
19 第224回

「皆さん、こんにちは(^^)夏休みも3日目の夕方。暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?」

「エアコンのある車で「暑いと思うのは気持ちが弛んでるからだぜ!」と、帝国軍人的思想で、窓全開汗だくでドライブをしている奴を、私は知ってる」

「暑い猛暑の時には、エアコンを使わないとダメですね!」

「聞いてるのか、アイルトン!!!!!」
さて

第222回からスタートとなった、アウディ クワトロ制作(^^)

第222回では、下準備。

第223回では、塗装&デカール貼りを行いました♪( ´▽`)

「今回は、最終回!組み立てから、完成まで行きますので、お付き合い下さいませ(^-^)」

まずは、腹周りのフロント側から。

用意しておいた、ホイールとタイヤを合体させ

新品タイヤの為、硬化してないハズなんですが、不思議とメチャ硬くてホイールを組むのも一苦労(笑)

タイヤと足部品は、短いシャフトの先端に少量の接着剤を付けて合体させ、シャーシに組み付けます。

もう片側も同じようにセットし

ピンセットなどを使うと、効率良く組み込む事が出来ますね♪(´ε` )

ラリー用のアンダーガードを装着すれば、フロント側は完了(^-^)

次にリア側。

まぁ、基本的にはフロント側と構成は変わらないので、同じ要領で組み込んで行きますが……

部分的に、接着面の少ない箇所があるのでアロンアルファなどで補強接着しておいたほうが、安心かもしれません(爆)

エキゾーストは、ほとんどシャーシにモールドで再現されていて、部品らしい部品は出口付近だけ(笑)

「一昔前のフジミ製などに、よく見られた構成手段ですね(爆)」

細かい部品を仕込めば、リア側も完了です!

着地(^з^)-☆

その着地した、シャーシの内装側を組み立てて行きます。

世の多くの車のプラモデルは、バスダブ式の内装部品の中に、各部品を仕込んで行きますが、直置きタイプ。

シートや、消化器などを接着し

ドアトリムを貼り

自慢のメーターパネル。貼ったり塗ったりしても、完成すると見えないんすよね(悲)

ステアリング周りを組み立てて

それを仕込む前に、ロールケージを組み立てて行きます(^-^)

リア側から接着し

サイド側を組み立てますが、サイドバーがドアトリムに干渉して、なんか微妙……

「サイドバーとドアトリムの、クリアランスが無いんですよね。仕方がないので、破損覚悟で少しライターで炙り、当たる部分を逃して対応しました。仮にダメにしちゃっても、ランナーを加工して作り直せば問題無し(笑)」

反対側も同じ加工を施し、組んで行き

次は、ボディー周り(^з^)-☆窓枠塗って行きます。

マスキングはメンドくさいので、恒例の1発集中塗りを敢行。全面完了まで、約20分。
当ファクトリーは、スピードを最重要視しております(`_´)ゞ

窓枠以外の箇所も塗り進めて

ある程度乾いた後に、窓部品を接着しますが、さすが期待を裏切らない質の悪さ(爆)右に合わせると左に隙間、左に合わせると右に隙間。挙げ句の果てに、真っ直ぐ合わせてるハズなのに、リアから見ると左右違う……

「この辺りは、適当にご自分が妥協出来るレベルで仕上げて行けば良いと思います。言わなきゃ、分からん」

ボディーに細かい外装部品を接着して行きます(^-^)ワイパー

ワイパー取り付け用の穴が左右微妙に径が違うので、小さい場合は穴を広げると良いでしょう!

ドアミラー

予め塗っておいた、テールランプ。↑コレ、かなり削らないとボディーに収まらないのでバリバリ削っちゃいましょう♡

そして、ヘッドライト。レンズ部品は別のクリアパーツなので、ピンセットなどで仕込み……

ヘッドライトなどをボディーに組み込みますが……

かなりキツキツなので、ヘッドライトも上下部分を少し削って調整して、ボディーに収めます。

フロントグリルも同様(爆)

こんなもんでしょう(^з^)-☆

リアウイングを装着して、いよいよ合体!!!

最後に、鉢巻などを貼って

完成!!

ヨーロッパはイタリア。イタレリ製1/24スケール アウディ クワトロ ラリーが、アイルトン模型講座シリーズに堂々登場(^-^)

部品点数的には、かなり少ないのですが、その少ない構成でありながらカタチにすると、なかなか(笑)

カチっとした雰囲気ですが、部品の精度を日本製プラモデルと比べてしまうと……(爆笑)

ただ、ボディー造形などは特に違和感もなく、今にでもアウディ製直列5気筒ターボエンジンの曇ったエキゾーストノートが聞こえてきそうな雰囲気を醸し出しています。

80年代の世界ラリー選手権。曲がりにくい特性でも4WDのクワトロは、十分にアドバンテージがあった時代。ミスファイアリングシステム、左足ブレーキなどを駆使して激走していた、クワトロ使い達を思うのは自分だけではないハズ。

後に登場しWRCを席巻する事になる、インプレッサWRX、ランサーエボリューション、セリカGT-FOURなども、この車無くしては無かったも同然。

そんな、4WDの歴史を大きく変えたアウディ クワトロに想いを馳せ、制作してみると面白いのかもしれませんね(^-^)

「いかがだったでしょうか?アウディ クワトロ制作編。モータースポーツの世界を変えて、カテゴリーによってはあまりの強さに「4WD禁止」と言う伝説をも作ったクワトロシステム。そんな歴史的名車を今回お題としました♪(´ε` )」

「次回のお題はまだ決まってませんが、タイミングを見て投入させてもらいますね(笑)」

お付き合い

ありがとうございました〜♪