジェクション (Dual MPI) システムの新噴霧コンセプト - Denso:pdfです

さて インジェクターのコネクター交換の際に配線が短くて引っ張られて断線

一週間 ２気筒状態で通勤 していたことは お姉様＆みなさまの胸のうちにしまっておいてくださいましね★

ええ なんだか走らないですわね プリウスインジェクターの導入は失敗したかしら などと思ってしまいましたわ

効果ですか？
鰯の頭も信心から

古（いにしえ）よりの言葉には重みがあります

☆☆ オマケ ☆☆



☆後日談☆
この後 ピストン★ブローしたさいにヘッドを降ろしたときの画像でしてよ
















吸気ポートのどこがガソリンで洗われているかが わかりますわネ☆

みなさま　お姉様　ごきげんよう♪

GWに直したミラバンのエンジン 壊れずに通勤出来ておりましてよ

さてJB-DET界では評判が芳しくない IHI RHF3 VQ37ボールベアリングタービン

その評価は散々なようでありますわね

しかし あてくしはこのタービンがすごく気に入っておるのでしてよ

なぜならブーストが低スロットル開度・低回転数でも掛かってくれるからです

通勤速度でも余裕のトルクでするするとクルマが走って
極めて乗りやすい のです

さて本日の試走で過給圧1.4キロオーバーを確認いたしましたわ

スロットル開度37％ 4,000rpm インテークマニホールド圧243kPa=過給圧1.4キロ


スロットル開度30％ 4,900rpm インテークマニホールド圧243kPa=過給圧1.4キロ


ブ－ストリミッターを240ｋPa（過給圧1.4キロ）に設定してあるので 燃料カットが働いておりましてよ
又 燃料噴射量マップのマッチング中でして 狙っている空燃比は17.2なのですが 実測値は19近くになっちゃってますね


©楠みちはる
それでもブローしていないのですけれど☆

スロットル開度とインテークマニホールド圧平均値との関係は↓このようになってますネ

インテークマニホールド圧平均値の単位：kPa
100kPa＝約1気圧でしてよ

アレと言われているタービンでも ここまで（過給圧1.4キロオーバー）出来ます
過給圧1キロ辺りで使用するなら
タービン交換などしなくとも良いと云うことでありましてよ

IHI RHF3 VQ37ボールベアリングタービンはヤレば出来るコ

ご参考までに☆