
18 第207回

「おはようございます(^^)これから、都内方面に用事を済ませに行くので、今のうちに上げてしまおうと思いついた日曜日の朝」

「さて、前回の第206回では……」

模型講座の新たな試みを試験採用。なるべく、実車に合わせてみましたが、いかがだったでしょうか?

「模型講座第12回目のお題。わかっちゃった方は、いるとは思いますが……」

今回の模型講座のお題は、アオシマ製 日産セフィーロ( ´∀`)最近、再販された改良版ですね(^^)

アオシマのセフィーロは実車の発売と、ほぼ同時期に発売となったので、かなり長寿なキットです。

日産セフィーロ。

「初代となるA31型セフィーロが発売となったのは、昭和63年の9月。翌年1月に、昭和天皇が崩御された為、残念ながら昭和最後の夏となってしまいました」

「スタイリッシュなパーソナルセダンを指標にしたセフィーロは、そのキャラクターを強調するべく、異例の広告展開に力が注がれました(^^)」

宗教学者の中沢新一さん、演出家の和田勉さんが「新しい日産を見るまでは、クルマは買えないね!」、そしてシンガーソングライターの井上陽水さんが「どうもキーワードは”くうねるあそぶ”らしいですよ」と発し、発売の準備を整えました。

満を増して、1988年9月1日。セフィーロ発売。

デビュー後のイメージキャラクターは、井上陽水さんが担当し、テレビCMでの「みなさん、お元気ですか〜?」のフレーズが一斉を風靡しました(^ω^)

「そんな、日産セフィーロ。深夜の峠だったり、深夜の大黒だったり……みなさんは、この車にどんなイメージがありますか?」

もちろん、往年の刑事ドラマファンの方には、「もっとあぶない刑事」に登場する、覆面パトカーの港306だったり(笑)

ちなみに、初代セフィーロは、当時アイルトン家のファミリーカーでもあり、思い出深いクルマ(^^)確か、親戚の家にも淡い褐色?の前期型セフィーロがありました。それにしても、MOMO製ギブリ3が泣かせます(汗)

そんな、セフィーロ最大の特徴は”セフィーロ・コーディネーション”と呼ばれた、エンジン、ミッション、サスペンション、内装生地、内装色、外装色を自由に組み合わせる事が出来た事( ´∀`)実に、800通りを超える選べる楽しみが、魅力となりました(^ω^)
そんなセフィーロは、2度マイナーチェンジを受け、簡単に……

↑前期

↑中期

↑後期

と、進化熟成されていきましたが1994年に2代目となる、A32型にバトンを渡し、初代セフィーロは惜しまれつつも生産を終了する事になりました( ; ; )

今回制作する、アオシマ製セフィーロ。実車のデビューと、ほぼ同時期に発売となった為か、初期のキットは前期型をモデル化。その後、実車が中期型になった際に金型を弄ってしまい、前期型を再生産出来なくなってしまったと言う、知る人ぞ知る問題のキットとなっています(笑)

参考までに、コレが初期キットの前期型。当時父親が、自分の車に近い仕様で制作したらしく……(付属のナンバーデカールが、横浜なのが、あぶデカを思わせますね(笑))

プラモデル自体の設計が古い為か、正直「あれ?セフィーロって、こんな感じだっけ??」と言う、造形の不備が見当たりますが、まぁ仕方がないっす(爆)

今回は、アイルトンコレクションに所蔵する資料を引っ張り出し……

3、4年前に買っといた雑誌が、ようやく役に立つ事に(笑)

後期型のカタログ(爆)

中期型のカタログ!

「何で、そんな物まで持ってるのかって?”それは♪ひみつ♪ひみつ♪ひみつ♪秘密のアイルトン〜♪♪”ってな感じで、内緒です(笑)」

丸目のプロジェクターが特徴のセフィーロですが、角目もなかなか味がありますね〜( ´∀`)

とりあえず、ボディーカラーは中期型のこの9色(カタログには、「プレーンな白もあります。」と書いてあるので、正確には10色)から、チョイスしたいと思いますが……

「やはり、アイルトン的には黒一択!モデル(前期、中期、後期)には、あまり執着はしませんが、アイルトン家のセフィーロは黒でして、黒だけは絶対に譲れない幼少時の思い出( ^ω^ )」

それにしても、「我ながらよく完璧な状態で持ってたものだ」と感心(爆笑)これからも、大切に保管していきたいものです(^O^)

ボディーの成型色は、白。長寿キットの為、期待はしてなかったのですが、想定していたよりはバリやヒケなどは発見出来ず(^ ^)

とは、言っても最低限のバリや、パーティングラインなどはあるので……

800番、1000番辺りの紙やすりなどを使い、綺麗に研磨して行きましょう(^ν^)

今回のリニューアル版では、おまけパーツで、前期型グリル&テールランプ、後期型グリル&テールランプが付属されますが、セフィーロって前後バンパーのデザインが皆違うんすよね〜(汗)

溝をニードル棒で軽く彫り直し……

光を透かすと、気づかなかったパーティングラインが姿を見せますので、抜かりなく消して行きましょう(^ ^)

ある程度、ボディーの修正を済ませたら……

削りカスなどを、お水と石鹸でジャブジャブ洗い流し、水気を完全に拭き取ります(*´∀`*)

そして、次回は塗装工程。この後から、雲行きが怪しくなってくる、模型講座第12回目(爆汗)お楽しみに(^-^)

「お付き合いありがとうございました(^∇^)」
Posted at 2018/09/23 04:53:56 | |
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